以前、一度ハードディスクの物理破壊をしました(「ハードディスクを捨てるために物理破壊をしてみた」)が、今回は分解して物理破壊をしてみました。以外と知らないハードディスクの一面も見れて面白いですよ。
・工具を揃える
ハードディスクの物理破壊は一度したことがありますが、(「ハードディスクを捨てるために物理破壊をしてみた」)前回は外装を外さないで破壊したので、今度はちゃんと外装を破壊して見ようと思い、まずは、工具を揃えることにしました。
工具と言ってもひと通りの一般的な工具は揃っているのですが、唯一ないものが「星形ドライバー」でした。ハードディスクを見てみると6角のネジ穴のネジがついています。
これをどうしても分解してみたくて、近所のダイソー、セリアなどの100円ショップを回ったのですが、目的の星形ドライバーを手に入れられなくて、結局ホームセンターで、1300円くらいのレンチセットと、その一回り小さい「T8」という型のレンチを300円くらいで購入しました。
結局、ネットで探したらいろんな特殊な形の精密機器用のドライバーが1000円くらいで売られていたので、ネットで買った方が良いです。
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ハードディスクの分解には、ほぼ「T8」というサイズのレンチしか使いませんでしたが、もう少し小さいサイズのものもあると便利だと思います。
ちなみに、iPhoneはよく見ると5角の星形なので、6角のものでは分解出来ないので注意してください。
・ネジを外して蓋を開ける
今回バラすのは3つのSATAのハーディスクです。容量も少ないし動きも悪くなってきたので、今回年末大掃除ということで中身を確認して廃棄することにしました。
まずは、買ってきたレンチを6角のナジ穴に差し込みます。予備で購入した一番小さい「T8」というサイズのものしか入らなかったので、他のレンチは結局使いませんでした。
ネジを全てはずして、蓋を取ろうとするのですが、接着剤でくっついているようで、うまく外れません。接着剤つけるならネジつけなくてもいいのに、、、
結局、工具セットのバールで無理やりこじ開けました。
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やっぱり工具セットは1つ家にあると便利です。しかし、バールを使っても一部だけがどうしても外れなくて、なんだかへんな状態。
やたらと頑丈です。このとき、金属で手を切らないように皮の手袋も装着しました。
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ハードディスクの分解中に手を切ったなんて言ったら洒落にならないので、安全重視でいきました。
どうやっても外れないので、これは「答えは裏面にあるに違いない!」と思い、裏面を解体することにしました。
しかし、ネジを外しても外れるのは一部分だけ。。。
結局、元に戻りバールで無理やりディスクを取り外すことにしました。
・ハードディスク硬すぎ
今回の目的はきれいな解体ではなく、ハードディスクの物理破壊なので、ディスクを取り出せて破壊できれば良いので、頑張ってディスクを取り出しました。
ハードディスクって以外と頑丈というか、分解しにくい造りになっているんですね。ディスクを割って読み込み不可能にしたという話をどこかのブログで読んだので、ドライバーをディスクの上につきたてて、上からハンマーで一撃を食らわせますが、傷がつくだけでぜんぜん割れる気配がないです。
さすが「ハード(頑丈)ディスク」と、変なところで感心してしまいました。
ぜんぜん割れないので、結局、表面に傷をつけたり曲げたりして読み込みできない様に加工しました。
1つ目は蓋が開かなかったですが、2つ目の日立製のハードディスクはきれいに蓋が取れました。
きれいな盤面ですね。おかしなところは無さそうなのに、なぜか読み込み出来なくなってしまったハードディスクです。
こちらと、最後の1つも同じように円盤部分を傷つけて物理破壊しました。
・感想
結構、面倒なのと素手で解体すると以外と力作業が必要で、手を切る危険性があるので、解体の際には手袋をつけることと、床を傷つけないように注意することをおすすめします。
以外と時間がかかったので、高性能な電動ドリルを持っている人は、ハードディスクを解体しないで、フタごと穴を開けるのが一番てっとり速いのではないかと思いました。
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