育児論

【子育てが目指すもの】予測できない未来に必要なのは「生きる気力」

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大企業でも倒産してしまったり、公務員でも自治体が破産してしまう先の見えない世の中。

今まではたくさん勉強して、良い大学(偏差値の高い大学)を出て、大企業に就職すれば将来安泰というわかりやすいサクセスロードがあり、そこを目指していけばよかったです。

しかし今は、東大、京大を出ても仕事ができなくて苦しんだり、大企業に就職しても心を病んで退職してしまうような人も多いです。

そんな不確定な世の中で、いったい親は何を目指して子育てをしていけば良いのかと考えたら、一つの答えが「生きる気力」でした。

 

未来を生き抜くためにどうなって欲しいか?

子育てをしていると「子供が大きくなったときにどのように生きているか?」というのは気になります。

結婚して子供を作って幸せな家庭を築いて欲しいとは思いますが、幸せに生きるためには「仕事」も人生に大きく関わってきます。

仕事が充実していればある程度幸せに生きることができるんじゃないでしょうか?

現在は昔と違って価値観が大きく変わり、仕事に対する個人の幸せは「年収」「社会的地位」だけではありません。

東大を出て林業をやっている人もいますし、やりたい仕事ができるのが幸せなんだと思います。

それなのに「大企業に就職して出世して高い年収をもらう」という昔の価値観に縛られて仕事を決めてしまうと、苦しむのは本人です。

「高い年収」「出世」を初めから目指している人は、そのための苦労を気にしませんが、目指していないのに周りに流されてその場にいる人は苦痛だと思います。

 

現実と理想にギャップが出てくると精神を病んでしまうことも。

心を病んでしまうと「自殺」という最悪の結果になってしまうことも。

親としては自分の子供には絶対に避けて欲しい選択です。

親が子供に求める一番のことは「ただただ幸せに生きて欲しい」ということではないでしょうか?

そう願って子育てをした結果が自殺では悲しすぎます。

では、自殺しないためにはどうしたら良いのでしょうか?

個人的には自殺の原因のほとんどが「環境」だと思っています。

「学校でのいじめ」「職場でのパワハラ」など、周囲の環境が原因で心を病んでしまい自殺に至ってしまうのではないでしょうか。

環境要因は本人の意思とは関係ありません。

誰にでもいじめられるきっかけはありますし、どんなに良い職場を選んだとしてもたった一人の上司によってパワハラを受けることもあります。

そんな状況でも生きるために必要な能力は「生きる気力」なのではないでしょうか。

 

「生きる」ことを諦めない力

「生きる気力」とは「生きることを諦めない力」だと思います。

「生きることを諦めない力」とは、世の中に悲観してないで希望を持つこと。

「人生捨てたもんじゃない」と心のどこかで思えれば自殺しないのではないでしょうか。

生きることを諦めなければ最悪の選択肢を選ぶことなく、他の生きる選択肢を模索することもできるでしょう。

明石家さんまは自分の座右の銘「生きているだけで丸儲け」という言葉から娘の名前を「イマル」とつけました。

生きていることに喜びを感じることができれば、人生を幸せに過ごせるのだと思います。

 

「生きる気力」を高める子育てとは?

生きる気力を高めるためには、

  • 飢餓感
  • 自己肯定感

が必要だと思っています。

常に満ち足りた状態よりも、いつも何かを求めている方が生命力がある状態です。

一つの例としては「食事」。

我が家では食事を大切にしているので子供がご飯を食べないということはありません。

ご飯を食べないときは本当に体の調子が悪いときだけなので、風邪引いたのがすぐにわかります。

なんでご飯をしっかり食べるかというと「おやつ」がほとんどないから。

おやつの時間におやつを食べることもありますが、ちょっとだけ。

だからおやつでお腹がいっぱいになってご飯を食べないということがありません。

おやつでは足りないから夕食は毎回完食します。

ちょっとお腹が空いたらすぐに何か食べられるというわけではないので、常に「飢餓感」があります。

食事をしっかり食べないとお腹が空くのは自分です。

お腹が空いても何も出てこないので、飢餓感を感じます。

だから食事中の勢いはすごくて、食べっぷりに生命力を感じるほどです。

 

飢餓感のほかに大切なのが「自己肯定感」です。

自己肯定感とは「自分のことが好き」「自分はできる」という自分を信じる力。

自己肯定感が高い子供は困難にあっても自分を信じることで乗り切ることができるようになります。

自己肯定感を育む子育て方法は「親の愛を子供に伝えること」です。

先程の「生きているだけで丸儲け」のような感じですが、子供に「ただ存在しているだけで親はうれしい」ということを伝えるのが良いです。

我が家では子供に「生まれて来てくれてありがとう」と伝えています。

子供の存在を肯定することで「自分が存在する意義」や「自分が愛されていること」を認識するのではないでしょうか。

 

「生きる気力」があれば大人になっても幸せ

生きる気力があり、自分の中に自己肯定感ができれば子供が大人になっても幸せに生きることができます。

「子供が幸せに生きる」ことが親が子供に求めることであれば、それが子育ての成功です。

そう思えば「勉強ができるようになる」「良い大学に入る」ということはまた別の話であり、子育てが目指す上では優先順位が低いということに気がつきます。

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