我が家にルンバを導入して約3ヶ月が経ちました。
シンプルな感想としては「ルンバ最高!」。
掃除という家事から開放されて最高の気分です。
「なんでもっと早く買わなかったんだ、、、」と後悔するくらい。
でも、リーズナブルな新機種「ルンバe5」が出たタイミングだったので、良いタイミングだったかもしれません。
買う前はいろいろ悩んだルンバ。
そこで、ルンバを購入する前に悩んだり心配していたことと、その答えについて紹介していきます。
ルンバのための部屋づくりは必要?
答え:必要(でも絶対ではない)
ルンバが動く部屋のイメージは「ものが少ない」「ソファの足はルンバが入れる高さがある」などがあると思います。
実際ルンバを動かすためには、ルンバが動きやすい部屋を作る必要があります。
しかし「絶対に作らないといけない」というよりも「意識した方がルンバの魅力が最大限発揮できる」という感じ。
物が多くても家具ならルンバは回避して掃除してくれますし、大きなおもちゃなどは吸い込まないので出していても吸い込まれることはありません。
ただし、物が多いとルンバがきれいに掃除できないので、魅力が下がってしまいます。
ルンバがパフォーマンスを発揮しやすい部屋にするには、
- 家具を少なく
- 家具の足はルンバが入れる高さ
- 段差の少ないフラットな室内
を心がけると良いです。
ルンバの高さはかなり低く、家具は意識しなくても我が家にある家具はすべて下に入り込むことができました。
(テレビ台の下は入らなくても良いのに入ってしまい、よく引っかかっています)
おもちゃはケースに閉まっておけば、ルンバが勝手に避けてくれます。
椅子をすべて上にあげないといけない?
答え:あげなくても良い
ルンバについて調べていたとき「ルンバのために椅子を軽いものにした」「テーブルの上にあげやすい形にした」などの記事を見かけました。
「ルンバを使うならダイニングテーブルの椅子は邪魔なのかな」と考えて、その対策を取るまえにルンバを買うべきではないのかと思っていました。
しかし、案ずるより産むが易し。
実際にルンバを買って稼働させてみると、ダイニングテーブルの椅子を丁寧に避けてくれます。
しかも、椅子の足の周りをぐるっと回るように掃除してくれました。
もちろん、椅子をどかした方が確実に綺麗にしてくれます。
が、時間がないときは椅子はそのままです。
ダイニングテーブルの椅子についてはそこまで神経質に考えなくても良いことがルンバを使ってみてわかりました。
メンテナンスは大変?
答え:2週間に1回ゴミを捨てるだけ
ルンバのメンテナンスは約2週間に一回ゴミを捨てるだけです。
これはダストボックスにどれくらいゴミが貯まるかによって変わります。
我が家のルンバは二日に一回くらいの頻度で掃除をしています。
子供が二人いて、食べかすが落ちたりするのでゴミは増えがち。
ダストボックスは本体から外してゴミ箱に中のゴミを出して終わりです。
我が家で使っているルンバe5はダストボックスが丸ごと水洗いできるタイプですが、面倒なので水洗いしたことはありません。
あとはダストカップのゴミを捨てるときに、ついでにフィルターに溜まったホコリを叩いて落とすくらい。
5分ほどの作業時間です。
フィルターの手入れをしておくとフィルターが長持ちするのでするようにしています。
ルンバが掃除中に何かに絡まったり、変なものを吸い込んでしまうこともあります。
今まで、
- 子供のおもちゃ(ラキュー)
- 子供のおもちゃ(ひも)
が絡まっていたことがありました。
たまにルンバをひっくり返して何か詰まっていないか、紐が絡まっていないかなど確認すると良いです。
本当にきれいになるの?
答え:なりました
ルンバが掃除するよりも人間が掃除した方がきれいなんじゃないかと思っていましたが、結果的にはそんなに変わりません。
ぼくは細かいことをあまり気にしない性格だからかもしれませんが。
我が家のルンバが掃除をしているスペースは、
- 畳
- カーペット
- フローリング
の3つのエリアに別れていますが、ルンバが掃除したあとは目に見える大きなゴミはほぼ見つかりません。
たまに取り残しのゴミもありますが、気にならないレベル。
90分間掃除をしてくれるので、想像以上にきれいになっています。
初めてダストボックスを見たときには、吸い込んだゴミの量にびっくりしたくらいです。
ちゃんと充電スペースに戻ってくる?
