4歳の子どもが普通のレゴならだいたい説明書を読めば作れるようになってきたので、より難しいレゴテクニックに挑戦しようと思っていろいろと物色していたら面白いものを見つけました。
レゴテクニックのパーツを応用した「CRAZYACTION CONTRAPTIONS」(クレイジーアクション コントラプションズ)という商品です。
日本語に訳すと「変な動きをする機械」というような感じでしょうか。
アマゾンのレビューも悪くなく、価格も送料込みで1,500円くらいだったので購入しました。
日本の商品ではない
パッケージを見てもらえばわかると思いますが、こちらは日本の商品ではありません。
Lego Crazy Action Contraptions
発想元がイギリスから発送すると書かれていたので、イギリスやアメリカなどの英語圏用の商品でしょうか。
日本の正規品で同じ商品はないので、輸入物を購入するしかないようですね。
本とレゴが一体になっているセットになっていて、日本でもレゴシティシリーズの似たような商品が出ています。
クレイジーアクションはアマゾンプライムで2,400円くらい。別の業者が送料込みで1,500円ほどだったので、安い方で購入しました。
船便なのか商品が到着するまで7日~10日かかりましたが、無事に届きました。
ちなみに、この記事作成時点では最安が1,850円ほどになっていました。為替の影響を受けたりして価格の変動があるのかもしれません。
ファンキーな説明書
日本のレゴの説明書っておとなしめなイメージですが、こちらの説明書はなんだかファンキーな感じです。
最初のページをめくると、このセットで作ることができる作品の紹介がありました。
レゴテクニックのパーツを使っているので、作ったら実際に動かして遊べるものばかり。
懐かしの糸巻き戦車のようなものや、ゴム動力で動く車、滑車で動くロープウェー、マジックハンドなど子どもが好きそうなものばかり。
説明書は英語なのでわかりにくいところもありますが、実際には絵を見てパーツをはめるだけなので、英語を読む必要はありません。
こちらは「ビーカーブレンダー3000」という作品で、水を混ぜたりできるようです。
マジックハンドを作ってみた
面白そうだったので、最初にマジックハンドを作ってみました。
最初にパッケージからパーツを取り出します。
使い終わったら収納できそうですが、けっこうぎっしり入っていて詰め直すのも大変そうだったので、チャック付きのジプロックを一つ用意して、遊び終わったら収納するようにしました。
こちらが全パーツ。
車輪、ギア、ゴムなどのパーツが入っていてわくわくします。
ちょっと説明書が見にくいですが、大人なら5分くらいでマジックハンドは完成すると思います。
「さすがはレゴ」と思うほど作りがしっかりしていて、パーツがきっちりハマっているので、マジックハンドとして遊んでも簡単には壊れませんでした。
ギアの仕組みがわかる車
次は表紙にも載っている車を作ってみました。
こちらも説明書を見ながら組み立てていきます。
子どもがギブアップしたのを良いことに「あとで遊ばせてあげるからね!!」と言い聞かせ、自分で作り続けました。
大人が作ってもめちゃくちゃ楽しいです。
ひさしぶりにプラモデルを作っているような感覚。
10分ほどで車が出来上がりました。
ゴムは付属のものを使うのがなんとなくもったいなくて、手持ちのゴムで代用しています。
黒いハンドルをくるくる回すとゴムが巻き取られ、ある程度巻いたあとに手を離すと走り出しました。
自分が作ったものが動くのって楽しいです。
今は出来上がったおもちゃが多いですが、こういう作って仕組みを学び、動かして遊ぶというおもちゃは教育に良さそう。
レゴなので、別のパーツを使って自分なりに改良するのも簡単なのが素敵です。
一通り遊んだあとはばらして「コマ回し機」を作ってみました。
ギアに軸を挿してコマにして、そのコマを組み合わせて、ハンドルを巻いてゴム動力を貯めて、、、手を離すとコマが回るので、タイミング良く赤いバーを突き上げてコマを飛ばすとコマが回ってくれます。
慣れるとけっこう楽しい。
他にも写真を撮るのを忘れてしまいましたが、懐かしの糸巻き戦車のようなものも作りました。
激しくは動きませんが、トコトコと転がる姿がかわいいです。
まだ作っていませんが、今後はロープウェーとか作って遊んでみたいです。
商品の紹介には16個の作品が作れると書かれていましたが、中にはレゴを使って作るサイコロなどのしょうもないものもありますが、基本的にはギアを使った楽しい作品が多かったです。
評価は
1,500円でこれだけ遊べるなら文句ないセットです。
「レゴはいろいろなモノが作れるから自由に遊べる」という商品ですが、実際には「こういう遊び方があるよ」と提案してくれた方が遊びやすいので、1つのセットでいくつもの作品が作れるこちらの商品は素晴らしいです。
Lego Crazy Action Contraptions
記事作成時点で1,800円くらいに値上がりしてしまっているのが残念ですね。
2008年に出た商品のですが、ロングセラー商品だとしたらぜひ日本版も作ってほしいです。
まとめ
子どもが遊ぶことによって、いろいろな機械の仕組みを学ぶことができるのでおすすめのセットです。こちらの「CRAZYACTION CONTRAPTIONS」を使うことで、レゴの遊びの幅が広がると思います。
大人が作っても楽しいです。
一つだけでなく2つ買えばパーツが増えるので、より大きくて複雑な作品が作れそうですし、兄弟で作品を作り合ったりして楽しそうですね。
似たような商品で「Lego Chain Reactions (Klutz S)」という商品があります。
Lego Chain Reactions (Klutz S)
海外の製品で、レゴを使ってピタゴラスイッチのような装置を作るセットです。
こちらも楽しそうですね。