東北の旅、最初の場所は福島県の大内宿です。
ここは茅葺屋根の建物が連なる宿場町で、現在は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている場所です。
きれいな町並みと活気のある雰囲気が良い観光地です。
大内宿は福島県の会津若松から車で1時間くらい南にいったところにある昔の宿場町です。
今回は東京方面から行ったため、那須高原で東北自動車道を降りて、そこからは下道で向かいました。
途中の道の景色がとてもきれいで快適なドライブです。
4月の下旬でしたが、遠くには雪の積もった山が見えるのが驚きでした。
道の脇にはまさに「清流」といった感じの澄んだ水が流れている川があったりして、日本にもまだこんな素晴らしい場所があるんだと思って感動しました。
大内宿に入るには手前の駐車場で車を停める必要があります。ちなみに駐車場は有料で後払いでした。
駐車場から宿場町まで歩いて行く途中も、まだ桜が残っていて素晴らしい景色でした。
大内宿は大勢の観光客で賑わっていました。
道の両側には水路があり、水が流れていて風情があります。
ゴールデンウィーク前だったので、鯉のぼりが上がっていました。
大内宿のちょうど真ん中くらいに「大内宿町並み展示館」というものがあります。これは、かつての問屋本陣を再建したもので、内部は資料館になっています。
中には昔の 生活用具などが展示されていて、当時の様子を知ることができます。
土間から1段上がると囲炉裏がありますが、囲炉裏ってなんだか落ち着きますね。
2階も資料が展示されていましたが、階段が急なので小さな子供にはちょっと危ないかも。
茅葺屋根の構造を断面で理解できる展示は勉強になりました。
本当に茅だけで屋根ができていて、雨の日も大丈夫なのはなんとも不思議です。これぞ日本人の知恵ですね。
ちなみにここは有料なので、特に興味がない人は来なくても良いかも。
町並み展示館を後にして、さらに先に進みました。ずっとまっすぐ行くと宿場は終わり山道に入ります。
ちょっとだけ山を登るとちょうど宿場が見渡せる良い場所に出ました。
絶好の撮影スポットで、他にも写真を撮りに来ている人が何名もいました。
帰りに暑かったので、水路の水で冷やしたラムネを一本買いました。
暑いときには炭酸の効いた飲み物が美味しいですね。
子供はラムネを飲んでいる間中ずっと水路に小さな石や葉っぱを落として遊んでいました。大人にとってはなんでもない水路ですが、1歳の子供には柵がないため落ちそうでちょっと怖いです。
こんな感じで大内宿を見て回りました。途中、お腹が空いたのでネギを箸の代わりにして食べる蕎麦「ねぎそば」をいただいてきました。