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【岡山観光】日本三名園の一つである「岡山後楽園」に行ってきた

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 ほとんど予備知識がなくぜんぜん期待しないで行った後楽園ですが、さすがは日本三名園の一つですね。

 感動しました。

 今まで見た日本庭園の中で一番好きかもしれません。

 

◆岡山後楽園の基本情報

名称  :岡山後楽園
住所  :岡山県岡山市北区後楽園1−5
電話番号:086−272−1148
開園時間:3月20日〜9月30日 7:30〜18:00
     10月1日〜3月19日 8:00〜17:00
休園日 :年中無休
駐車場 :570台 100円/1時間
入園料 :大人400円 小中140円

 岡山後楽園は岡山城の川を挟んで反対側にあります。岡山城の駐車場に車を停めても行けますし、後楽園にも駐車場があります。

 後楽園の総面積は13000平方メートルあり、東京ドームの約3倍だそうです。

 後楽園は江戸時代の初めに岡山藩主池田綱政によって作られました。

 元々岡山は戦国時代に戦国大名である宇喜多直家が治めていた土地でしたが、その後、宇喜多直家が亡くなる前に豊臣秀吉の傘下に入り、宇喜多直家が亡くなった後は息子の宇喜多秀家が家を継ぎました。しかし、豊臣秀吉亡き後に徳川家康と対立する側に回ってしまった宇喜多秀家は最終的には八丈島に島流しにされてしまい、その後の宇喜多家の領地である岡山には池田家が入ることになりました。

 池田家は織田信長につかえていた池田輝政の子孫であり、後楽園を造園したのはそのひ孫にあたる池田綱政です。

 

◆後楽園造影は無駄遣いか?

 池田綱政は文献にはあまり評判が良くなく賢い藩主でなかったかのような書かれ方もされています。

 平和な時代に城の横にこれほど大きな庭園を作るなんて無駄遣いだとも思われることもある事業ですが、庭園は接待の場所に使ったり地域の領民を招いたりするような政治的、文化的な使い方もできる場所であったとも言われています。

 結果的に日本三名園になったので、事業は成功だったのではないでしょうか?

 ちなみに三名園の残りは石川県の兼六園と茨城県の偕楽園です。

 

◆広い!

 入園料を払ってさっそく中に入りました。

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 後楽園について予備知識はほとんどなく来たので、最初は小さな日本式の庭を想像していたのですが、ぜんぜん違って兼六園は広かった。

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 広い敷地の中に田んぼや小さな山や畑、家、池、川などが作られていて大きな箱庭のような感じです。

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 狭くて小さな庭を想像していたので、この開放感はとても気持ちよかった。

 池の中には島が作られていて、その島には茶室が建てられていました。遊び心があって楽しいです。

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 10月末に行ったので、すでに田んぼの稲刈りは終わっていました。

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 植栽はすべてきれいに手入れが行き届いていて、とてもきれいでした。

 広い芝生の庭園って日本庭園にはなかなかないのでいいですね。

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 庭園の周りには建物が建てられています。

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 蓮の池の真ん中には橋がかけられていました。

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 ここは船着場の跡地なんじゃないかと言われていいる場所ですが、昔は岡山城から船に乗って後楽園まで来られうようになっていたようです。

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 なかなか風流ですね。今後復活して同じように船で移動できると楽しそうです。

 後楽園は良い意味でかなり期待を裏切られました。今まで見た日本庭園で一番好きかもしれません。個人的には小さな庭からいろんなことを感じとるよりも、これくらい大きな庭で散歩しながら歩いて楽しむ方が好きなんです。

 日本三名園の残りの2つをいつか行ってみたくなりました。

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