子連れでバーベキューをするときは、大人だけでするときよりもちょっと不安ですよね。
子供のことを考えていると、ついつい荷物が多くなってしまいます。
我が家は長男がまだ1歳になる前から、次男が産まれて4歳と2歳の兄弟になるまで何度もバーベキューをしています。
何度も子連れでバーベキューをやっていると、だんだんと必要なものがわかってきます。
そこで、今回は、子連れバーベキューの持ち物リストを紹介します。
子連れバーベキューの心得
持ち物のリストを紹介する前に、子連れバーベキューのときに心がけておくと良いことを紹介します。
暑さ対策
バーベキューは暑い時期に行われるので、熱中症対策が必要です。
大人でも熱中症になりやすいので、子供はよけいに危ないです。
熱中症対策に帽子やスポーツドリンク、冷やすアイテム、日陰テントなどを用意しておくと安心です。
うちの子供も一度熱中症になりかけたことがありましたが、そのときはすぐにエアコンの効いた涼しい部屋に移動しました。
外でバーベキューをするときには、エアコンを効かせた部屋に移動して、水分補給をすると良いです。
うまく話せない年齢の子供は、常に様子を気にしていた方が良いです。
プールや水遊びができる場所があるバーベキュー場は熱中症に関しては安心ですが、水の事故に気をつけましょう。
汚れ対策
子供とバーベキューに行くと、想定外の汚れ物が発生します。
遊びに夢中になってトイレに行くのが間に合わなかったり、遊んでいて服に焼き肉のタレがかかってしまったり、水遊びの準備をしていないのに水の中に入ってしまったり。
トラブルは常にあるので、汚れても良いタオルと着替えを持っていくと安心です。
子供がひっくり返したもので、親の服も汚れてしまうなんてこともあります。
怪我対策
バーベキューは自宅と違って怪我をする要因がたくさんあります。
コンロの火で火傷したり、虫に刺されたり、転んでしまったり。
応急処置ができる用意と、病院に行くときのために保険証を持っていくと良いです。
昼寝対策
遊び疲れると眠たくなってしまうのが子供。
そんなときに、地面に寝られるレジャーシートと、日陰ができるテントがあると、じっくり昼寝ができます。
子供が昼寝をしている間に片付けをしたり、ゆっくり大人の時間を楽しむことができるので、子供が昼寝できる準備があると良いです。
ひま対策
バーベキューは意外と準備が多いので、大人が作業をしている間、子供はひまです。
暇なときに遊べるものを持っていくと、大人も準備に専念できて、食後はいっしょに遊んだり、子供だけで遊んでいる間にゆっくりできます。
お腹空いた対策
子供はお腹が空くとすぐにぐずります。
子供がぐずると、大人はイライラします。
バーベキューは準備が大変で、食事ができるまでに時間がかかります。
そういうときにすぐに食べられる、小袋のお菓子やおにぎり、小さいパンなどを持っていくのがおすすめです。
通常の持ち物リスト
最初に、普通のバーベキューでも使うような持ち物リストを紹介します。
通常の持ち物リスト
・BBQグリル、コンロ
・鉄板、プレート、網
・炭
・皿
・コップ
・箸
・軍手
・キッチンペーパー
・ゴミ袋
・トング
・包丁
・まな板
・アルミホイル
・ラップ
・イス
・テーブル
・スポンジ、洗剤
・着火剤、ライター
・キッチンバサミ
これらはバーベキューの定番の持ち物です。
ここから、子連れバーベキューのときに役立つ持ち物を紹介します。
囲炉裏テーブル
最近のキャンプやバーベキューは、コンロなどの焼台を低い位置に置く「ロースタイル」が流行っています。
ロースタイルは、炭火が子供に近くなって危ないのですが、囲炉裏テーブルがあれば火の周りをテーブルで囲めるので安心です。
バーベキューをすると、子どもはいつの間にか追いかけっこを始めて、なぜか狭くて危ないコンロの近くを通ります。
そういうときの対策としておすすめです。
