結婚してから夫婦で少しずつ食器を集めているのですが、今回やっと欲しかった「めいぼく椀」のブナを購入しました。
自然の木目を活かした美しい模様と、手に収まる丸っこい形、そしてすべすべとした感触が素晴らしく、これから長い付き合いになりそうな一品に出会えました。
購入のきっかけ
結婚してから奥さんの影響で今まで気にしていなかった食器を気にするようになりました。
一人で食事をしていたときには気にならなかった食器も家族が出来ていっしょに食事をするようになると、食器は食卓を彩る大事な要素の一つになり、食事の時間を楽しむようになりました。
イッタラのお皿などを購入していて、北欧の雰囲気に合う和食器がないかと探していたときに奥さんが見つけたのが、神奈川県の小田原市にある薗部産業が作っている「めいぼく椀」シリーズでした。
薗部産業の社長さんは北欧の食器に合うものが作りたくてめいぼく椀シリーズを開発したそうです。
めいぼく椀の概要
めいぼく椀は木目を活かしたシンプルな器です。
ケヤキ、ブナ、サクラ、クリ、クルミ、ナラという6種類の木を使った商品があります。
今回購入したのは「橅(ブナ)」で作られためいぼく椀です。
橅は6種類の中で一番さわやかでナチュラルな風合いだそうです。
届いた箱にはグッドデザイン賞受賞のシールが貼られていました。
中には器の他に説明書とパンフレットが入っていました。
箱を開けると可愛らしいお椀が入っていました。
裏には「橅」の焼印が押されています。
コロンとしたシンプルで丸っこい、人懐っこい感じのデザインです。
重すぎず、手に収まる形です。
手触りはすべすべしていて木のぬくもりを感じられますが、実はこのお椀は塗装が施されているそうです。
そのままの木だと日常の手入れが大変になるので、150度までの耐熱と食品を入れても安全、そして、木目が見えるように透明な塗料ということでウレタン塗装が施されているとのことでした。
日常に溶け込むデザイン
今回、蕎麦のつけ汁を作って入れてみました。
適当に作った料理なのになんとなく様になるのは食器のおかげです。
こちらのお椀は味噌汁を飲む機会が減った日本人のためにスープやサラダ、ちょっとしたつまみを入れたりすることを想定して作られたそうですが、やっぱり汁物が一番しっくりくる気がします。
使用後は普通に食器用洗剤とスポンジで洗いました。
その後、半年くらい使っていますが、変わりなく買ったときの雰囲気のままで使えています。
4,460円の価値はある?
100円ショップの食器で満足していた自分からしたら高い食器ですが、毎日の生活の質を上げてくれる食器でした。
デザインもシンプルで壊れるものではないし、一生モノとしてずっと使えるのかと考えると4,460円の価値はあると思います。
自分で購入するにはちょっと勇気がいる価格なので、プレゼントにもらうとうれしいですね。
評価は★★★★★
文句無しの評価です。とにかくデザインと手触りが気に入っています。
入れ物が違うと料理の味まで変わってくる気がします。
ほんとに、、、
大切にこれから10年、20年、30年と使っていきたいと思える食器に出会いました。