子育て

4年ぶりに5歳で熱性けいれんが再発して病院へ

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もうすぐ3歳の次男は未だに一度も熱性けいれんになったことがないのですが、長男は1歳の頃に何度か熱性けいれんを起こしています。

その後、2歳、3歳、4歳と3年間熱性けいれんを起こしていなかったので、完全に油断していて何年もけいれん止めも使っていませんでした。

しかし、油断していた5歳のある日、再び熱性けいれんになりました。

 

幸いその後は回復し、現在はなんの問題もなく1ヶ月が経ちますが、久しぶりに死を覚悟する緊張を味わいました。

長男は1歳6ヶ月で入院

長男は赤ちゃんの頃に何度か熱性けいれんを起こしています。

一度目の熱性けいれんのときは、一晩に一度の熱性けいれんだけで、時間も1分くらいだったので特に問題もありませんでした。

 

しかし、2度目のときは一晩に2回の熱性けいれんが起きたので、2回目のときに救急車を呼びました。

一度の熱で複数回の熱性けいれんが起きる場合は「複雑型」と呼ばれるそうです。

 

そのときは長男と付き添いの奥さんは、入院して24時間監視してくれるセンサーのついたベッドで4日ほど過ごしました。

入院して2日目に長男がやっと見せてくれた笑顔は今でも忘れることができません。

 

1歳6ヶ月で4日間ずっとベッドの上。

ベッドから降りて良いと言われたときには、歩く筋力が低下していてよろよろしていたのが印象的でした。

退院後、脳波の測定などもしましたが異常がないと言われて安心していました。

 

1年間くらいは常にけいれん止めの薬を常備して、37.5度以上の熱が出たときに使っていたのですが、その後は長男も体が丈夫になりあまり熱を出さなくなったので、家にけいれん止めを常備しなくなりました。

 

そして、何も起きないまま2年が経過し、熱性けいれんも我が家では過去のこととなった5歳のある日。

再発しました。

 

数年ならなくても熱性けいれんになる

長男が5歳のある日、保育園から熱があるから迎えに来て欲しいと電話がありました。

迎えに行くと職員室でおでこに冷えピタを貼ってもらい寝ている長男の姿が。

 

先生から話を聞くと、午後に体操があったのですが、そのときは体操をしていたそうで、多分そのときにはすでに熱があったんじゃないかとのことでした。

長男は真面目なので、みんなが何かをやるときに1人だけ休むことがなかなかできない性格。

無理して熱が上がってしまったんでしょう。

職員室で計ったときには38.3℃の高熱だったそうで、さっそく引き取って家で看病することになりました。

 

家に着いて長男をベッドに寝かせ、ご飯の準備をしていて17時半になり奥さんが帰ってきました。

バタバタと夕食の準備をしていたり、ぐずる次男をあやしていたら奥さんが「熱性けいれん!!」と叫びました。

 

長男が寝ているとベッドを見ると、そこには小刻みに震える長男。

とりあえずすぐにすることは時間を確認することだったので、頭の中で時間を数え始めました。

 

熱性けいれんをしている間は時間を数えるくらいしかすることがありません。

できることは、痙攣中に吐いてしまったものが喉につまらないように体を横にしてあげるだけ。

 

15秒、30秒、1分と時間が経過していくにしたがって、段々と青くなる唇と震える体を見ていると、とても可愛そうでした。

1分30秒を過ぎてもけいれんが収まらないので、救急車を呼ぶことにしました。

 

119に電話して、連絡先、住所、症状を伝えて来てもらうようにしました。

2分30秒を過ぎたくらいで、けいれんはだんだんと落ち着いてきましたが、目はまだうつろな感じでした。

 

5分くらいで救急隊員の人が来て長男の熱を測ってくれたのですが、そのときは40℃を超えていました。

意識はあるようですが、一応病院にいって見てもらうため救急車に乗ることに。

奥さんが付き添いで救急車に同乗しました。

 

病院が決まったら奥さんに連絡をもらって車で迎えに行く段取りにしたので、連絡が来るまで次男と夕食を食べて待機。

搬入先の病院が決まったと連絡を受け、次男を車に乗せて病院に向かいました。

 

ちょうど帰宅ラッシュの時間だったので道路は大渋滞。

動かない車の中にいるといろいろ考えてしまいます。

 

「もう病院についているはずなのに状況を伝える連絡がないのはなんでなのか?」

「もしかしたらあの後容態が急変したのか?」

「電話で伝えられないほど状況が悪いのか?」

 

といろいろな考えが頭の中でめぐっていました。

早く駆けつけたいのに動けないときって良くない考えが頭の中に浮かびます。

 

渋滞を超えてなんとか病院にたどり着くと、ちょうど病院から出てきた長男を抱っこしている奥さんに会いました。

とりあえずけいれん止めを入れてもらい、8時間後にまたけいれん止めを入れるように言われたそうです。

今回は入院などの大事にはなりませんでした。

 

その後、熱が下がるまでは定期的にけいれん止めを使っていたため、再び熱性けいれんを起こすことはありませんでした。

 

今後の心配

数年、熱性けいれんになってなかったため、もうなることはないと思っていたので再発したのはショックでした。

熱性けいれんは小学生未満の子供が多く、小学校に入っても続く場合はてんかんに移行する可能性があると聞いたことがあり、まだ心配のタネが残っています。

 

子育ては心配なことが多いので、すべてを気にしていたらきりがないですが、できるだけ心配のない状態で大人にしてあげたいのが親心ですよね。

とりあえず、引き続きけいれん止めを使いながら様子を見ていくしかないようです。

 

ちなみに、「熱性けいれん」について知らなかったら夫婦で慌ててしまったと思いますが、前回も今回も冷静に熱性けいれんに対応出来たのはこちらの漫画のおかげでした。

ドラマ化もされた漫画で、病気の子供を預かる「病児保育士」の仕事を描いた作品です。

こちらで熱性けいれんの話が出てくるので、どうやって対応すれば良いか事前に知ることができました。

 

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