使わないときは足をたたんで収納できます。
片付け用アルミシート
簡単に説明すると、普通のアルミホイルよりも厚いアルミホイルです。
子連れだと準備、片付けをすばやくやらないと、子どもが飽きてぐずってしまうこともあります。
こちらのアルミシートをバーベキューグリルの底に敷いておけば、網から落ちた肉の油でグリルが汚れることもなく、灰も丸めて捨てることができるので、片付けがはかどるのでおすすめです。
日除けテント
大人たちが使うタープや日陰があるという前提で、もう一つ子どもの休憩用にテントがあると便利です。
理由としては、
・フルクローズすれば着替えに使える
・日陰だけど風が抜けるので涼しい
・メッシュにすれば虫よけになる
・授乳室にも使える
・子どもの昼寝に使える
という感じ。
日よけ用のテントは組み立てが簡単です。
我が家はワンタッチでオープンできるタイプのものを持っていますが、風に弱いのと、2方向しか空けられないので、風の通りが悪く、おすすめできません。
>>海に持ってく日除けテント、フルクローズする「キャンパーズコレクションワンタッチサンシェード」の感想とレビュー
カセットコンロ
バーベキューといえば炭火というイメージがありますが、割り切ってカセットコンロを使うのもおすすめです。
カセットコンロを使うことで、炭の火起こし、炭の片付けなどの作業がなくなり、炭や着火剤などを持ってこなくても良くなり持ち物がすっきりします。
家族や少人数でバーベキューをして、空いた時間で子どもと思いっきり遊びたいなら、カセットコンロという手段も良いです。
レジャーシート
バーベキューというとアウトドア用のテーブルやイスを用意しますが、レジャーシートも意外と便利。
理由としては、
・大人用のイスは不安定でひっくり返る場合もある
・イスに座って食器を持って食べるのが大変
・レジャーシートに低いテーブルが食べやすい
・食事が終われば昼寝に使える
という感じです。
クッション性があり、広めのものがおすすめです。
皿
使い捨ての紙皿は辞めた方が良いです。
子どもだと手が小さいので持ちにくいですし、食材の熱が直に皮膚に伝わるので熱い。
焼き肉のタレを入れたまま放っておくと、軽いから風で飛ばされてひどいことになります。
プラスチックのお皿も良いですが、個人的におすすめなのは竹を素材に使ったお皿。
おしゃれで家でのホームパーティーにも使えます。
キッチンバサミ
バーベキューは肉を食べることが多いですが、小さな子どもだとなかなか噛み切れないことが多いです。
そんなときのためにキッチンバサミを用意しておくと、食材を小さく切れるので便利。
生肉を切ることも考えると、ばらして洗えるタイプがおすすめです。
食材関係の持ち物リスト
次は食材、飲み物などのリストを紹介します。
食材、飲み物関係の持ち物リスト
・クーラーボックス
・保冷剤
・肉
・野菜
・調味料
・飲み物
・おやつ
などです。
保冷剤
ロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結 長時間保冷 氷点下パックM
ロゴスの「氷点下パック」は、上に乗せた食材が凍ってしまうほど保冷力が強いので、鮮度が大事な食材の保冷に役立ちます。
安く済ませたい方には、ペットボトルを凍らせるのがおすすめ。
空のペットボトルに水道水を9割くらいいれて冷凍庫で凍らせておきます。
バーベキュー当日に、クーラーボックスに入れておくだけ。
そのまま保冷剤として使えますし、溶けたら冷たい水として使えますし、熱中症対策として首筋を冷やしたりするのにも使えます。
もともと水道水なので、洗い物ようの水として使ってももったいなくないので、おすすめです。
すぐに食べられるもの
バーベキューは食べ始めまでに時間がかかるので、子どもがすぐに食べられるものを用意しておくと良いです。
