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【予告編で泣ける】子育て中の夫婦で見たい映画「ワンダー君の太陽」ネタバレ有りの感想

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「ワンダー 君は太陽」は、2017年に公開された、スティーブン・チョボスキー監督によるアメリカ映画になります。

R.J.パラシオの2012年の小説「ワンダー」を原作としています。

原作小説はニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト第一位を獲得し、世界各国でも翻訳され、800万部を突破した人気作品です。

すぐにハリウッドでも争奪戦になり、日本でも大ヒットとなったディズニーの実写版「美女と野獣」のプロデューサーが権利を手にし、ついに映画化が実現しました。

 

全米で公開されるや絶賛の声が拡がって、5週連続トップ5入りを果たし、全世界興収300億円の大ヒット!プライムビデオの評価も高評価の5!

国境と年代を超えて世界中の人々の心をわしづかみにしました。

 

そんな「ワンダー 君は太陽」の魅力と感想を紹介しますので、これから見ようと思っていて作品の詳細を知りたい方、すでに見たので他の人の感想が見たいという方はぜひ読んでみてください。

ネタバレのありですので、ネタバレが嫌いな方は読まない方が良いです。しかし、この作品はネタバレしても感動が無くなる作品ではないと思います。

 

「ワンダー 君は太陽」のあらすじ

10歳の男の子オギーは、遺伝子の疾患で、人とは違う顔で生まれてきた。

27回もの手術を受けたせいで、一度も学校へ通わず自宅学習を続けてきたオギーだが、母親のイザベルは、夫のネートの「まだ早い」という反対を押し切って、オギーを5年生(中等部)の初日から学校に行かせようと決意する。

学校生活の中で、傷つきながらも周りの人々の助けを借りて成長していくオギーと彼にかかわるすべての人にとって、忘れがたい1年の物語です。

 

たくさん傷つくこともありながら、オギーが、周りの人たちをどんどん変えていく、そんなワンダーなお話です。

この映画はアマゾンのプライム・ビデオで見ました。

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監督 スティーブン・チョボスキー

2006年 演劇界のアカデミー賞であるトニー賞など、数々の賞に輝く伝説のミュージカルを映画化したRENT「レント」の脚本家としてデビュー。

2013年 自身のベストセラーとなった小説「ウォールフラワー」の映画化でメガホンをとり、監督を務めています。

2017年ディズニー映画の実写版「美女と野獣」の脚本を務めたスティーヴン・チョボスキー。

次回作には、ディズニー映画「prince Charming(原題)」の監督・脚本も決定しているアメリカの小説家、脚本が、映画監督です。

来日の際には、京都や広島に訪れるなど、親日家としても知られています。

 

監督は、原作の「ワンダー」が大好きで、原作のファンだったらどのように映画化するかを考えて作ったそうです。

そのため、原作にかなり忠実に作り、時間が限られている中で、より完結するためにカットした部分はたくさんありますが、原作の持つスピリットを捉えよう努力されたようです。

ただ、原作よりも主人公の両親について、膨らませたそうです。原作の「ワンダー」も読んでみたくなりました。

 

また映画の中に「スター・ウォーズ」の要素がたくさん出てきていますが、原作に基づいて製作されています。

ただ、監督も「スワー・ウォーズ」が大好きで、劇中のハロウィンの日に登場するダースエイダーの頭は、監督が子どものころから持っており私物だそうです。

 

原作者 R.J.パラシオ

グラフィックデザイナーとして活躍していた、R.J.パラシオが、初めて書いた小説が「ワンダー」この映画の原作になります。

2013年、新人作家のデビュー作が、いきなりニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト第一位を獲得し全米を驚かせました。

この作品はフィクション映画ですが、原作者のR.J.パラシオさんの実体験がきっかけでつくられたそうです。

 

原作者さんが息子二人とアイスクリーム屋さんに出かけた時の事。隣のベンチに頭部の骨格に障害をもった女の子が座っていたそうです。

それを見た下の子がびっくりして泣き出してしまいました。

原作者さんは、女の子を傷つけないようにその場を急いで離れようとしたのですが、急いでいたので、上の子が持っていたシェイクをこぼして状況が悪化してしまったそうです。

 

