キャンプは好きだけど、今までバーベキューコンロを持たず、ずっとガスコンロだけでした。
やっぱりバーベキューコンロがあると、日常のバーベキューにも使えるし、キャンプの料理の幅も広がるし、寒い夜は焚き火が出来ていいなぁとずっと思っていました。
そして、検討に検討を重ねて選んだものがユニフレームの「ファイアグリル」でした。
シンプルな構造で組み立て、撤収が簡単で買って良かったです。
スノーピーク「焚き火台」と比較
最初、バーベキューコンロを買おうと悩んでいたときにまっさきに気になっていたのが、スノーピークの焚き火台Mでした。
多分、こちらと悩む人は多いと思います。
ユニフレームもスノーピークもどちらもシンプルな構造で長く使えそう。
さらに、どちらも組み立て、撤収が簡単そう。
どちらかと言えば欲しいのはスノーピークでした。
だってやっぱりかっこいいんだもん、、、
しかし、気になるのはやっぱり値段。
ユニフレームは6,900円で焚き火もバーベキューもできるセットが購入できますが、スノーピークの焚き火台Mで焚き火ができて、網焼きまでできるようにセットを買うと30,000円以上します。
欲しいものは欲しいけど、やっぱり価格は大切。
独身のときなら買っていたかもしれないけれど、やっぱり子どもがいると金額にシビアになってきます。
毎日使うものにお金をかけるならともかく、たまにしか使わないものなので、まずはコストパフォーマンスの良いものを選ぼうということで、今回はユニフレームのファイアグリルにしました。
ファイアグリルラージとの比較
ユニフレームのファイアグリルには「ラージ」というサイズがあります。
通常サイズ | ラージ | |
サイズ(使用時) | 約430×430×330(網高)mm | 約570×570×390(網高)mm |
サイズ(収納時) | 約380×380×70mm | 約485×485×90mm |
材質(炉・ロストル) | ステンレス鋼 | ステンレス鋼 |
重量 | 約2.7kg | 約5.5kg |
分散耐荷重 | 約20kg | 約20kg |
定価(税込み) | 6,900円 | 10,800円 |
ラージは通常サイズよりも一回り大きくて、焼き面積は約1.6倍になります。
ラージも良かったのですが、焼き面積を増やしたかったらファイアグリルをもう一つ買えば良いと思っていたので、通常サイズにしました。
金額もラージになると1万円以上になるので、手頃感がなくなるのもマイナスポイントかな。
ダッチオーブンは置けるのか?
耐荷重的にはダッチオーブンを置いてもなんの問題もありません。
ユニフレーム公式サイトのファイアグリルラージサイズではダッチオーブンを2つ乗せている画像もありました。
ただし、ダッチオーブンを使用するときには、通常の網だと重さに耐えられないので「ヘビーロストル」を使用する必要があります。
囲炉裏テーブル
ファイアグリルと組み合わせて使うと良いのが「囲炉裏テーブル」です。
正式名称ではないですが、ファイアグリルの周りに囲うように置くテーブルのことです。
実際に組み合わせてみると「これって最強なんじゃないか!」と思うくらい相性が良いです。
周りにテーブルを置くことで、調理前の食材、焼けたもの、飲み物などたくさんものを置くスペースができて、焼く、食べる作業が快適になります。
周りにイスを並べることで、みんなで集まってワイワイできるのが楽しいです。
食事が終わったら串にマシュマロやソーセージを刺して、のんびり炙ってお酒を楽しんだり、焚き火を見ながら談笑してゆったりできました。
火の周りをテーブルで囲うと、子供が近づけなくなるので、安全対策にもなります。
ユニフレームファイアグリルの使い方
今回購入したのはアマゾンのファイアグリルと専用のケースがセットになっている商品。
バーベキューが終わったあとに適当に片付けして、汚れたままのファイアグリルをざっくり収納したくて、専用ケースは必須でした。
とはいえ、専用のケースがついているものも付いていないものも同じ6,900円でした。
だったらケースが付いている方が良いですよね。
外箱はこんな感じでやっぱりおしゃれとは程遠い。
箱の画像を見ると、そのままダッチオーブンも乗せることができるようです。ダッチオーブンは重いので、そのまま乗せることができない商品もありますが、ファイアグリルは分散耐荷重が20kgあるそうなので大丈夫です。
箱を開けようと思って見てみるとなぜかテープが剥がれた跡がありました。
もしかしたら誰かが返品した商品かもしれません。
中はこんな感じ。
専用ケースは一緒に箱の中に入っていたので、もしかしたら先程のテープを剥がした跡は専用ケースを入れたときのものかもしれません。
