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【料理酒に使える安い日本酒の探し方、選び方】おすすめ商品も紹介!

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料理に必要な料理酒ですが、種類も豊富で値段も様々なので「いったい何を買ったら良いんだろう、、、」という状況になりがちです。

ネットで検索すれば「おすすめ」の料理酒がたくさん出てきますが、よくよくみると意外と高くて「これだったら普通の日本酒の方が安いんじゃないか」と思うことも。

そこで、料理酒に使える安い日本酒の探し方や選び方をまとめたので、紹介します。

料理酒と日本酒の違い

そもそも「料理酒って何?」って思ったことないですか?

「日本酒だとは思うけど、料理のためのお酒で何か違うのかもしれない」くらいな認識の人が多いと思います。

ぼくも元々はそれくらいの認識だったのですが、子供が産まれてから食材や調味料にこだわるようになり段々と違いがわかってきました。

料理酒以外の日本酒との大きな違いは、

  • 料理酒は酸味や雑味が残っている場合が多い
  • 料理酒には塩が添加されている場合がある

です。

料理酒は料理にコクや旨味を加えるために、飲むために作られた日本酒では抑えられる酸味や雑味が取り除かれている場合が多いです。

 

料理酒に塩を添加する理由とは?

安い料理酒は塩が入っているものが多いです。

料理酒という名前の通り、アルコールが入っている立派な「お酒」です。ですので売るときには「酒類販売免許」が必要になります。

 

今ではスーパーに行けば普通にお酒の販売コーナーがありますが、昔の小さな商店ではお酒が売られておらず、酒は酒屋でした。

食材を買ったついでに料理酒も買いたいですよね。

そこで、一定量以上の塩を添加して普通にお酒として飲めないようにすることで「お酒」として認められないようにしました。ある酒造メーカーでは全体の2%の量の塩を添加しています。

海の水が3%なので、とても飲めるような物じゃないですよね。

その結果、酒税対象から外れて安く、どこでも買うことができるようになりました。

 

しかし、塩を添加すると、料理のときに塩分が濃くなりやすくなります。

「塩分を減らしたい」「普通の日本酒も安いものなら料理酒になるんじゃないか」ということで、我が家では日本酒を料理酒に使うようになりました。

実際に使ってみると、塩が入った料理酒を使うよりも料理が美味しくなりました。

健康診断で減塩を勧められた人にもおすすめです。

日本酒を良く飲む家では、古くなった日本酒を料理酒として使うことが多いです。

 

料理酒に合う日本酒

料理酒に合う日本酒としておすすめなものは、

  • 辛口
  • 純米

の日本酒です。

大吟醸などの甘口の日本酒は料理酒にあまり向かないですが、そもそも大吟醸なんて高くてもったいないので料理に使わないですよね。

安い日本酒は辛口なものが多いので、安いものを探せば自然に辛口に出会う確率が高くなります。

「純米」とは米と米こうじだけを原料に使った日本酒で、旨味や風合いが生かされたコクのある味わいになります。

 

以前はスーパーで適当に購入した安い料理酒を使っていたのですが、人工的な感じの変な雑味がして料理にあまりプラスになっていないような気がしていました。

日本酒に変えると変な雑味もなくなり、風味や旨味が増したような気がしました。

料理酒の味がシンプルなものになったので、料理を作って失敗したときの原因の特定が楽になりました。

 

料理酒の原材料をチェック

日本酒の原材料はシンプルなものなら

  • 米こうじ

3種類だけです。

さきほど説明した「清酒」の原材料はこの3種類だけです。

日本酒に添加されている原料は他に、

  • 醸造アルコール
  • 糖類
  • 酸味料

などがあります。

添加する理由は日本酒を簡単に作るためだったり、保存期間を長くするためだったり、味を整えるためだったり様々です。

 

醸造アルコールを入れた日本酒は、アルコールを添加した日本酒という意味で「アル添酒(あるてんしゅ)」と呼ばれています。

醸造アルコールとは、主に穀物や糖蜜から精製したアルコール、つまり焼酎のようなものです。

 

