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映画「カーズ2」の感想と評価(ネタバレあり)

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カーズ2のブルーレイを購入したので、感想と評価を。

今回はライトニング・マックィーンが国際レースに出場して世界を回る話ですが、活躍するのはメーターです。

 

・あらすじ

世界を転戦する国際レースに出場することになったライトニング・マックィーン。いつのもメンバーに加えて、友達のメーターもレースのピット要因として一緒に世界を回ることになりましたが、ドジばかりしてしまいライトニング・マックィーンの邪魔になってしまいます。

その世界レースの裏ではある陰謀が動いていて、その陰謀を阻止するためのスパイの活動にいつの間にかメーターが巻き込まれてしまう。

 

・ストーリーについて

前回のカーズでは、「高速道路によって忘れられた街の良さ」「周りの人を頼る必要性」などがテーマでしたが、今回のテーマは「友情」だと思います。そのほかのテーマは感じませんでした。カーズ1が良すぎたので、やっぱりカーズ2は劣ってしまうかなという感じがします。全体としては楽しめるけど、「まあまあ」という感じですね。

ピクサーのアニメは心が「グッ」と動くポイントが何度かあるので好きなんですが、カーズ2は普通の娯楽作品というような感じで、楽しめるけど感動はしない、、、という感じです。

なんだかピクサー作品なのに普通のディズニー作品になってしまったような感じがしてしまいました。

 

・キャラクターについて

今回の主人公は多分「メーター」ですね。ブルーレイのパッケージの裏を見ても、声の出演でメーターの名前が一番上に書かれていましたし、ライトニング・マックィーンより出演時間も長かったです。

今回はダメなメーターに愛想をつかしてしまったライトニング・マックィーンが友達を受け入れてあげなかった自分の間違いに気が付き謝るのですが、カーズ1から考えるとライトニング・マックィーンの性格が良くなりすぎていて笑えます。こんないいやつだったっけ?っていうくらいいいやつになっています。

カーズ1で活躍したクルマたちも出てきますが、出番はかなり少ないです。ライトニング・マックィーンの師匠だった「ドック・ハドソン」がいなくなっています。ストーリーの始めの方で、ドック・ハドソンが亡くなってしまったようなシーンが出てくるので、亡くなってしまったという設定なのでしょう。

 

・映像について

カーズ1でも車のボディーに反射する光とか、かなりリアルできれいだと思いましたが、カーズ2はさらにきれいになっていました。特に景色がきれいです。

国際レースの会場が、「日本」「イタリア」「イギリス」なのですが、どこの街の風景もかなりきれいに描かれていて、さすがピクサーだと思います。

ちなみに、日本のレースシーンではレインボーブリッジも登場します。東京タワーなども出てくるので見ていて面白いです。日本人のレースドライバー「シュウ・トドロキ」というキャラクターも出てきて、途中にPerfumeの「ポリリズム」も挿入歌で入っていて、今回の作品はかなり日本びいきな感じがしました。

 

・全体的な感想

全体的にはピクサーの作品としては「まあまあ」という感じです。カーズ1の人気で続編を作ったと思うのですが、トイ・ストーリー2のような完成度ではないのは残念でした。

面白く楽しめる映画だけど、、、それだけ。という感じです。

カーズ3をもし作るなら、もう少しストーリーにこだわって欲しいです。

 

・特典映像

特典映像でトイ・ストーリーのサイドストーリーの「ハワイアン・バケーション」が収録されています。それと、メーターが飛行機になる話が収録されていました。

そこに登場した教官がプレーンズに出てくる教官と同じ「スキッパー」という名前でした。キャラクターの雰囲気は違いましたが、プレーンズがこの作品を元にして作られているのがわかります。

 

・DVD付きブルーレイ

今回、DVD付きのブルーレイディスクを購入しました。奥さんが買ったのですが、うちにはブルーレイがあるからDVDディスク付きのものをわざわざ買わなくていいんじゃないの?と思っていたらDVDは車用だそうです。

子どもが生まれると車の中でDVDを流すことも増えると思いますので、確かにDVDあった方がうれしいですね。

by カエレバ

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