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城めぐり「小田原城」〜その2 小田原城歴史見聞館

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前回「城めぐり「小田原城」〜その1 小田原城のイベント」

 

休日に天気がよかったので、小田原城に行くことになってイベントを楽しみました。次は、小田原城の敷地内にある「小田原城歴史見聞館」に行ってみようと思います。

天守閣より先に見ておくと、小田原城の歴史がわかり天守閣をより楽しめると思うので、おすすめです。

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2.小田原城歴史見聞館

二の丸でのイベントから天守閣に向かおうとしていたところ、右手に「歴史見聞館」という建物がありました。最初は、天守閣に行ってから行こうと思いましたが、先に勉強してから天守閣へ行った方が楽しめると思ったので、先に小田原城歴史見聞館へ行くことにしました。

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外観は戦前の古い学校のような感じの建物です。ちょっと神社っぽい感じもします。入場券は天守閣とセットのチケットを買って600円でした。

中は小田原城の歴史をわかりやすく解説した内容の物がたくさん展示されています。北条早雲が関東に進出できた背景には元々関東管領上杉家の「両上杉」と呼ばれた山内上杉氏と、扇谷上杉氏の対立があったようです。いつの時代も争いをチャンスと捉えて進出してくる時代を読める人がいるんですね。

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戦国時代の人物の年表が展示されていましたが、今ままで武田信玄とか織田信長とかと同じ時代に生きた人だと思っていた北条早雲でしたが、もう少し前の時代の人だったとわかりました。

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北条早雲が亡くなったのは1519年で、この年にやっと今川義元が産まれて、その2年後に武田信玄が産まれています。織田信長や豊臣秀吉、徳川家康が生まれるのは北条早雲が亡くなってから10年以上も先でした。北条早雲はかなり早くから関東で戦っていた人だったんですね。

歴史見聞館の中はこんな感じです。

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ここで知ったのですが、北条早雲って元々北条性を名乗ってないどころか、生きているときは一度も北条とは名乗ってなかったみたいです。出自については色々と説があって断定はされていないですが、その中でも有力な説として室町幕府の政所執事をつとめた「伊勢氏」が有名なようです。北条早雲ってその辺の氏素性のわからない人なのかと思っていましたが、結構良い家柄の人だったんですね。

元々は京都にいて、その後妹(姉かも)の婿であった駿河(静岡)の今川家に行き、そこで兵士を借りて最初に伊豆、そして、関東へ進出していったそうです。

北条早雲は北条とは名乗っていないと言いましたが、北条と名乗り始めたのは北条早雲の息子「氏綱」だそうです。伊勢という名前だと関東の武士を味方につけるには影響力がなかったので、鎌倉幕府の執権だった北条という名前に変えたそうです。一説によると関東の覇権を争っていた相手は上杉家で、上杉家は元々関東の名門だったので、その上杉の上を行くつもりで北条と名乗ったのではないかとも考えられています。そのために家紋も北条家とおなじ「三鱗」に変えたそうです。家のルーツを勝手に書き換えるって、戦国時代は何でもありの時代だったんですね。

今まで、北条って鎌倉幕府の執権の北条家をルーツに持っているかと思ったのですが、逆だったんですね。鎌倉幕府の北条家が有名だったので、そちらに乗っかっていったような感じのようです。これを知ってスッキリしました。

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戦国時代は敵対する相手との同盟のために政略結婚が当たり前でしたが、展示してあった北条家の家系図を見るとなかなか面白いものが見えてきます。

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元々、北条早雲の姉か妹が今川家の今川義忠に嫁いでいたので、北条と今川は親戚でした。

そして、北条早雲の孫の北条氏康のときには、今川義元の兄妹を奥さんにもらい、その今川義元は武田信玄の兄妹と結婚し、北条氏康の七男は上杉謙信の養子になって、上杉謙信の兄妹の娘と結婚しているし、氏康の息子氏政と武田信玄の娘、氏康の娘と武田信玄の息子、武田勝頼が結婚しているし、氏康の孫の氏康は徳川家康の娘の督姫と結婚しています。

よく考えればみんなかなり近い親戚なんですね。争わないために政略結婚をしますが、結果として、親戚同士で争うこともあると考えるとなんだか複雑な気分になりました。

このあと、ミニシアターで豊臣秀吉の小田原攻めの話がありました。

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映像と人形の動きを切り替えて使っていて手が込んでいるシアターでなかなか面白いですよ。出口近くに当時の小田原城の模型が展示されていました。すべて回りは水堀かと思っていたのですが、土掘のところもあったようです。

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あとは、昔の写真が展示されていたりするコーナーがありました。

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北条家についてはぜんぜん知識がなかったので、結構楽しめました。しっかりと展示物を読み込んでいたので、予想外に疲れてしまいましたが、まだ天守閣へ行っていないのでがんばります。

 

つづく…

「 城めぐり「小田原城」〜その3 小田原城の天守閣と報徳二宮神社」

by カエレバ
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