長年欲しかったコードレスクリーナーをついに購入して、2ヶ月使い倒したのでレビューします。
購入したのは人気のダイソンではなく「マキタの掃除機」。
実際に使っている友達がいて一目惚れして購入したのですが、正直ダイソンよりもマキタを選んで良かったと思っています。
最近はダイソンと同じくらい知名度があるマキタなので、「マキタの掃除機ってどうなの?」という方のために、選び方や使ってみた感想などを紹介していきます。
子育て世帯は特に必見ですよ!
マキタの掃除機の選び方
マキタのコードレスクリーナーは種類が豊富で、特にネットショップだとたくさん商品が表示されるので「どれを買ったら良いのか???」と迷ってしまうと思います。
マキタの掃除機の機種ごとの違いはこんな感じ。
- バッテリー(内蔵・取り外し)
- ゴミ捨て(カプセル・紙パック)
- 吸引力
バッテリー内蔵の場合は、劣化したときに交換が面倒というデメリットがありますが、充電器置き場が必要なくなるのでコンパクトに収納できます。
バッテリーの取り外しが可能だと、バッテリーを複数用意しておくことで運転時間を気にせず使用できますし、バッテリー交換も簡単。
しかも、マキタの電動工具と規格が同じなので、DIYをするときにも同じバッテリーを流用できて便利。
ゴミ捨てはカプセル式の場合は、ゴミ捨ては簡単にできるのですが、定期的にフィルターの掃除が必要です。
紙パック式の場合は洗って何度も使える「ダストバッグ」が標準でついてくる場合が多く、ダストバッグの掃除が面倒な場合は使い捨ての紙パックも利用できます。
メンテナンスが楽なのは「カプセル式」よりも断然「紙パック式」です。
ただし、後付でサイクロンアタッチメントを取り付けると、ゴミを分離してくれるので、フィルターのメンテナンス回数は劇的に減ると思います。
機種によって吸引力が違うので、DIYなどのハードな現場で使う、ペットを買っているので抜け毛を吸い取りたい、家中フローリング、などの使用環境によって選ぶと良いです。
我が家は最近カーペットを処分して「フローリング・畳」だけになったので、CL107FDSHWという一般的な機種を購入しました。
マキタの掃除機を開封
マキタの掃除機が届いて一番驚いたのが「小ささ」でした。
箱がすでに小さい。
これなら室内にしまっておくときにも邪魔にならなそう。
箱を開けてみると掃除機のパーツがバラバラになって詰め込まれていました。
最近買い物した電化製品は、iPhoneのように箱を開けるときに感動するようなきれいな梱包のものが多かったので、ワイルドな感じに詰め込まれたマキタの梱包はちょっと新鮮!
箱に入っていたものを全部出してみました。
内容物は、
- 掃除機本体3点セット
- 充電器
- バッテリー
- 紙パック
- 説明書
とシンプル。
組み立てはノズルをねじりながら力を込めて押し込むだけ。
組み立てもシンプル。
すき間ノズルはパイプにくっつけておけるので、必要なときにすぐに使えて便利です。
使い捨ての紙パックと、何度も使えるダストバッグ
マキタの掃除機には「カプセルタイプ」と「紙パックタイプ」がありますが、今回選んだのは「紙パックタイプ」。
紙パックを装着するとこんな感じになります。
紙パックを外すと、中は空洞になっています。
洗って繰り返し使えるダストバッグが最初から付属していました。
ダストバッグを装着してみます。
ダストバッグと紙パックの違いは、他のサイトなどを参考にしてまとめてみました。
- 紙パックは一つ50円くらい
- ダストバッグは水洗いできる
- ダストバッグは何度も使える
- ダストバッグはゴミ捨てが面倒
- フィルター性能は紙パックの方が良い
我が家ではサイクロンアタッチメントを取り付けているので、ダストバッグではなくフィルターの意味合いで紙パックをつけています。
サイクロンアタッチメントはゴミを通過しないのか?
一緒に購入したマキタのサイクロンアタッチメントがこちら。
こちらは、マキタの掃除機本体のパイプにねじ込むだけの簡単接続。
吸引力が弱いタイプだと効果を発揮しないようですが、今回で購入したCL107という機種では問題なく使えています。
ちょっと邪魔そうに見えますが、慣れればまったく問題なし。ゴミ捨てもカプセルを外すだけなので簡単。
しかし、ダイソンのサイクロンに比べるととてもシンプルな作りなので、本当にゴミを分離できているのか心配でした。
そこで、ゴミを溜めてから紙パックにどれだけゴミが入っているのかチェックしてみました。
溜まったゴミはゴミ捨て位置の半分くらい。
紙パックの方を見てみると、、、
結果、、、ほぼゴミなし!
