家のお風呂の浴槽のフロントパネルを外したことってありますか?
ぼくは、先日産まれて初めてフロントパネルを開けましたが、中はすごいことになっていました。掃除には2時間近くかかりましたが、とてもすっきりした気分になったので、年末に大掃除をするときには、ぜひとも浴槽のフロントパネルを開けて掃除してみてください。たぶん、この記事を最後まで読んだら掃除したくなるはずです。
・最初は匂いだった
数日前からお風呂から異臭が発生していて、とても気になっていました。最初は、お風呂掃除のときにお風呂のドアの掃除に使った「酢」が残っているのかと思って、もう一度ドアを掃除しましたが、匂いは改善されません。
そのうちに、匂いで気持ち悪くなってきたので、「これはなんとかしないと、日常生活に支障が出る!」と思って、お風呂をもう一度、徹底的に掃除しようとお風呂の中で考えていたら、お風呂の下に隙間を見つけました。
よく見るとかなり汚そうな感じで、黒くなっています。風呂桶の下を掃除しようと思って、最初は排水口に蓋をして、お風呂の水を流れないようにして水を貯めて、水がたまったら「洗濯機のカビ取り」をばらまいて6時間放置して洗い流してみました。
結果、、、ぜんぜん汚れが流れてきません。
どうしたものかと調べていると、どうやらお風呂の形状によってはフロントパネルが外れるらしいということがわかりました。
・浴槽のフロントパネルを外してみると
いろいろ調べたら、我が家のフロントパネルは外れる構造っぽいので、外してみることにしました。
パネルの下を持ち上げて、パネルをずらすと簡単に外れました。
中は、もうひどいことになっていました。いつから掃除してないのだろう、、、
ちなみに、構造上外れるものと外れないものがあるらしいので、無理やり外さないようにしてください。フロントパネルの周りが「コーキング」というゴムのような物で固定されている場合には無理やりコーキングを剥がして外すと水漏れの原因になるかもしれないので、気をつけてください。うちのフロントパネルは感触的にはめ込んであるだけで、簡単に外れました。
ユニットバスは比較的外れるものが多いそうですが、家のお風呂でタイル貼りになっていたり、風呂桶をしっかり固定してあるものは外れない構造だと思います。実家のお風呂は外れませんでした。
・とりあえず「カビキラー」で
ものすごく汚いので、やりがいはありますが、さすがにゴム手袋をして作業をすることをおすすめします。浴槽の下が狭くて手が入らないので、本当は浴槽を外したかったのですが、そこまでやるとかなりの大事になるし、浴槽は無理に外さない方が良いという話も聞いたので、そのままで作業をすることにしました。
まずは、全体をまんべんなく濡らして、ひたすらカビキラーを撒きます。
浴槽の下や奥など、せまくて手が届かないところには徹底的にカビキラーです。ここは、ケチらず大量に撒いた方が良いと思います。
外したフロントパネルの裏側も汚いので、カビキラーを撒きます。
そして、5分〜10分放置。
・いらないスポンジと強い水圧で汚れを流す
ある程度時間がたったら水で流します。その際には、大量のゴミが出るので、排水管がつまらないように、排水管にはゴミ取りを必ず設置することをおすすめします。
以前、記事に書きました(お風呂の排水口の目皿のつまりには「髪の毛くるくるポイ」が最強!)が、我が家には「くるくるポイ」というゴミ取りが設置してあるので、ゴミ取り、ゴミ捨てが楽でした。
もし、ゴミを流してしまったらあとで、「パイプユニッシュ」などの排水管洗浄液で排水管を洗ったほうが、排水管の詰まりの心配がないです。
このときに使うスポンジはかなり汚くなるので、捨てようと思っているものが良いと思います。キッチンのスポンジが汚れていたら、捨てる前にここで使うのが良いかと。
こういうときに「高圧洗浄」があると、風呂桶の下まできれいにできるので便利ですが、我が家にはないので、とりあえず、シャワーの水圧を最大にして流しました。
うちはシャワーヘッドを交換してあって、シャワーと水道のようにまとめた水にして出すパターンに切り替えができるので、ある程度は強い水圧をかけて水を流すことができます。
このときに、ものすごい量のゴミが出ると思いますので、マメに排水口にたまったゴミをとってあげましょう。
ゴミをとって、水圧で流し、またゴミをとって、、、、
これを何度も繰り返してようやくゴミが流れて来ないようになりました。
あまりきれいには見えないかもしれませんが、最初の状態からするとかなりきれいになりました。
風呂桶の横も徹底的に汚れを流しました。築年数がたっている建物なので、さすがにピカピカにはなりませんでした。
排水口周辺もかなり磨きました。
外したフロントパネルの裏側もひと通り磨きました。
さすがに、がっちりついているカビは取れませんでしたが、これでもかなりきれいになりました。
・掃除の後の乾燥が大事
このあとすぐにフロントパネルをつけてはいけません。お風呂の換気扇を回して風呂桶の下の湿気をとります。
完全に乾くのをまってからフロントパネルを設置します。
・匂いはなくなったか?
掃除後、あれほど臭っていた匂いがなくなり、すっきりしました。こんな簡単なことだったらもっと早く掃除すればよかった。
年末の大掃除には、またフロントパネルを開けて、徹底的に掃除をしたいと思ってます。
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