生活の中で当たり前になっていることの中で実は「辞めてもあまり支障がなかった」ということがいくつかありました。
むしろ「辞めてよかった!」なんてこともたくさんあります。
日常的に続けていることを辞めると節約になることも。
毎日の生活の中で当たり前になっていたことの中で「辞めてよかった」ものを紹介していきます。
キッチンの三角コーナー
一人暮らしをしてからずっと使っていた三角コーナー。しかし、結婚したら奥さんは三角コーナーを使わないタイプの人だったので、思い切って辞めてみることに。
辞めてみたら意外と不便なことはなく、むしろ良いことがたくさんありました。
- 三角コーナーのヌメリを心配しなくなった
- 三角コーナーを掃除する必要がなくなった
- 三角コーナーの袋を買う必要がなくなった
など。
三角コーナーを置いていると、ついついゴミが貯まるまで放置してしまい、放置しているとヌメリが発生します。
しかし、無くしてみると「あぁ、三角コーナーヌメっているなぁ」と心配することもなくなり、気持ち的にスッキリ。
三角コーナーの掃除もなくなったので、家事が一つ減って楽になりました。
三角コーナー用の水切り袋を買っていたのですが、それもなくなり多少節約できたかも。
三角コーナーを辞めたあとの生ゴミの処理は、キッチンの隅にいらなくなった小さなゴミ袋を置いてそこに捨てています。
毎回料理が終わったら捨てているので清潔!
小さな生ゴミは排水口に流しています。
排水口には今まで銅のカゴをつけていましたが、それも辞めました。
ネットにすることで、毎回ネットを捨てるだけなので楽チンです。
普段はフタをしているので、隠れています。
定期的に排水口の掃除をするのですが、そのときはいらなくなったタオルや、破れた子供服を細かく切ったもので拭いて、そのまま捨てています。
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排水口の水切りカゴのヌルヌルがきらいな人へ!「バスケットいらず」で掃除が楽になり家事が快適に!
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フェイスブック
フェイスブックを見ていると身近にいない人の近況がわかるので便利なのですが、見ていると時間が過ぎたりいろいろなデメリットもありました。
完全にアプリを削除してしまうと、フェイスブックで来るイベントの連絡が受け取れなくなったり、フェイスブック経由で来る連絡が取れなくなるので、アプリはそのままにしていますが、いいねなどの「投稿」や日常的にチェックすることを辞めました。
辞めてみてよかったことがいくつかありました。
- フェイスブックをチェックする時間が節約できた
- 心のモヤモヤがなくなった
- 不必要なつながりがなくなった
フェイスブックをチェックするのを辞めると、毎日ちょっとずつですが時間が節約できました。
ダラダラと他人の生活を見ることもなくなり、今では自分の家の生活にフォーカスできるようになりました。
フェイスブックを見ていると、いわゆる「リア充」投稿が目に付きます。
フェイスブックってキラキラした投稿が多いので、見ていると自分とついつい比較してしまいます。
投稿している人も、毎回美味しい食事や豪華なホテルに泊まっているわけではないのですが、フェイスブックでそういう演出を見ていると自分の心の中になんとも言えないモヤモヤが溜まってきます。
自分の生活の調子が良いときはそうでもないのですが、落ち込んでいるときにフェイスブックを見るとさらに追い打ちをかけられる思いがすることもありました。
フェイスブックをチェックするのを辞めたことで、心のモヤモヤがなくなり、精神が安定した気がします。
しかも、自分や家族など身近なことに自分の関心をフォーカスすることができました。
フェイスブックが流行ったときにいろんな人と友達になりましたが、最近見ると自分があまり感心がない人の投稿が目につきます。
どうでも良い人の投稿を見るのは時間の無駄ですし、自分の人生は自分の好きな人に使いたいので、そういう投稿を目にしなくなりスッキリしました。
自分の人生を自分でコントロールするためには、必要以上につながり過ぎるのも良くないですね。
