一ヶ月の日数は月によって違います。
例えば、12月なら31日まであるし、2月なら28日までしかありません。
従業員として働いている人なら毎月の給料の額は日数で払われるのではなく、月単位で払われるのでなるべく働く日数は短い方が特なような気がします。
しかし、営業マンは違います。
毎月毎月結果を出さなければいけない営業という仕事の場合は、日数が少なければその少ない日数の中で結果を出さないといけないため、日数は少ない月は不利になります。
それでも、営業という仕事は結果を出さないといけません。
経営者はもっと大変です。
毎月給料を払う立場にあるため、日数が少なければそれだけ支払う給料の負担率が高くなります。月給は28日の月も31日の月も同じ金額なので、経営者としてはなるべく多くの日数を働いて結果を出してもらいたいと思っているのです。
もし、将来経営者になりたいと思っているのならもちろん営業や経営者に近い考え方を持っていないとだめです。
毎月、毎月与えられた仕事をこなすのではなく、毎月どれだけ稼いでこられるかという結果を出していかなければ生活できなくなったり、会社のお金が回らなくなったりします。
経営者になろうと思ったらなるべく同じ立場で物事を考えられるようになっておくことが必要です。
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