子供って元気が有り余っているからソファの上やベッドの上で跳ねることが多くありませんか?
我が家の子供もいろんなところで跳ねるのですが、やっぱりベッドやソファの上で跳ねられると、家具が傷んでしまうので心配になります。
そこで、室内トランポリンを買うことにしました。
室内トランポリンを買う前は「いくらぐらいするんだろう?」「マンションで使ったら音がうるさいかな?」などいろいろ気にしていましたが、意外と安くて静かでした。
そこで実際に購入するまでに調べたこととトランポリンの選び方を紹介します。
トランポリンの子供への効果や影響
トランポリンをすることで子供が得られる効果や、受ける影響に関して、調べたことや実際に使ってみて感じたことをまとめてみました。
運動神経への効果
・体のコントロールが身につく
どれくらい、どのように足を使ってジャンプすると、どれくらいジャンプするのかという、体の使い方を鍛えられる。
・バランス感覚が身につく
地面でジャンプするよりも滞空時間が長くなるので、空中でバランスを取るためのバランス感覚が身につきます。
・予測能力が鍛えられる
どのくらいのジャンプをすると、次に落ちてきていつジャンプをするのかという予測が鍛えられる。
運動神経を鍛えるには、「体をどのように動かすと、どうなるか」という予測が大切で、トランポリンを使えば、ジャンプの強さとジャンプの高さ、方向などを予測してコントロールする力が養われます。
・体幹が鍛えられる
ジャンプして、体を空中で制御して、着地、そしてまたジャンプすることで、全身運動になり体幹が鍛えられます。
発達への影響
・数を数える
うちの子どもは、ジャンプをしながら数を数えていました。
ジャンプの数が増えていくのがうれしくなって、ジャンプを続けたいという気持ちが出てくるようです。
跳びながら数を数える練習ができます。
まだ間違えてしまうときは、いっしょに隣で数えてあげていました。
4歳のときに550回以上連続で飛べたと喜んでいたのが、印象に残っています。
・リズム感がつく
運動神経の発達にはリズム感も影響しますが、トランポリンは一定のリズムでジャンプをするので、楽しくリズム感が鍛えられます。
音楽をかけながらジャンプしているので、音楽に合わせたリズム感も鍛えられている気がします。
・身長が伸びる?
身長を伸ばすために必要な要素に「全身運動」があります。全身運動の刺激で軟骨に栄養を行き渡らせ、関節液の循環を良くし、骨の成長を促す効果があるそうで、トランポリンで遊ぶことで身長が伸びるかもしれません。
まあ、全身運動が必要ならトランポリンに限らず、外でいっぱい遊べば良いですが、雨の日にも体を使って遊ぶには、トランポリンが良いかもしれませんね。
トランポリンのメリット、デメリット
トランポリンが家にあること、トランポリンをすることでデメリットもあるので紹介します。
デメリット
・部屋が狭くなる
これは一番のデメリットだと思います。
我が家は2DKのような間取りのリビングとつながっている寝室のデッドスペースに置いてあるので、比較的邪魔にはなりませんが、リビングに常に置いてあると邪魔かもしれません。
・掃除のとき邪魔
掃除のときにトランポリンを片付けるひと手間が増えるので、邪魔になります。
我が家のトランポリンは手すりがないタイプなので、掃除のときにはトランポリンを立てています。
メリット
・雨が続いた日でも運動ができる
梅雨の時期や寒い日が続く冬に運動ができるのはメリットです。
やっぱり子供は定期的に思いっきり体を動かしたくなりますよね。
トランポリンは体全体を使って飛ぶので、良い運動になっているみたいです。
・体を動かすのが好きになる
トランポリンが置いてから、ちょっとしたときにジャンプをして楽しむようになりました。
体を使った遊びが好きになりました。
お出かけ先にトランポリンがあっても、楽しめるようです。
・リズム感がついた
アメトーークの「運動神経悪い芸人」を見ていると、運動神経ってリズム感が大切なんじゃないかと思うようになりました。
トランポリンで遊ぶようになって、スキップとかリズム感が大切な動きが上手になりました。
・バランス感覚がよくなる
トランポリンを使ってジャンプすると、普通にジャンプするよりも滞空時間が長くなるので、バランス感覚が鍛えられます。
・友達に人気
友達が遊びに来たときに大人気です。
特に外で遊ぶのが好きなちょっとやんちゃな友達が来たときには、みんなで交代でジャンプしています。
友達が帰ったあとは、余韻が残っているのか、普段よりもたくさん遊ぶようになります(笑
・親の運動になる
普段、目につくところに置いてあるので、ちょっとしたときに「飛んでみようかな」という気持ちになります。
5分くらいジャンプすると、かなりの運動量になります。
テレビを見ながらでも気軽に運動できます。
5分間跳ぶとジョギング1キロ走ったのと同じくらいの運動量になるそうで、ハリウッド女優のキャメロン・ディアスも実践しているそうです。
体幹が鍛えられることで、姿勢が良くなるという効果もあるようです。
トランポリンの注意点
実際にトランポリンを購入して1年以上使ってみて感じた注意点を紹介していきます。