その後自分がとった行動や、相手の反応、そして子供たちにどうするべきだったのかを考えたことがこの作品ができるきっかけだったそうです。

実際に、このアイスクリーム屋さんの出来事が作品中にも出てきました。

 

プロデューサー デヴィット・ホバーマン

劇中に出てくる「スター・ウォーズ」はディズニーの傘下であるルーカスフィルムが

使用権利を持っています。

 

どうやって使用許可を手に入れたのか?!

このプロデューサーのおかげでもありました。

 

彼は、30年にわたりディズニーと仕事をしてきた方で、キャスリーン・ケネディ(映画プロデューサー/ルーカスフィルムの社長)に電話をして、「これは特別な作品なので、本と脚本を読んでください。もしあなたたちがサポートしてくれたら、すごく嬉しいです」と話してくれたのです。

それに彼らが同意をしてくれ、劇中のスターウォーズ使用権利を手に入れることができたそうです。

スターウォーズのファンにとっても、嬉しい作品になってますね。

 

メイクアップアーティスト アリエン・タイテン

第90回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされたスタッフにより、特殊メイクの力を借りました。

オギーのメイクを担当したのが、映画「マレフィセント」でアンジョリーナ・ジョリーのメイク担当をしたほか、映画「アリス・イン・ワンダーランド」で、世界観にマッチさせるメイクを施してきたアリエン・タイテンです。

特殊メイクのプロですが、本作のメイクは従来よりも時間を費やし、撮影が始まる2年も前からリサーチをはじめ、2カ月もの間、試作の改良を重ねてついに完成させたメイクだったそうです。

さらに、通常の特殊メイクは3時間ほどかかるのが通常だが、11歳の子役の限られた労働時間を考慮して、メイク時間hあ90分と大幅に短縮しなければいけなかった。

 

完成したオギーの顔は、細やかな表情の動きを反映するために薄く作られており、表情からオギーの気持ちが汲み取りやすくなっている作りになっています。

 

撮影 ドン・バージェス

「フォレスト・ガンプ」でアカデミー賞にノミネートされたドン・バージェス。

 

衣装 モニク・プリュソム

「Drパルナサスの鏡」でアカデミー賞にノミネートされたモニク・プリュソム。

 

音楽監修 アレクサンドラ・パットサヴァス

「トワイライト」シリーズのアレクサンドラ・パットサヴァス。

 

登場人物について(出演者、演技、良いシーン)

【主人公】オーガスト・ブルマン(オギー)

演:ジェイコブ・トレンブレイ

吹き替え:加藤央睦

 

オギーを演じたのは、「ルーム」で映画デビューし、映画史上最高の天才子役の一人と絶賛されたジェイコブ・トレンブレイです。

ジェイコブは、オギーのトリーチャー・コリンズ症候群の子どたちを自ら訪ね、リサーチや交流を続けていたそうです。

 

トリーチャー・コリンズ症候群とは10.000人に1人の新生児に見られる遺伝子疾患。日本国内では、50.000人に1人の割合で見られる。下に垂れ下がった目、耳の変形、頬骨の不形成などが典型的な特徴。

 

ジェイコブ自身とオギーとの共通点も多く、ジェイコブもスター・ウォーズが大好きだそうです。

ジェイコブの飼っている犬の名前は、レイ。

オギーの飼っている犬の名前は、デイジー。

と、両方ともスター・ウォーズに関連した名前になっているところが、面白いですね。(スターウォーズに出てくるレイを演じたのがデイジー)

 

見ている人の心つかむ演技

特殊メイクで素顔を隠しての演技ですが、それを感じさせないほど存在感のある演技でした。

泣きながら「なんで僕は醜いの?」と声を震わせて言った時の演技は、見ている人の心を引き込みます。

面白くて、キュートで、好奇旺盛なオギーを、セリフだけではない演技でうまく表現していました。

 

