ローマの休日は噂には聞いていたのですが、まだ見たことがなかったです。でも、こういう人って結構多いんじゃないでしょうか?
今更って感じもしますし、見ても見なくてもそんなに人生に影響はないかな、なんて思ってましたが、そんなこともなく見る価値はあると思います。
なるべくネタバレをしない程度に感想をまとめてみました。
1.なんとなくしか知らなかった「ローマの休日」のあらすじ
なぜか、見たこともない映画なのにあらすじは、知っていて確かヨーロッパのとある国の王女がローマに来ていて脱走してローマの街を新聞記者と回る、と覚えていましたが、まさにそのとおりでした。
ストーリーの内容としては特に意外性はないのですが、眠くなることもなく、ちゃんと最後まで見続けられました。ストーリーの抑揚は基本的にないですが、それでも楽しく観ることができました。
最近の映画は無理やり感動させようとしたり、過剰な演出で盛り上げようとしたりするの、たまにはこういったのんびり楽しく観られる映画も良いかもしれません。
2.白黒と4:3画面について
「ローマの休日」は白黒で画面も4:3です。最近のテレビでDVDを再生すると両側が何も映らないでグレーの背景がずっと表示されているのはちょっと違和感がありました。
白黒の画面でしたが、最初はちょっと気になったものの、後半は全然気にならなくなり自分でもびっくりしました。
3.以外におてんばな王女
オードリー・ヘップバーン演じるアン王女って意外とおてんばなんですね。もっとおしとやかな感じのイメージを映画を観るまではもっていましたが、最初の出会いから途中のローマの観光のなかでも結構おてんばなシーンが出てきて面白いです。
最初に、王女が新聞記者のジョーと会った状況がすごいです。「ええぇ〜!!」ってなるので、こちらは内緒にしておきます。
4.やっぱりオードリー・ヘップバーンはすごい
いま見てもやっぱりかなり美人で可愛いです。なんかオードリー・ヘップバーンって「きれい」でもあり、「かわいい」でもありちょうど2つの評価の中間にいるような女性なので、どちらが好きな男性にも人気があって評価が高いのではないかと思いました。
それにしても、オードリー・ヘップバーンは本当に現代の価値基準でも魅力的な女性だと思います。あの「かわいい」「きれい」の両面が「世間を知らない王女」と「国を背負う王女」の役でうまく使い分けられているところもこの映画の見どころの一つではないでしょうか?
5.プラトニックな恋の良さ
ハリウッド映画って結構簡単にキスして、その後の流れっていうのが普通にありますが、「ローマの休日」を観てプラトニックな恋愛の良さというものを再評価しました。お互いが好きであればそれだけで良い、人生の一瞬のきれいな思い出というものもあるということを教えてくれました。
6.まとめ
何が良くて、なんで寝られずに観られたかというと、多分オードリー・ヘップバーンと、映画のテンポの良さ、ロケ地であるローマの良さなどいろんな要素があったと思いますが、「これぞ」というものは観終わってもよくわかりません。
しかし、観てよかったと思う映画でしたし、観終わってなんだか幸せな感じになる映画でした。
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