「どうせアルコールを添加して水増ししてコスト削減しているんでしょ」という声が聞こえてきそうですが、実際にはそんなにコスト削減にならず、醸造アルコールを添加する理由は、コスト削減以外に酒を深い味わいにしたり、香りを作るために必要だったり様々な理由があります。

 

とはいえ、個人的にはシンプルな原材料のものが好きなので、料理酒には清酒を使うようにしています。

 

料理酒を使うメリット

料理酒を料理に使うメリットはいくつかあります。

  • 酒の香りや有機酸によって素材の臭みをとる
  • アミノ酸によって旨味、コクを出す
  • 素材を柔らかくする

料理酒を料理に入れても色も変わらないし、味も大きく変化しないのですが、料理に入れることでいろいろな効果を発揮して、味に深みを持たせてくれます。

 

我が家ではレシピに「酒」と書いてあれば料理酒を使いますが、「酒」「砂糖」と書いてあるときには「みりん」を使うときもあります。

 

料理酒に使える安い日本酒

安い日本酒の個人的な基準の一つとして「1リットル1,000円以下」というものがあります。

ネットで「料理酒 おすすめ」などと検索すると料理酒がたくさん出てくるのですが、どれも高い、、、

料理に使って煮込んだりするのにわざわざ高い料理酒を使うのはもったいないので、料理酒に使える純米酒の安い日本酒を紹介します。

 

沢の鶴 米だけの酒

ポイント

  • 原材料:米、米こうじ
  • アルコール度数 15%
  • 米、米こうじも100%日本米使用
  • パックなので捨てるのが楽
  • 参考価格:900ml 712円

普通に飲んでももちろん問題ないお酒です。

普通に飲む場合は少し冷やした10~15℃くらいの温度がちょうどよいとのこと。

パックだと安っぽい感じですが、燃えるゴミで簡単に捨てることができて便利です。

 

月桂冠 山田錦純米パック

ポイント

  • 原材料:米、米こうじ
  • 米は国産
  • 酒造好適米の「山田錦」を55%使用
  • 京都伏見の名水仕込み
  • 参考価格:1.8L 1,367円

冷やして飲むと美味しい辛口のお酒です。

100%ではないですが、酒造に適したお米の品種「山田錦」を使用しています。

値段の割にしっかりした作りの飲んで良し、料理に使って良しの日本酒です。

 

黒松白鹿 純米

ポイント

  • 原材料:米、米こうじ
  • アルコール度数14.7%
  • 冷から燗までいける
  • 重厚な旨味とコク
  • 参考価格:2L 1,080円

コスパの良いお酒なので晩酌用としても人気。

安いので料亭のように日本酒だけを使って肉や貝などの食材を煮込む料理にもおすすめ。

 

福徳長 米だけのやさしいお酒

ポイント

  • 原材料:米、米こうじ
  • アルコール度数13%
  • 山梨県のお酒
  • 独自製法「瞬冷造り」
  • 参考価格:2L 1,098円

南アルプスや八ヶ岳、富士山を望む豊かた自然に囲まれた山梨県で造られた日本酒です。

独自製法の「瞬冷造り」で原料のお米に不可をかけずに米本来のやさしい風味を引き出しています。

 

安い日本酒の探し方

安い日本酒を探すならAmazonが一番便利です。

商品の詳細な説明が見れますし、レビューも他のサイトに比べて充実しています。

楽天は検索すると同じ商品がたくさん出てきたり、送料の有り無しで総額が変わって比較が大変ですが、Amazonなら楽に検索できます。

検索するときは「純米酒」もしくは「日本酒」で検索して「安い順」に並び替えるだけです。

こちらのボタンで簡単に検索できます。

Amazon「純米酒」安い順

 

「うちは楽天派なんで」という方は、Amazonで検索してお気に入りの商品を見つけてから楽天で探した方が検索が捗りますよ。

楽天 純米酒

 

まとめ

わざわざ塩分が添加されている料理酒を買うよりも、シンプルな純米酒ならそのまま飲むこともできます。

値段も安くなっているので、最近は純米酒を料理に使うのが人気です。

ただし、人気なってしまうと値段が上がってしまうこともあるので、安いときに買っておくのがおすすめですよ!

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