【主人公の母】イザベル・ブルマン

演:ジュリア・ロバーツ

吹き替え:深見梨加

オギーの母親、イザベルを演じたのは、アカデミー賞に4度ノミネートされ、「エリン・ブロコビッチ」で主演女優賞を受賞。ハリウッドのトップに立ち続けるジュリア・ロバーツです。

これまで、1990年プリティウーマン、1999年ノッティングヒルの恋人、2001年オーシャンズ11、2008年しあわせの帰る場所、2010年食べて、祈って、恋をしてなど、オーシャンズなど、たくさんの映画に出演しています。

なんと2019年時点で52歳!全然見えなくて、びっくりです。

 

オギーが初めて友達を紹介したときのイザベルの表情。

セリフがないのに、気持ちを表情で表す演技には圧巻でした。

私も親としてつられ泣きしてしまいました。

 

母親のイザベルが、子どもたちの細かい変化にアンテナをたて、すぐに気づくところは

同じ親として見習わなければいけないなと感心します。

 

【主人公の父】ネート・ブルマン

演:オーウェン・ウィルソン

吹き替え:森川智之

オギーの父親、ネートを演じるのは、ディズニー映画「カーズ」のマックウィーンの声をつとめたオーウェン・ウィルソンです。

鼻の形が特徴的ですが、高校時代にフットボールの試合で怪我をしたのが原因だそうです。

脚本家でもあり、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」では、アンダーソンとともにアカデミー脚本賞にノミネートされました。

ジャッキーチェンと共演した「ジャンハイ・ヌーン」「シャンハイ・ナイト」といったヒット作にも出演し、1997年アルマゲドンにも出演していました。

 

2007年に両手首を切り、錠剤を過剰摂取するなど自殺をはかり、病院に運ばれています。自殺未遂の要因は、当時交際していたケイト・ハドソンとの破局と言われており、その後復縁したが、すぐさま破局してしまいました。

「カーズ」が2006年なので、2011年「カーズ2」との間に起こった出来事ということで驚きました。

2018年時点では、未婚ですが3人の子供がいるそうです。

 

父親ネートと母親イザベルの夫婦漫才のような掛け合いがとても面白かったです。

ネートがオーズにコソコソ話していると、オーズが「なんでコソコソ声なの?」と聞きました。

ネートの「お母さんが怖いからだよ」という返しには笑ってしまいました。

 

オーズが喧嘩して帰ってきた時も「勝ったか?」と聞いて、イザベルに怒られています。

そのあとの「勝ったって顔してるぞ」との返しもナイスでした。

 

楽しく面白く子どもと同じ目線の父親というだけでなく、時にはオギーに的確なアドバイスもします。

学校に通いだしたオギーに対して「授業では答えが分かっても答えるのは1時限に1つだけにしとけ。その変わり、理科はガンガンいけ。」と。

このアドバイスは本当に的確だなと思いました。

 

味のあるキャラを上手く演じていたと思います。

  

【主人公の姉】オリヴィア(ヴィア)・ブルマン

演:イザベラ・ヴィドヴィッチ

吹き替え:川井田夏海

ヴィアを演じたイザベラ・ヴィドヴィッチは、他の出演者に比べるかなり乏しくほとんど情報はありません。

とても綺麗でかわいいのに、意外ですね。

ある意味大抜擢だったんだと思います。

 

作中で姉のヴィアからみた目線のストーリーが展開されます。

このストーリーで、オギーが経験した初めての友達の裏切りは、実は特別なことではないということに、気づきました。

誰もが一度は経験するであろう友達との確執。

その悩みは、姉のヴィアにもあるということ。

 

姉ヴィアにはヴィアの寂しさ。家族への思い。

それをオギーとは違う視点で見ることが出来ました。

幼さが残る可愛さとキャラがフィットする演技だったと思います。

 

