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『インターステラー』は近年最高のハリウッド映画!途中からあらすじやネタバレを含む感想

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アマゾンプライムに加入しているので、特定の映画が見放題なのですが、見放題だからって次から次へ観るほどは時間がない。

仕事が終わって子供と遊んで、子供が寝た後の少しの時間で楽しむので、せっかく観るなら「ハズレ」たくない。

そんなときにチェックするのがアマゾンのレビューですが、今回観た「インターステラー」は評価が1,300以上付いているのに、星4.5というものすごい高評価。

さすがにハズレないだろうと思って観ましたが、文句無しの良作でした。

ここ数年で一番のハリウッド映画でした。

感想や評価、ネタバレなどを含みますが、ネタバレが始まるところには「ここからネタバレ含む」とわかりやすく表示します。

インターステラーのあらすじ

未来の荒廃した地球に暮らす親子がある日突然謎のメッセージを見つけ、メッセージに書かれた場所に向かうとそこは地球を救うための施設だった。

地球を救うために宇宙で移住できる星を探すことになり、元宇宙飛行士だった主人公が行くことに。

と、書いてみると意外とシンプルな話なのですが、そこに「重力」「光の速さ」「ワームホール」「ブラックホール」などの物理の話をできるだけリアルに表現した映像やストーリーが入ってきて、ワクワクするSFに仕上がっています。

 

ストーリーのテンポが良い

脚本に4年かかったらしく、内容が濃いのにストーリーのテンポが良くて、常にワクワクドキドキしながら飽きずに観ることができました。

観終わって時間を見て2時間49分の作品だったことにびっくりしたくらい、途中からは完全に魅入ってしまいました。

とにかく続きが気になり「この後どうなるの?」が止らない作品でした。

結末がまったく予測できなくて、100のところで終わる結末がさらに話が進み、120くらいで終わりかなと思ったらまだ進み、最終的には180くらいまで進んだという感じのボリュームです。

物理の話が細かい説明も無く出てくるので、理解できないところも多かったですが50%くらいの理解度でも、ストーリーのテンポの良さで乗り切れました。

 

ここからネタバレ含む

「光の速度で進むと時間が遅くなる」や重力を利用した推進力の「スイングバイ」などの現実の物理法則がたくさん出てきて、リアル志向のSF作品としても名高いインターステラー。

実際にノーベル賞を受賞した物理学者も制作に関わっていて、出てくる専門用語が多いです。

とはいえ理解を超えた「超常現象」のような話も出てくるので「完全リアル志向のSF作品」と思って観るとちょっと期待はずれかも。

特に最後の方は何でもありで、ブラックホールに吸い込まれたけど、高次元に住む謎の存在に助けられたり、4次元の空間から時計の針を動かしてメッセージを伝えたりと、ちょっとぶっ飛んでいます。

ブラックホールに吸い込まれたら重力で押しつぶされると思うのですが。

押しつぶされる前に助けられたんでしょうか?

もし、主人公を助けたのが高次元に移動した未来の地球人でだとしたら、あんなギリギリで助けなくてもっと余裕を持って助けてあげれば良いのに、、、

と、いろいろ文句を言いたいこともありますが、それ以上にテンポが良くて入り込めるストーリーなので、細かいことは気になりませんでした。

要するに大切なのは「愛」ということでした(笑

家族愛が基本ですが、恋人との愛もあり、AIロボットにも友情を抱いている感じが良い。

 

まとめ

ハリウッド映画はすごい映像でワンパターンのストーリーという感じで、最近は飽きていましたが、久しぶりにやられた感がある映画を観ました。

ゼロ・グラビティを観たときと同じくらいの衝撃。

序盤の話が伏線になっていて、後で回収されたり、途中にできた話が伏線になって後で回収されたりして、ストーリー構成が本当に見事な映画でした。

地球と遠い宇宙の果てで起こっていることを交互に見せて、話が繋がるのか繋がらないのか、ギリギリのところを楽しめます。

映像もすごいし、かなりお金がかかっているんだと思いますが、それだけ見応えがある映画でした。

こんな作品がアマゾンプライムに入会すると無料で観られるのはものすごいお得。

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