ほとんどのゴミはサイクロンアタッチメントの中に落ちて、紙パックにはほぼゴミなし。
これなら紙パックにゴミがたまらないので、紙パック代を節約できそう。
そのうち紙パックが細かいゴミで目詰まりしてきたら、サイクロンを外して普通に紙パック掃除機として使って紙パックを捨てれば無駄になりません。
紙パックも1枚50円くらいするので、なるべく節約したいですよね。
シンプルな見た目なのに、驚きの性能でした。
金額も3,000円くらいなので、紙パックを節約したい方は一緒に買うべきです。
ちなみにサイクロンアタッチメントは取り付けのときに力を込めてねじ込む必要があります。
これについてAmazonのレビューには、うまくできなくて思ったようにゴミを吸い込んでくれないというレビューもありました。
我が家で使ってみた感じでは普通にねじ込むだけなので、特に難しさを感じなかったのですが、それでも不安な方は上位機種がおすすめ。
上位機種だとロック機能付きのサイクロンアタッチメントが利用できます。
吸引力は悪くはないけど、良くもない
実際に2ヶ月間使用してみての感想です。
今回購入したCL107という機種は吸引力が高い機種ではないのですが、我が家では特に問題ありませんでした。
ちなみに我が家での使用環境
- フローリング
- 畳
カーペットがなく、毛の間に入り込んだゴミを吸い取る必要がないので、吸引力はそこまで必要ではありません。
とはいえ、吸引力が高くないので最初は「こんな小さなゴミも吸えないの?」と思うこともありました。
しかし、慣れてくるとマキタの掃除機特有の吸い方のコツがわかってきて不便を感じなくなりました。
今では気になるゴミはすべて吸ってくれるので、吸引力に不満はありません。
ダイソンじゃなくてマキタの掃除機を買った理由
コードレスクリーナーと言えばダイソンが有名ですよね。
ぼくも以前はダイソンが欲しくて欲しくて3年くらい悩んでいたのですが、結局マキタの掃除機を購入しました。
マキタにした決め手は、
- 小さくてコンパクト
- 軽い
- ダイソンよりも安い
- バッテリー交換が楽
- 掃除中スイッチを押したままにしなくて良い
から。
ダイソンも何度か使ってみましたが、やっぱり重さが気になりました。
マキタの掃除機はとにかく小さい、そしてダイソンに比べると軽い。
軽いので女性でもラクラク取り回しができますし、子供でも使えるのでお手伝いをお願いしやすい。
サイクロンアタッチメントをつけて使っていますが、それでも気になる重さではありませんでした。
ゴミを吸い取る様子が見えるので、子供が楽しく掃除をしてくれます。
軽いので階段の掃除にも便利です。
安さも魅力的です。
ダイソンは一番安い機種で3万円くらいですが、マキタならサイクロンアタッチメントをつけて17,000円くらいで購入できました。
ダイソンはバッテリー交換にはネジを外さないといけないので、掃除中にバッテリーが切れてしまったら充電するまで掃除を再開できません。
マキタの掃除機は機種によってはバッテリー交換が簡単なので、予備のバッテリーを用意しておけば、バッテリーを交換するだけで掃除機を連続使用することができます。
ダイソンはトリガータイプのスイッチになっていて、掃除機を可動させるときは常に指でスイッチを押している必要があります。
多分、必要ないときにはこまめに電源を切ることで、バッテリーの消耗を防ぐためだと思うのですが、結構面倒。
マキタは使うときにスイッチを押して、停めるときにもう一度押すだけなので、掃除中はスイッチの意識をしなくて良いのが便利でした。
ダイソンはサイクロン方式でゴミを空気を分離してくれるので、フィルターの手入れが不要で、紙パックも必要ないのでランニングコストがかからないのが魅力的でした。
しかし、マキタもサイクロンアタッチメントをつければ同じようにゴミを分離してくれます。
子育て家庭はルンバとの併用が最強!
正直、カーペットや絨毯などの敷物がなくフローリングや畳だけの家ならマキタの掃除機だけでも十分だと思います。
2LDK以上の広い家でも、 交換用のバッテリーを用意しておけば連続使用できるのでマキタ1台でも対応できそうです。
我が家ではマキタとルンバを併用しているのですが、これが最強だと思っています。
ルンバは勝手に掃除してくれるので便利なのですが、子供がいると部屋が常に散らかっているので、ルンバを動かすには散らかったおもちゃなどをすべて片付けなければいけません。
ご飯の食べこぼしを掃除したいときでもルンバを動かすなら部屋の片付けをしないといけないので、かなり手間。
コード付きの掃除機をひっぱり出してくるのも正直面倒でした。
今は、食べこぼしやキッチンの汚れ、ちょっとしたゴミなどは気がついたときにマキタでさっと掃除します。
普段はマキタで気になるところだけ掃除して、週に1,2回おもちゃを全部片付けて家を出るときにルンバを動かせば、普段掃除しないソファの下やベッドの下までピカピカにしてくれます。
ルンバは結構吸引力があるので、絨毯やカーペットのゴミもかなり吸い取ってくれます。
マキタだけではカーペットのゴミが取り切れないときもルンバがいれば安心です。
マキタを購入したことで掃除に対するストレスがほぼなくなりました。
子育て世帯はマキタとルンバの併用が最強です。
ルンバだけだと使い勝手がかなり悪いので、最初にマキタを買ってみて、必要であればルンバを買うのが良い流れだと思います。
評価は
マキタの掃除機CL107についてまとめると、
まとめ
- コンパクトで軽い
- 吸引力はまあまあ
- サイクロンはちゃんとゴミを分離する
- 気になるときにすぐ掃除ができる
- 子育て世帯におすすめ
という感じでした。
結婚してから最初に買ったのは「日立のコード付きサイクロン掃除機」でした。
吸引力は最高だったのですが、ゴミを分離してくれるわけではないので、フィルターの掃除が面倒でしたし、毎回重たい掃除機を持ってきてコンセントを挿して使うのが面倒でした。
子供が生まれてから家事を楽にしようと思って買った「ルンバ」。
最初は、自動で部屋中を掃除してくれるので便利だったのですが、掃除するためには毎回子供のおもちゃを片付けなければならず、面倒でした。
そして、今回購入したのが「マキタのコードレス掃除機」。
生活していてゴミが気になったときにサッと掃除ができるのが快適です。
ちょっと掃除するときにはマキタ。
しっかり掃除するときには部屋を片付けてルンバ。
多分、この組み合わせが最強なんじゃないでしょうか。
マキタとルンバが有能すぎて活躍の場がなくなってしまった日立の掃除機は処分しました。
今回の買い物は生活の質(QOL)が変わるくらいの買い物でした。
コードレスクリーナーを買おうかと検討している方は、ぜひマキタをおすすめします。