最近、引越しをしたのでせっかくだから今まで夢に描いていた、「壁一面本棚」を実現しようと思いました。
最初は、自分でネットでカットした木材を買って、家で壁にぴったり合う本棚を組み立てようと思いましたが、本棚作りの聖書のようにもなっている「清く正しい本棚」を見ていると結構大変そうで、これならオーダーで本棚を作ってもらおうかなと思っていたら、オーダーの本棚って結構高いですね。
いろいろと考えながら、ちょうどへこんでいて、そこに本棚を入れようと思っていたところのサイズは幅160cmで高さは203cmでした。
と、たまたま「本棚幅160cm」とか「本棚幅80cm」とかで検索していたら
不二貿易
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と、
FBC
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を見つけたので、
「下にディスプレイラックを2列に並べて、その上に本棚を2列に並べて載せればいい感じ!」
と、思って最初に自作しようと思っていた気持ちはすぐに吹っ飛び、気がついたら楽天でぽちっとしていました。
ワクワクして、ヤマト運輸の追跡サービスをネットで「今どこにいるのかな~」なんて確認して待っていました。
あのサービスっていいですね。待ちこがれているものが今どこにいるのかわかるので、だんだんと近づいてくるのがわかります。
到着して、さっそく組み立てようとしたところ、大変なことに気がつきました。
巾木です。
、、、
巾木って言っても知らない人がいるかもしれないので説明すると、壁の一番下についている幅10cmくらいのキズ予防の板のようなものです。
サイズは何度も測り直したので幅は160,5mmくらいでしたが、この巾木を忘れていました。巾木の厚さが5mmくらいあるので、結局両側で1cm。
サイズぴったりの本棚を注文したので、5mmでも出っ張りがあるときついです。最初は、巾木がある分だけ木を組むかブロックで底上げしようと思いましたが、なんだかかっこわるそうなので思い切って巾木を外すことにしました。
まずは、巾木と壁紙の間をスクレーパーと呼ばれるもので削っていきます。
オルファ
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結構強力な接着剤でくっ付いているのでなかなか取れませんが、何度も何度も繰り返して削ることでだんだんとスクレーパーが入るようになってきました。
最終的に部屋を出る時には巾木を元通りにするつもりなので、壁紙と巾木をなるべく傷つけないように丁寧にゆっくりと作業を進めていきます。
だんだんとスクレーパーが奥まで入るようになってきました。しかし、さすがにしっかりと接着剤でくっつけてあってなかなか外れません。
ハンマーで少しずつ叩いて削っていきます。
だんだん壁と巾木の間にすきまが空いてきました。
ゆっくりと丁寧に壁を傷つけないようについて巾木を外すことができました!
見事に外れました。
最後に別の巾木で少しだけ出っ張っている部分を削ります。
これで、なんとか本棚を設置することができました。
しかし、その後も本棚がぴったりすぎて埋め込むのが大変でした。
本棚を買うなら1cmくらいは余裕があったほうが良いと思います。