答え:ほぼ戻ってきます
ルンバを買ったばかりのときは、廊下や部屋の真ん中で力尽きていることもありましたが、それは最初の2、3回くらいでした。
いまでは必ず自分で充電スペースまで戻っています。
とはいえ、たまに引っかかって途中で止まってしまうこともあります。
ひっかかりポイントとしては、
- テレビ台の下(カーペットの段差があってハマりやすい)
- ケーブル(家電の電源ケーブルに絡まる)
- カーペット(カーペットのほつれた紐に絡まる)
という感じ。
これらを解消していけば、ルンバが止まることはほぼないと思います。
ルンバが動けなくなるとスマホに、
「ルンバが動けなくなりました。助けてあげてください」
みたいな通知が来てかわいいです。
消耗品が高い?
答え:消耗品は高いと言えば高い。
でも、「まあこれくらいかな」と思えるくらいの値段。
主な消耗品としてはフィルターです。
そして、何年かしたらバッテリーを交換しないといけなくなるでしょう。
とはいえ、節約できる時間を考えたら払ってもいいかなと思えるくらいの値段です。
アマゾンを見ているとルンバのアイロボット社非公式の安いものも売られているので、そちらを買うと節約できます。
段差は越せるか?
答え:パワフルに乗り越えます
本体の裏に大きなブロックパターンのタイヤがついていて、ちょとした段差ならかなりパワフルに乗り越えます。
ホットカーペットの電源部分の上にカーペットを敷いた状態でも余裕で乗り越えていきました。
和室の敷居なら問題ないですし、床に直接置いたカラーボックスの縁の部分まで乗り上げてしまうほどパワフル。
階段で落ちないか?
答え:落ちたことはない
玄関が一段下がっていますが、今まで落ちたことはありません。
様子を見ていると、ギリギリのところでくるっと上手に方向転換していました。
ちゃんとセンサーがついていて、対応しているようです。
とはいえ、せっかく買ったルンバが階段から落ちてしまうのが心配な方は「バーチャルウォール」が付属しているのでご安心を。
バーチャルウォールとは、赤外線で見えない壁を作ってルンバがその先に進まないようにするものです。
物理的な壁を作ってしまうと毎回そこを通るときに邪魔になってしまうのですが、見えない壁なら邪魔になりません。
ルンバの他に掃除機は必要?
答え:必要です
ルンバは掃除機ですが、あくまで「2台目の掃除機」という位置づけが良いです。
ルンバの得意なことは、「ランダムに自動で決まったところを綺麗にする」です。
子供がお菓子をこぼしてしまったときにピンポイントで掃除をするのは苦手。
そういうときのために普通の掃除機はキープしておくと良いです。
家が全面フローリングでカーペットもないなら、掃除機を辞めて箒とちりとりでもいけるかもしれませんが、やっぱり掃除機があった方が安心です。
急にお客さんが来ることになる場合の掃除は、ルンバに任せるよりも自分で掃除をした方が早くて安心なので、そういう場合のためにあると良いです。
我が家では現在日立の二段ブーストサイクロンを使っていますが、あまり好きではなく、現在はマキタのコードレス掃除機を狙っています。
日常の掃除はルンバ、ピンポイントの掃除や重点的にきれいにしたいときにはマキタという使い分けを理想的だと思っています。
ダイソンなら申し分ないですが、やっぱり高いですもんね。
ダイソンの上位機種を1台買うよりは、ルンバの中位機種とマキタのコードレス掃除機を買う方がおすすめです。
まとめ
ルンバを買う前に心配だったことや気になっていた疑問はいろいろありましたが、結果的に買ってよかったと思っています。
特に忙しい共働き世帯におすすめしたいです。
2018年秋にルンバの新しいモデル「ルンバe5」が出ました。
我が家で購入したのは、このルンバe5ですが、この機種は中位モデルの機能がついているけど、価格を税抜き5万円以下まで下げたルンバです。
ルンバはこのモデルで爆発的な普及を狙っているようで、販売に力を入れています。
実際に使っていますが、掃除を意識しなくても良いくらい簡単な使い勝手でおすすめのモデルです。