書評(絵本)

絵本「バルバルさん」で学ぶ営業の極意とは?

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5歳の長男が保育園で読んで面白かったという絵本「バルバルさん」を子供といっしょに読んでみました。

次々と変わったお客さんの変わった要求を叶えていくバルバルさんのプロ魂に感心させられる絵本です。

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絵本「バルバルさん」

基本情報

  • 文 乾 栄里子
  • 絵 西村 敏雄
  • 福音館書店
  • 読んであげるなら 3歳から
  • 自分で読むなら 小学校初級むき

 

「バルバルさん」のあらすじ

主人公は街の床屋「バルバルさん」。

いつもお客さんで賑わっている人気の床屋です。

ある日店を開けるとライオンが髪を切りにきました。

ライオンのたてがみを短く切ってブラシで整えてあげると満足して帰っていきました。

その後、ワニや羊など次々に動物のお客さんがバルバルさんの店に来店してきました。

バルバルさんは一人ひとり丁寧に要望を聞いて、希望を叶えてあげました。

そして、一日が終わり店じまいのときに看板を見たら、動物がたくさん来た理由がわかりました。

 

バルバルさんは営業の達人

いつもは人間のお客さんを相手に髪を切っているバルバルさんですが、この日は動物ばかりお客さんとしてやってきます。

ライオンや羊ならまだわかりますが、毛がない「ワニ」までお客として来店しました。

「髪を生やして欲しい」というワニの要望に対して、バルバルさんは「髪を生やすことはできないけど、、、」と言いながらワニに似合うかつらを探してあげました。

普通にお客さんの「髪を生やして欲しい」という要望だけを考えると無理なので話は終わってしまいます。

しかし、バルバルさんはワニの「髪を生やしておしゃれを楽しみたい」という本当の要望を見抜きかつらを被せてあげました。

ワニは「ビンビビィーン! オレ、かっこいい〜♪」と上機嫌に歌うほど喜びました。

営業の仕事はお客さんの「本当の欲求」を叶える仕事です。

「靴が欲しい」というお客さんにおしゃれなスニーカーを出してあげるのも良いですが、どういう用途に使うのかを確認してジョギングにも使えるスニーカーを提案してあげるのが本当の顧客目線です。

バルバルさんはそれができるので、お店が繁盛しているのでしょう。

 

予測できないことを愉しむ

一日が終わって閉店作業をしているときにバルバルさんは看板に書かれた落書きを見つけます。

それは「どうぶつの」床屋バルバルと書かれた文字でした。

「どうぶつの」と看板に書いてあったから、1日中動物のお客さんがバルバルさんの店にやってきたのです。

落書きを消そうとしたバルバルさんは「まてよ、今日一日楽しかったな」と言って落書きをそのままにしておくことにしました。

すると、それからは動物のお客さんと人間のお客さんで賑わう店になりました。

普通、予測できない事態が起きると人間は慌ててしまい、ストレスを感じます。

そしてトラブルを避けるようになっていきます。

しかし、バルバルさんは「トラブルを工夫で切り抜けて楽しむ」ことでお客さんを増やしました。

何事も楽しんで挑戦してみることで、新しい世界が開けると子供に教えることができる絵本です。

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