朝の忙しいときに限って子供って支度が遅くありませんか?
夕食は食べるのが早いし、保育園でも給食を食べるのが早いのに、なぜか朝食は遅い。
いろいろ試してみて最近は少しずつ早くなってきたので、その方法を紹介します。
砂時計を使う
食べるのが遅くなってきたら眼の前に砂時計を置いて「この砂が全部落ちきる前にご飯食べて」と一言。
子供にとって時間は有限であると意識させるのは難しいので、砂が落ちていく様子を見せて物理的に時間を感じてもらう方法です。
購入したのはアマゾンのこちらの砂時計。
落としても割れないので、子供用の砂時計におすすめです。
最初のうちはなかなか調子よく、食べるのが早くなりましたが、だんだんと慣れてしまったのか遅くなってきました。
砂が落ちても食べていたら、砂時計をもう一度ひっくり返すのですが、その繰り返し。
砂時計が効かなくなってきたので、次の手段。
時計を目の前に置く
次は時計を目の前に置いて「この長い針がここに来るまでに食べ終わって」と。
細かく数字が書かれた時計なら時間を読む勉強にもなります。
これも守っていたのは最初だけで、だんだんと時間が過ぎていくように。
競争を仕掛ける
友達に「最近子供の支度が遅い」と話をしたら「うちではパパとどっちが早く食べられるか競争しよう!と言うと早くなる」と教えてもらいました。
さっそく、食べるのが遅い長男に向かって「よし、父ちゃんと競争しよう!」と言うと「競争はしない!」ときっぱりと断られてしまいました。
なかなかノリが悪い息子です。
兄弟で競争させてみる
食べるのが遅いのは4歳11ヶ月の長男です。
2歳7ヶ月の次男の方は長男に影響を受けて遅くなっているだけで、基本的には長男よりも早い。
ということは長男を早くさせれば全体的に早くなります。
そこで、「兄ちゃんと弟でどっちが早く食べられるか競争しよう!」と言ってみました。
次男はノリノリでさらにバクバク食べ始めるのですが、長男は「競争はなし!」と。
どうしたらノリがよくなるんでしょう、、、
言い方を変えたら早くなった
現状は次男のほうが早くて、長男はのんびりと食べています。
そこで、長男に「もうちょっとで弟に追いつくね。すごい!今日は早いね」と声をかけてみました。
特に「負けるな!追いつけ」という意思を込めるのではなく、「もうちょっとで勝てるよ」と教えてあげただけ。
これが意外と良かったようで、長男、弟に追いつくように急いで食べ始めました。
弟も兄ちゃんに負けじとがんばります。
弟に追いつきそうな兄ちゃんに「すごいね。もう少しだね」と言ってあげると止まっていた手が動き出して、最終的に二人共早く食べてくれました。
焦らせないほうがうまくいった
ここで気がついたのですが、大切なのは焦らせることではなかったのです。
「がんばれ、負けるな!」と煽ると全然食べてくれなかったのですが、「もう少しで勝てそうだね」と現状を説明してあげただけで食べるのが早くなりました。
うちの長男にはこの言い方のほうが良いみたいです。
子供にとってそれぞれの最適な言い方があるんですね。
今のところは食べるのが遅いときには、この言い方で早くなるようになりました。
そもそも保育園に行くのが嫌なのかも
ある時期、食べるのも遅いし、着替えるのも遅いし、保育園に行くまでの支度がすべて遅いときがありました。
「なんであんなに支度遅いんだろうね。イライラしない?」と奥さんに話してみると、
「確かにイライラするよ。多分、保育園に行きたくないんだろうね」と返ってきました。
たしかに、保育園に行きたくないから支度を遅くして無言の抵抗をしていたとしたら納得がいきます。
今はノロノロしなくなりましたが、定期的に遅くなるのは行きたくないときがあるのかもしれませんね。
そう思って子供を見たら、また違った目線で子供のことを考えてあげられることに気が付きました。
さすがは母ですね。
パパとは子供への関心の方向が違うのはさすがです。