お菓子でも良いですが、食事の前にお菓子をあげてしまうと、食事を食べなくなってしまうので、すぐに食べられる食事が良いです。
おすすめの食材は、
メモ
・おにぎり
・野菜スティック
・チーズ
・魚肉ソーセージ
・枝豆
です。
これらは、野菜や主食にもなるものなので、食べすぎてバーベキューのメニューをあまり食べなくても、良いのが利点。
今まで見てきた子どもたちは、食事よりも遊ぶ方に夢中になってあまり食べないので、お腹が空いたときにお菓子よりも食事になるメニューを先に食べさせておいた方が良いです。
野菜スティックは家できゅうりなどをカットして、保存容器にマヨネーズといっしょに入れておくと便利です。
枝豆は冷凍のものをクーラーボックスに入れておけば、保冷剤として使えますし、自然解凍ができるのでおすすめ。
熱中症対策の飲み物
大塚製薬工場 経口補水液 オーエスワン 500mL丸PETx24本(ケース)
熱中症や脱水症状にならないために、専用の飲み物を確保しておくと安心です。
スポーツドリンクなどが一つあると良いです。
子どもが軽い熱中症になったときには、すぐ飲ませて2時間くらいしたら元気になりました。
子ども関係の持ち物リスト
子どもがいるときに必須の持ち物リストは、
子供関係の持ち物リスト
・おむつ
・おしりふき
・帽子
・虫よけ
・薄手の長袖
・抱っこ紐
・保険証
・日焼け止め
・救急セット
・ポイズンリムーバー
です。
虫除け
虫除けはいろいろ使いましたが、こちらのパーフェクトポーションがおすすめ。
柑橘系のさわやかな香りで、肌につけてもベタベタしないのが気に入っています。
100%天然成分を使っていて、子どもの肌にも安心して使えると人気の商品です。
お出かけカバンに入れておくと安心です。
>>「パーフェクトポーションアウトドアボディスプレー」の感想とレビュー 天然由来成分100%の虫除けスプレーで子供の肌でも安心!
日焼け止め
「大人用の日焼け止めを子供に使うのは心配」という人には、親子で使える日焼け止めがおすすめ。
こちらの日焼け止めは、皮膚科の先生も勧める肌に優しい日焼け止めです。
乳液タイプでベタつかないのも良いです。
あると便利な持ち物リスト
ここからは、なくても良いけどあると便利なものを紹介します。
あると便利な持ち物
・ボール
・水遊びセット
・虫取りセット
・アウトドアワゴン
アウトドアワゴン
車からバーベキュー場まで遠い場合に役に立ちます。
耐荷重100キロあるので、大量の荷物を乗せることができますし、遊び疲れた子どもを2,3人乗せて運んだこともあります。
なくても良いですが、あると意外と便利でした。
無いほうが良いもの
あると便利なモノばかり紹介しましたが、無い方が良いものもあります。
・包丁
・串
これらは、できるだけ使わないようにするか、使うときは安全に気をつけることが大切です。
包丁
包丁は必要そうですが、家で食材を事前に切っていったり、キッチンバサミを使うことで代用できる場合には使わないこともありました。
調理場があるバーベキュー場なら良いですが、狭いところにキッチンを作ってその周りで子どもが走り回るときは包丁があると危険です。
串
焼き鳥や串刺しで使うため、バーベキューでは定番ですが、子どもに串をもたせると危険です。
串を持ったまま歩き回ることもあるので、なるべく串を使わない料理がおすすめ。
まとめ
子連れバーベキューの持ち物リストについてまとめると、
まとめ
・すぐに食べられるものを用意した方がよい
・暑さ熱中症対策はしっかりと
・日除けテントは万能
・準備、片付けはすばやく
・家での事前準備も大切
という感じです。
お酒を飲んでしまうと楽しくなってしまいますが、バーベキューは家と違って危険がいっぱいなので、子どもから常に目を離さないように注意が必要です。
今までの経験上、子どもが楽しめることを一番に考えると良いです。
子どもが楽しんでいると、親はそれだけで意外と楽しめるものです。