【主人公の姉の友達】ミランダ

演:ダニエル・ローズ・ラッセル

吹き替え:石井未紗

作中で姉ヴィアの親友ダニエルからみた目線のストーリーも展開されます。

なぜ、ヴィアを避けるようになったのか。

友達への嫉妬や妬み。これもまた、誰でも起こる感情であり、起こりうるトラブルだと思います。

このストーリーで、それぞれが、それぞれに思うことがあり、どちらが悪いとか、正しいとかではない。

「相手を知りたかったら、心をみなさい」この言葉がここでも生きてくるなと思いました。

 

【主人公の友達】ジャック・ウィル

演:ノア・ジュープ

吹き替え:永竹功幸

作中で、オギーの友達ジャックからみた目線のストーリも展開されます。

ハロウィンの日、ジュリアンとオギーの悪口を言ってしまったジャック。

 

ジャックの家は貧乏で、優等生として奨学金をもらっていました。

それ故に、優等生でいなくてはいけないプレッシャーやしがらみもあったんだと思います。

勢力の強い一派に流されて同調してしまう気持ち。

きっと誰でも経験したことがあると思います。

 

けれど、ジャックは気づきます。

誰と一番一緒にいたいのか。誰といると安心できるのか。

誰を大切するべきなのか。

 

この誰でも経験するような感情や出来事が、訴えかけてくる破壊力。

一つ一つのストーリーに、考えさせられる。

一つ一つのセリフが、名言に見えてきます。

 

ワンダーの良かったところ

オギーに係る人にスポットを当てるストーリー展開

オギーを主人公とした話で展開されるんだな。と見ていると、次の場面では、姉のヴィアを中心としてストーリが展開され、次の場面では、友人のジャックからみたストーリが展開され、次の場面では、姉の友人ミランダからみたストーリーが展開され、誰もが人生の主人公なんだということを、みていて思いました。

 

正義の反対は、また違った正義であって、悪ではない。

人の見方によって、同じストーリーも、全く違う見え方がします。

最初にあらすじを読んだ時には、想像していなかった展開に、

ドキドキわくわくしました。

 

見ていて安心する、明るさと強さ暖かさ

「泣ける映画」と評されていると、どうしても思ってしまうのが「泣かされるストーリ」なのかな?ということ。

誰かが突然死んでしまったり。無理やり泣かせようというストーリーではなく、明るさと強さた暖かさを感じる映画でいた。

序盤から号泣し、どのエピソードでも泣いていました。涙腺崩壊です。

が、見終わった後は、ほんわか暖かさが残るストーリーでした。

 

映画の中での名言 

「彼の見た目は変わらない。変えられるのは、我々の見る目」

イジメをしていたジュリアンの両親を呼び出したとき、母親がオギーが悪いと言い出しました。子どもたちに負担だと。

その時、校長先生が両親に伝えた言葉です。

 

他人と過去は変えられない。

変えられるのは、自分と未来。

 

変えられないものを受け入れる落ち着きを。

変えられるものを変えていく勇気を。

そして、その二つを見分ける賢さを。

この映画のメッセージだと思います。

 

「正しいことをするか、親切なことをするか、どちらか選ぶときには、親切を選べ」

人には選択するときが、必ずあります。

人生の中でも、1年の中でも、1日の中でも。

もちろん正しいことは、正しいです。

 

ただ、正しさと正しさはぶつかりますが、優しさと優しさはぶつかりません。

私も、選択に迷った時は、優しさを選びたいと思いました。

 

 

心は人の未来を示す地図。顔は人の過去を示す地図。

あなたは絶対に醜くないわ」 オギーが「なんで僕は醜いの?」と聞いたときの、母が送った言葉です。

オギーの顔は頑張ってきた手術の跡であり、その過去は決して醜くない。

オギーの内面は魅力的で、その魅力が周りを変えていったと思います。

 

ジャックも劇中で「顔は見慣れる。」と言ってましたが、内面が魅力的な人は、決して醜くく見えません。

本当にそうだなと共感できる言葉でした。

 

「人をいたわれ。みんなも闘ってる。相手を知りたかったら、やることは一つ。よく見ること。」

修了式で校長先生が生徒たちに贈る言葉です。

よく見るとは、心を見よということ。

その人の外見ではなく、心を。

 