洗濯物を干すためのハンガー
以前は洗濯物を干すためのハンガーと、クローゼットの服をかけるためのハンガーと2種類のハンガーが家にありました。
しかし、今は基本的に「クローゼット用のハンガー」の1種類しかありません。
ハンガーをすべてアルミ製のハンガーで揃えたことによって、洗濯物を干すときにも使えるし、クローゼットの中でも使えるようにしました。
ハンガーに服をかけて干して乾いたら、そのままクローゼットに持っていけるので服を畳む時間が節約できました。
少し多めにハンガーを用意しておけば、「洗濯物を干す」→「乾いたらハンガーごとクローゼットへ」→「使っていないハンガーは物干しへ」というサイクルができるので、おすすめです。
ハンガーを統一したことで、クローゼットの中もスッキリしました。
強火での調理
今までは料理のときは基本的に強火でした。
なんとなく中華料理の強火でチャーハンを作るイメージが強くて「男の料理は強火でしょ!」と思っていました。
強火の方が料理が早くできますし。
しかし、テレビ番組の「マツコの知らない世界」でフライパンについての話をしていた人が弱火調理の方法を紹介していて、野菜炒めは弱火の方が野菜のうまみが出てシャキシャキすると言っていました。
弱火にすると食材からうまみが出る温度帯にいる時間が長くなるため、美味しくなるそうです。
それを観てから試してみたら、今まで作っていた野菜炒めとはまったく違う美味しい野菜炒めができました。
それから弱火の虜になりました。
炒めものは弱火で料理するといいことがいくつかあることに気が付きました。
- 焦げ付かない
- シャキシャキの野菜炒めができる
- 失敗が少なくなる
我が家では柳宗理の鉄のフライパンを使っているのですが、きちんと油のメンテナンスをしないと焦げ付きます。
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「柳宗理 鉄フライパン25cmフタ付き」の感想とレビュー!テフロン加工からの買い替えだけどもっと早く買えば良かった、、、
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メンテナンスをちゃんとしていれば問題ないのですが、忙しいときは忘れてしまいます。
そんなときも弱火調理なら野菜や肉から油や水分が出てくるので、焦げ付くことはほとんどなくなりました。
焦げ付かないのでメンテナンスも楽になりました。
弱火にしてから野菜炒めはシャキシャキで美味しいですし、焦げ付かせてしまう失敗もなくなります。
強火のときよりも時間がかかりますが、弱火なので多少目を離しても大丈夫ですから、その間に別の作業ができるようになりました。
肉も中まで十分火が通るようになったので、火の通りを心配することもなくなりました。
ちょこちょこ買物
昔は、足りない食材があったら買物に行ったり、作りたいメニューがあったら買物に行ったりしていましたが、最近は買物はまとめて行くようにして、食材の買物は週1に決めました。
まとめ買いをしてよかったことがいくつかありました。
- 食材のロスがなくなった
- 無駄な買物が減った
- 買物金額がわかりやすくなった
- 買物時間が節約できた
週1でまとめ買いをすることで、買物に行く直前に食材を使い切るため食材のロスがなくなりました。
我が家では食材の廃棄は年に1回あるかないかくらいです。
買物に行くとついつい「あれも、これも」と買いたくなります。
買物に行く回数に比例して無駄なついで買いが増えてしまうので、買物回数を減らしたことで「ついで買い」の回数が減りました。
食材の買物は週1なので買物金額が把握しやすくなりましたし、買物に行く時間も節約できました。
ペットボトル
出先でついつい買ってしまうペットボトルですが、10年くらい前から買うのを辞めました。
外出するときには基本的に水筒を持っていきます。
ペットボトルを買うのを辞めて良かったことは、
- お金が節約できた
- ゴミ捨てが楽になった
ことです。
一回150円でも「塵も積もれば山となる」の通り、10回買えば1,500円。
1,500円あればちょっと良いランチにいけますね。
