長年100円ショップのオイルポットを使っていたのですが、ついに以前から気になっていたオイルポットを購入しました。
それは「野田琺瑯のロカポ」です。
真っ白でスッキリした野田琺瑯っぽいデザインのオイルポット。
今までのオイルポットと違って使い終わった油を「ろ過」できることが最大の特徴。
それではさっそくレビューしていきましょう!
野田琺瑯のロカポとは?
日本で一番有名な琺瑯容器メーカーの「野田琺瑯」が作ったオイルポットです。
ちなみにホーローとは金属にガラスを吹き付けた製品で、金属ならではの強さとガラスの美しさ、手入れのしやすさを併せ持った素材です。
オイルポットにホーローを使うことで、油の質や風味の変化を防ぎながら保存できます。
キッチン用品はホーロー製のものが多いですね。
今回紹介する「ロカポ」は、ホーローで作られたオイルポット。
最大800ccの油を一度に濾すことができます。
野田琺瑯ならではのシンプルなデザインが素晴らしいのですが、油をろ過できるのも大きな特徴です。
専用の活性炭入りフィルターを通すことで油をろ過する仕組みになっています。
ロカポのレビュー
ロカポは外箱もシンプルでかっこいいです。
ちょっと無印っぽいですね。
中に入っていたものは、
- 説明書
- 本体
- フタ
- フィルター用の枠
- フィルター
- 網
の6点です。
フィルターはこんな感じで密閉されていました。
袋の中には大きな白いフィルターが入っています。
ポットにフィルターをセットします。
オイルポットの上部からフィルターまでの距離が長いので、大量の油を一気に注ぐことができます。
フィルターが上に付いていると、ちょっと油を注いでろ過待ち、またちょっと油を注いでろ過待ちと時間がかかってしまうので、一気に注げるデザインは素晴らしいです。
一番上に大きめの油かすをキャッチする網をセットして完成!
ロカポの大きさ
800ccもの大量の油を一度の濾すことができるので、本体は結構大きめ。
350ml缶と比較して二回り以上の大きさがあります。
サイズは、
- 高さ:約20cm
- 取っ手を含めた最大幅:約18cm
と、まあまあの大きさなので、収納に余裕を持たせてから購入した方が良いです。
ロカポを半年間使ってみて
実際にフィルター交換無しで半年間使ってみました。
ちなみに我が家の揚げ物頻度は、家族4人で週に1回です。
揚げ物のときは毎回古い油に新しい油継ぎ足して使っています。
半年使うとさすがにろ過能力が落ちてきていて、そろそろフィルターの交換時期かもしれません。
フィルターが新品のときは、透き通るくらいきれいな油で感動しました。
ろ過した油を使うときには、フィルター部分を逆さにしたフタの上に置けます。
フィルター部分にはつまみが付いていて、手を汚さずに移動できるよう工夫されていました。
揚げ物のカスは一番上の網げ引っかかるようになっています。
一番上の網は簡単に取れるので、網だけ洗うことも可能です。
交換用カートリッジは代用品も可能
ロカポの交換用カートリッジは2個セットで1,500円くらいで売られています。
野田琺瑯 活性炭カートリッジ2コセット NOL-C2P(1セット)
純正品は1個700円程度と結構高いですよね。
こちらのカートリッジならロカポのカートリッジとほぼ同じサイズで代用品として利用でき、一つ400円くらいで購入できます。
実際に代用品を購入して使ってみたレビューは、こちらに詳しく書いてあります。
▼詳細はコチラ
-
【野田琺瑯ロカポ】カートリッジフィルターの代用品を紹介・レビュー
続きを見る
評価は
今回にしたレビューのポイントは以下の通り。
ポイント
良い点
- デザインがシンプルでかっこいい
- 大量の油を一気にろ過できる
- 構造がシンプルで手入れが簡単
- 蓋を裏返してフィルターが置けるなど、使い勝手が良い
- 油がものすごくきれいになる
悪い点
- サイズがちょっと大きい
- ランニングコストがかかる
という点を踏まえて評価しました。
使い勝手などは文句なく、デザインまでよく考えられた製品ですが、やっぱりネックになるのがフィルター料金。
本体が5,000円くらいなので、正規品のフィルターを買っていたら7個くらいで本体が買える値段になっちゃいます。
まあ、メーカーの都合もあるので正規品のフィルターを安くするのは難しいかもしれませんが、消費者としては100円ショップで同じ様なフィルターが出て欲しいと願うばかりです。