人は簡単に見えるものを物差しにしようとしますが、実際は見えないものの方が、信頼関係を構築していく上で大事だと思います。

自分が安心で心地よい人間関係を築きたいのであれば、相手の心をよく見よう。

 

自分だけがよかったらよい。

自分だけが不幸。

そんなことはない。みんながみんな、それぞれの立場で頑張っている。

それを忘れずに、人と関わっていきたいと思いました。

 

印象に残ったシーン

弟は好き。でも、自分だって愛されたい。

私が一番感情移入してしまったので、姉のヴィアのストーリーでした。

障害を持っている弟は、いつだって家族の中心。

どんな時もオギーが最優先されます。

それは、オギーが生まれてからずっとのこと。

 

両親から「ヴィアは世界で一番手のかからない子」と言われ、それに応えようと心配させないようにふるまうヴィアに号泣しました。

 

オギーが初めて学校に行く日は、ヴィアが初めて高校に行く日でもありました。

大親友のミランダから避けられていることに気づき、落ち込むヴィア。

家族はオギーの登校初日について「どうだった?」と聞きますが、ヴィアには聞きません。

オギーが「よかったよ」と答えると「何があったの?」と心配しますが、

ヴィアが「よかったよ」と答えると「おやすみ」と言われてしまいます。

 

唯一の心のよりどころはおばあちゃん。

おばあちゃんから「私はあなたが世界で一番好きよ」という言葉。

世界の中で一人でも、自分の味方がいることが、何よりの心の支えになるんだと思います。

そんなおばあちゃんも、亡くなってしまい、心のよりどころがなくなってしまったヴィア。

 

弟のことを憎んだり妬むわけではありません。

ただ、自分も愛されたい。そう思うことって自然で、当たり前のことですよね。

その思春期ならではの感情に、心をわしづかみにされました。

 

ネートからイザベルへのプレゼントの中身は?!

イザベルが論文を書き終えて「さあ、飲みましょう」というシーン。

ネートからイザベルへプレゼンがあります。

そのプレゼントの中身が気になって、調べてみました。

 

イザベルを演じたジュリア・ロバーツは、本当はあんな風に笑う人なのです。

でも、なかなか映画ではやらないので、どうにか引き出す必要がありました。

 

プロヂューサーのデヴィット・ホバーマンから「ジュリア・ロバーツは、映画史最高の笑い声の持ち主なのだから、絶対に引き出してくれよ」と言われていました。

なので脚本には随所に「イザベルが笑う」と書いておきました。

でも、彼女は笑わないのです。

最終的に笑ったのが、このシーン。

そこで、監督はプレゼンの箱を用意しました。彼女もオーウェンも「プレゼント?」と言ったのですが「サプライズだよ」とだけ伝えて、誰も中身は知らなったのです。

監督はあのプレゼントを一週間かけて準備しました。最終的に中身をみた彼女は爆笑してくれて、あの笑い声をゲットすることができました。

(監督インタビューより引用)

 

あのプレゼントの中身は、ストーリーには関連していないそうです。

ジュリア・ロバーツのあの爆笑を撮るための、サプライズだったんですね。

監督はプレゼントの中身を「秘密です。ジュリアとの約束で、箱の中身を誰にも言えない」と答えていました。

 

こんな人におすすめ

この作品は、学校教育や社会教育で広く利用されることが認められ、文部科学省特別選定に選ばれたそうです。

それだけ、このストーリには、いくつも考えさせられる場面がありました。

また、それぞれの立場から、共感する場面や心動かされる場面もたくさんあります。

子どもから大人まで、幅広い世代に見てほしい作品です。

 

ワンダーの続編として「もうひとつのワンダー」も出版されています。

こちらでは、ワンダー出版後に起こった「オギーをいじめていたジュリアンになるな」という世の中の空気を感じた作者がワンダーの話を「ジュリアン」などの別の3人の子供の視点で描いた作品になります。

他にもワンダーの格言をまとめた本。

ワンダーのお話で伝えたいことをまとめた絵本なども出版されています。

この映画はアマゾンのプライム・ビデオで見ました。

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