ペットボトルを洗って潰して捨てるのが面倒でしたが、その作業もなくなりました。
飲物以外に調味料などでもペットボトルを使うので、完全になくなったわけではないですが、少なくなったのでゴミ捨ての負担が減りました。
ペットボトル購入を辞めたデメリットは、
- 水筒を洗う手間が増えた
- お茶を作る手間が増えた
ことですが、お茶を作ったり、水筒を洗ったりするのは完全に日常作業に組み込まれて苦にならなくなりました。
カーペットを辞めた
古くなったカーペットを捨てて新しいカーペットを購入するつもりでしたが、捨てたまま新しいカーペットを買うのを辞めてフローリングで生活することにしました。
カーペットを辞めてよかったことは、
- ダニが気にならない
- ホコリが気にならない
- 子供がこぼしても気にならい
- ルンバが動きやすくなった
- 掃除が楽になった
など。
カーペットはホコリを貯めやすいので、いつも念入りに掃除機をかけていたのですが、その作業時間が節約できました。掃除機の電気代も節約ですね。
飲物や食べ物をこぼすとやっかいなカーペットですが、なくなったことで精神的に楽になりました。
ルンバが引っかからずにスムーズに動けるようになったのも良かった。
ルンバを導入すると、部屋がどんどんスッキリしていきますね。
バスタオル
「お風呂上がりはバスタオル」と決めている人は意外と多いと思いますが、我が家はバスタオルを辞めてフェイスタオルにしました。
フェイスタオルにすると、
- 洗濯物の量が減る
- バスタオルより早く乾く
- 買い替えの費用が安くなる
- 干すときに邪魔にならない
- 収納場所が節約できる
などの良いことがありました。
洗濯物の量が減ることで、洗剤や使用する水の量減ってお金が節約できます。
バスタオルよりもフェイスタオルの方が早く乾くので片付けが楽。
バスタオルは高いですが、フェイスタオルは安い。
バスタオルは大きいので干すときに場所を取るのですが、フェイスタオルにしたことで収納スペースの節約ができました。
頭と全身を拭くとちょうどバスタオル1枚です。
奥さんは体と頭用で2枚使っています。
バスタオルを4枚使っていた生活から、フェイスタオル5枚にしたことで生活がかなりスッキリしました。
電動ひげそり
10年近く使っていた電動ひげそりが壊れてしまい、どうしようかと思っていたときに見つけたのが「T字のひげそり」。
ホテルのアメニティとしてもらってきたものや、昔買ったけど使ってなかったものがあったので、使ってみると電動ひげそりよりもきれいに剃れることを発見しました。
電動ひげそりを使っていたときよりも剃り残しがないですし、何より剃ったあとのツルツル感が気持ち良い!
ぼくはあまりひげが濃くないので、夜に剃っても次の日にあまり気になりません。
夜お風呂に入ったときについでに剃るようにしたら、手間いらずで快適でした。
今では、夜お風呂で頭を洗ったあとに、石鹸を泡立てて顔に塗ってそのままT字のひげそりで剃っています。
充電の手間もなくなり、洗面所の場所も節約できました。
髭が濃くない人ならT字カミソリ一本で半年くらい使えるので、年間コストは100円くらいです。
ボディソープ
子供が産まれてからいろいろなものにこだわったり、今までの生活を見直しました。
生活の中で使うものを極力シンプルにしようと思い、その中の一つが「ボディソープ」でした。
ボディソープって泡立ちが悪いときにはついついたくさん使ってしまいます。
それにボディソープは原材料がシンプルなものが少ないです。
そこで、ボディソープを辞めて石鹸にしました。
石鹸に代えてよかったことは、
- ゴミが少なくなった
- 安くなった
- ストック置き場が節約できた
- 肌の調子が良くなった
などです。
ボディソープの買い置きをストックしていたのですが、石鹸に変えることでスペースが5分の1くらいに減りました。
包装も少なくて済むので、ゴミも減りました。
最初は石鹸の泡立ちが疑問でしたが、使ってみるとボディソープよりも泡立ちが良くなった気がします。
無印良品の泡立てネットは泡立ちが良くて安くて、そのまま体が洗えるのでおすすめです。
我が家では一人につき一つ使っています。