一通り確認すると角が少しだけ曲がっていました。
まあ、これから何回もキャンプに連れていけば、それくらい気にならなくなるんじゃないかと思って返品は考えませんでした。
コンロの足はこんな感じで簡単に組み立てられます。
足の上にコンロを乗せて完成。
完成までの時間は約1分。
すごく簡単でした。
アウトドア用品って現地でいきなり使おうとするとあたふたするものがあり、事前に家で組み立ての練習をしたりしますが、このユニフレームのファイアグリルはそんな心配が一切いらないシンプル構造でした。
ファイアグリルの片付け
使い終わったら足をたたんで、すべて中に入れるだけ。
ざっくりケースに入れて片付け終了。
本来はロストルの上や下に落ちた食材や炭、灰などがありますが、ロストルの下に厚手のバーベキュー用のアルミシートを敷いておけば、火を消してアルミシートを丸めるだけで片付けが完了するのでおすすめ。
最後に収納ケースに入れれば、片付け完了。
専用ケースも汚れや破れに強そうなしっかりしたケースでした。
実際に使ってみて
実際に使ったときの写真を撮り忘れてしまったので、文章で説明します。
組み立てはまったく問題なく、簡単でした。
炭の火付けもスペースが広くてつけやすい。
焼きスペースは網の真ん中になるので、ちょっと少ないかなと心配していましたが、そんなこともなく、家族4人でも良い感じのスペースでした。
周りの火が届かない場所は焼きあがったものを置くのにちょうど良いスペースになりました。
想像以上に考えられて作られていてびっくり。
片付けも編みを洗って、ロストルという炭を置く穴の空いた鉄板をさっときれいにして、コンロに落ちた炭を片付けて終了。5分くらいで終わりました。多少汚れが残っていてもケースに入れてしまうので、気になりません。
もっと早く片付けがしたい場合はアルミホイルを敷いておくと撤収がもっと楽になります。
拡張性がある
鉄板や鍋を上に吊るすハンガーも別売りしていて、今後の拡張ができるのが楽しみです。
ユニフレームのカタログに載っていたのですが、ファイアグリルは2つでも収納サイズがあまり変わらないそうです。
グリルが2つあれば、一つはじっくり作るダッチオーブン料理に使ってもう一つはバーベキューに使う。バーベキューが終わったら、ダッチオーブンでじっくり調理しながら焚き火を楽しむなんて楽しみ方もできそうで、夢が膨らみます。
ファイアグリルの買い増し、良さそうです。
長く使っている人のファイアグリルを見せてもらった時に、炭を置く穴の空いた鉄板「ロストル」が結構曲がっていたのが気になりましたが、曲がったら自分で曲げなおして使っているからまったく問題無し。
ロストルの買い替えも1,600円くらいでできるそうです。
パーツが別売りで販売していると、長く使えそうで安心します。
6,900円の価値あり?
購入時の価格は6,900円でした。ケース付きで6,900円なら買う価値有りだと思います。
ただ、ものはしっかりしていますが、構造がシンプルなのでもう少し、、、5,900円くらいだったら最高でした。
まあ、ケースが1,000円で本体が5,900円だと考えたら妥当な金額かもしれません。
評価は
やっぱりスノーピークを見た後だとデザインが気になってしまうので、星4つです。
でも、コストパフォーマンスや使い勝手などを考えると総合力は高い商品です。
設営、撤収がものすごく簡単なので初心者でも安心して使える商品だと思います。
追記 アマゾンでコピー商品発見
いつものようにアマゾンウォッチングをしていると、なんとユニフレームのファイアグリルにそっくりなグリルを見つけました。
本家はケース付きで6,900円ほどでしたが、こちらはケース付きで4,680円。
今はセール中で「アウトレット本体」とケースのセットで3,980円という激安でした。
形はほぼいっしょで、サイズも微妙に違うだけのようです。
レビューも★4.2とまあまあの評価でした。
話は変わりますが、以前アウトドア雑誌にちょっとした焚き火用として紹介されていた「ソロストーブ」。
2重壁構造になっていて、1時燃焼で下部の通気口から空気を取り込んで、その空気がストーブの内壁で加熱され上昇し2時燃焼することで、松ぼっくりや小枝などのちょっとした燃料でも良く燃え、炭がほとんど残らないというスグレモノ。
荷物が少なくなるので、ソロキャンパーに人気らしいです。
「かっこいいな〜、ほしいな〜」と思っていたのですが、1万円くらいするのでなかなか手が出ない、、、
と、思っていたらこちらもアマゾンで同じような商品が売られていました。
しかも、1,598円という激安。
レビューも★4.0とまあまあなので、ちょっと気になっています。