「この記事ってどんなキーワードで検索されて読者が流入しているのかな?」という疑問を持ったことはありませんか?
人気の記事ならGoogleの「サーチコンソール」の画面で簡単にわかりますが、これから育てようと思っているようなアクセスがまだ少ない記事だと探すのが大変ですよね。
そこで、サーチコンソールを使って特定の記事の流入キーワードを探す方法を紹介します。
個別記事の流入キーワードがわかると良いことあるの?
もちろん、いいことありますよ!
狙ったキーワードで一位が取れているような人気記事は、記事のボリュームを増やしたりとやることが明確ですよね。
しかし、まだまだアクセスの少ない記事はどうやってアクセスを増やしたら良いかわかりにくいでしょう。
コンテンツを増やしたり、記事のボリュームを増やすのも良いですが、できれば方向性を決めてから作業をした方が効率が良くなります。
さらに、特定の読者向けにキーワードを絞ったりすることで、アクセスが上がったり、商品の購入率が上がったりします。
簡単に言うと、
- 無駄な作業が減らせる
- Googleにどんなキーワードで認識されているかわかる
- 検索順位を上げる方向性が決められる
という感じです。
具体的に説明したほうがわかりやすいので、ここからは具体例を使って解説していきます。
あの記事って検索されているのかな?
毎回同じところでコーヒー豆を買っているのですが、一番最初に買ったときに記事を書いたことを思い出しました。
「そういえば、あの記事ってアクセスあるのかな?」
アクセスを調べてみると、どうやら2日に1アクセスくらいはあって、月間では15アクセスくらいあることがわかりました。
ちなみに、このブログはAFFINGERという有料テーマに、AFFINGER公式の「PVモニター」という有料プラグインを入れているので、WordPressの管理画面からアクセスがわかります。
この記事はぼくがいろいろネットを調べて探した安いコーヒー豆を実際に注文して紹介した記事です。
アクセスが増えれば、もっとコーヒー豆が売れるんじゃないかと思って、現在どんなキーワードで検索されているのか調べてみました。
サーチコンソールで個別記事のキーワード調査する方法
まずはGoogleの「サーチコンソール」→「検索パフォーマンス」を開きます。
すると、検索からのアクセス順にページが表示されます。
次に下のタブから「ページ」を開きます。
そして、右側の「下向きの三本線のマーク」→「ページ」をクリック。
すると検索バーが出てくるので、そこに検索したいページのアドレスの一部を打ち込みます。
このときは調べたいページが、
「https://neobp.net/drink-sawaicoffe2kg/」
だったので、「cof」と打ち込んだ時点で、目的のページが出てきました。
目的のページをクリックすると、そのページに関するデータが出てきます。
つぎに「クエリ」をクリック。
このページから目的のページが、
- Googleからどんなキーワードで認識されているか
- どのキーワードでどれくらいアクセスがあるか
- どのキーワードでどれくらい検索画面で表示されているか
がわかります。
この画面から見つけるキーワードは、
- 表示回数が多いけど、クリック数が少ないキーワード
- 狙ってなかったけどCV(コンバージョン)が高そうなキーワード
です。
「表示回数が多いけど、クリック数が少ない」キーワードはコンテンツを充実させて検索順位を上げれば一気にアクセスが増えるキーワードなので、そのキーワードで検索する読者にむけた記事内容にリライトしていくと良いです。
「狙ってなかったけどCVが高そうな」キーワードは、いわゆる「お宝キーワード」です。
この記事を書いたときはキーワードをあまり意識してなかったのですが、サーチコンソールで調べてみると「コーヒー豆 コスパ」というキーワードで何度も表示されていることがわかりました。
「コーヒー豆 コスパ」というキーワードで検索する人は、
「コスパの良いコーヒー豆を探している節約志向が高いけど、コーヒーをたくさん飲みたい人」
という人物だと想定できます。
そういう人に「このコーヒー豆が如何に安くて美味しくてお得か」を伝えることができたら買ってくれそうじゃないですか?
そこで、記事をリライトして、このコーヒー豆が「いかにコスパが良いか」ということを訴える内容に変更して、タイトルもそれに寄せて、
・3年以上リピート中!コスパ最強コーヒー豆「澤井珈琲500g×4袋 2kg」
に変更しました。
お宝キーワードを探そう!
以前、この方法でとあるショッピングモールに関して書いた記事をチェックしてみたら「〇〇モール セール」というキーワードで検索画面で表示されていることがわかりました。
その記事は元々もっと漠然と「〇〇モール」の全体を紹介した記事で、その中にセール情報を入れてあっただけでした。
その後、記事をセール情報中心の内容にしてリライトしたところ、「〇〇モール セール」の検索順位が2位まで上がり、今でも毎月その記事だけで1,000〜2,000アクセスを稼ぐようになりました。
この方法の素晴らしいところは「結果が出るまで早い」ことです。
すでにGoogleに認識されていてある程度検索順位が高いけど内容がズレているものを修正するので、検索から来る読者の満足度も上がりやすく、アクセスが増えるのも早いです。
気合を入れて長文で書いた記事だけど、アクセスが全然ないなぁという場合は、一度サーチコンソールで記事ごとに検索キーワードをチェックしてみると良いですよ!