ボディソープを使っていたときよりも、シンプルな素材の石鹸に変えてからの方が、子供の肌荒れが少なくなりました。
何より石鹸は安いのが魅力です。
一つ100円くらいで購入できて、家族4人で使っても一ヶ月以上使えます。
シンプルな素材にこだわるのであれば原材料が「石けん素地」だけのものがおすすめです。
我が家では「シャボン玉石鹸」を愛用しています。
シャンプー後のリンス、コンディショナー
子供の頃から「シャンプーの後はリンス(コンディショナー)」と教えられてきたので当たり前のようにそのまま大人になりましたが、あるとき「髪短いんだからコンディショナーっていらなくない?」と思って辞めてみました。
最近の髪の長さは常に4cm以下です。
髪が長いときはリンスやコンディショナーをつけないとバサバサになってしまう気がしましたが、短髪のときは辞めてもまったく問題ないことに気が付きました。
コンディショナーを辞めることで、お金と髪を洗う時間が節約できました。
立っておしっこ
外出先では普通に立っておしっこしますが、家のトイレでは立っておしっこをするのを辞めました。
立ったままおしっこをすると、高いところからおしっこが落ちるので、目に見えない小さなしずくになってトイレの中に飛び散ります。
便器以外に、壁や便座周辺に飛び散り、それがトイレの匂いの原因になります。
男性でも座っておしっこをすることで、おしっこの飛び散りを防ぐことができます。
座っておしっこをするようになってから、トイレ掃除の回数が減りました。
以前は定期的に床や壁をきれいに拭いていましたが、座っておしっこをするようにしてからは、壁や床を拭かなくても匂いが気にならなくなりました。
そのおかげで家事が少し楽になり、掃除の時間が節約できました。
リアルタイムでのテレビ視聴
ひとり暮らしのときは寂しくて常につけっぱなしにしていた記憶があるテレビ。
結婚してからは音が必要なくなりテレビをつけっぱなしにすることはなくなりました。
そして、子供ができてからは自分の時間を取るのが難しくなり、観たいテレビ番組は録画して、それ以外は見なくなりました。
しかし、それが意外と良かった。
リアルタイムでのテレビ視聴を辞めたことで、
- ダラダラテレビを見なくなった
- 本当に観たいものだけを選ぶようになった
- CMを飛ばして時間の節約ができた
- 1.3倍速で時間の節約ができた
などの良い点がありました。
ダラダラとテレビをつけるのは時間の無駄ですよね。
録画したものは子供が寝たあとでゆっくり見ることで集中できるようになりましたし、子供と遊ぶ時間も増えました。
ドコモとの契約
結婚して節約するようになり、見直したものの一つが「スマホ料金」です。
それまでは「ドコモ」「ソフトバンク」と夫婦で別々の会社と契約していましたが、結婚してからはファミリーパックが使える格安SIMに変更しました。
夫婦でそれぞれ「ドコモ」と「ソフトバンク」を利用していたときは、それぞれ7,000円くらい、2人で14,000円くらい支払っていたのですが、IIJミオの「みおフォン」に変えてからは、2人で6,000円くらいになりました。
毎月8,000円、一年で96,000円の節約です。
海外旅行いけちゃいますね。
データ通信も家族でたっぷり10GB。
家族で分けて使えたり、余った分は翌月に繰越しできます。
申し込みも簡単なので、まだドコモ、ソフトバンク、auの3大キャリアを利用している方は、一度はチェックした方が良いです。
まとめ
生活の中で当たり前になっていることって、そもそも「辞めようかどうしようか?」と検討することもなく続けていることです。
そういったものを生活の中で辞めても良さそうなことを見つけて辞めてみると、意外と辞めても問題なかったり、辞めた方が良かったりすることがありました。
いろいろなことを辞めてみると、良かったことに共通することがわかりました。
それは、
- 時間が節約できる
- お金が節約できる
ことです。
「お金」も「時間」も人生においてとても大切なものです。
当たり前を見直して辞めてみることで、多くの時間とお金が節約できるので、皆さんも一度自分の生活で「辞めても良いかな?」と思うものを探して、一度辞めてみてはいかがでしょうか。