・2人以上で乗らない
上の子がいるときに下の子がいっしょに飛ぼうとして、トランポリンに登ってくるのですが、危険なので必ず辞めさせています。
下の子がいる状態で上の子がいると、急に足場が揺れるので、転んでトランポリンから落ちてしまうからです。
自分の想定していない動きでトランポリンから転げ落ちると、捻挫や骨折などの事故につながるので、トランポリンを使うときには、必ず一人だけで乗って遊びましょう。
・下の子は注意
我が家は男の子2人兄弟で、上の子を真似して下の子もトランポリンでジャンプをしたがります。
じっくり見ていると、自分でも慣れないのは怖いようで、いきなりジャンプしようとはしませんが、上の子に比べると下の子の方が好奇心が旺盛なので、一人でも果敢にチャレンジしようとします。
今は2歳半になって、自分の体のコントロールができるようになってきたのですが、やっぱり3歳くらいまでは一人で飛ばせないように気をつけた方が良いです。
・高く飛びすぎるとバランスを崩す
これは、自分で飛んで実際にあったことですが、トランポリンでのジャンプがある程度コントロールできるようになってくると、高くジャンプしたくなってきます。
しかし、いきなり高くジャンプしようとすると、空中でバランスを崩して着地地点がずれてしまうこともありました。
子供が高さに挑戦するようになってきたら、近くでサポートしてあげたほうが良いです。
・集中しないと危ない
トランポリンは、慣れてくるとテレビを見ながらジャンプしたり、跳びながら他のことができるようになってきますが、跳ぶことに集中していないと危険です。
適度に音楽を聞いたり、ミュージックビデオを見たりしながら跳ぶのは良いですが、ある程度跳ぶことにも集中しないと、着地を踏み外して怪我の原因になるので気をつけましょう。
気になる疑問点
トランポリンを買う前に自分が考えていた疑問点についてまとめてみました。
マンション、アパートで使っても大丈夫?
我が家は鉄筋コンクリートのマンションで、バネ性の8本足タイプのトランポリンをフローリングの上に置いて使っていますが、想像以上に静かでした。
「ドスン、ドスン」と音をたてて歩く方がうるさいです。
気になる方は、
メモ
・消音マットレスを敷く
・畳の上に置く
・使う時間を日中だけに限定する
などを気をつけると、尚良いと思います。
トランポリン用の消音マットは、音を軽減してくれたり、フローリングが傷つかないように守ってくれる効果があります。
2,000円〜3,000円くらいで販売されています。
収納はできる?
最近は折りたたみができるタイプが増えているので、折りたたんで収納することもできます。
しかし、折りたたんでから再度使うまでの手順が、
メモ
トランポリンの足をすべて外す
↓
折りたたむ
↓
結構力を入れて元に戻す(女性だと2人必要かも)
↓
足をすべて取り付ける
と、意外と面倒でした。
折りたたみの機能は若干面倒で使いづらいですが、トランポリンは足さえ外せば薄くなるので、押入れの隙間に収納したり、ベッドの下に入れたりできます。
使わないときには、足をつけたまま立てかけておくこともできます。
トランポリンはいつから?
年齢的には3歳以上からが良いと言われているのを聞いたことがありますが、安全に飛べるようになるのは人それぞれなので、子供の発達を見て決めると良いです。
我が家の兄弟の場合、上の子は3歳で与えたところ、すぐに遊ぶようになりました。
現在2歳半の下の子にはまだ難しいと思っているのですが、以前、友達の子供が2歳前でぴょんぴょん飛んでいたので、始めても良い時期には個人差があると思います。
ちょっとした段差をジャンプして降りるような、ジャンプすることに興味を持ち、体がついてくる時期になったらちょうど良いかもしれません。
室内トランポリンの種類と選び方
室内用のトランポリンにはいろいろな種類があります。
どれも同じようですが、少しずつ違って値段も変わるので、ここではチェックポイントを紹介します。
1.直径
子供用の小さいものでも90cmくらい。大きなものは150cmくらいあります。
一般的なものは100cmくらいのものが多いです。
100cmなら大人でも問題なく跳ぶことができました。
2.耐荷重
子供用を含めて一般的なものは70kg〜100kgくらいです。耐荷重は余裕がある方が良いので、大人が使う場合は100kgあると安心です。
耐荷重がぎりぎりのものを選んでしますと、激しく飛んだときにマットがかなり沈み込んでしまうのでおすすめできません。
3.足の数
少ないもので6本、多いものでは10本ありますが、一番多いのは8本です。
本体のサイズが大きいほど足の数が多くなり、足の数が多いほど安定します。
4.バネの種類
トランポリンのバネは金属製の「スプリング」のほかに「ポリプロピレン(PP)」や「ゴム」などの金属を使わない素材もあります。
PPは金属製に比べて音が静かで安全という点を強調しています。
金属バネタイプを購入しましたが、カバーが付属しているので、バネの隙間に手や足を挟んでしまうなどの安全面で気になった点はありません。
音に関しては、最初は静かでしたが、長く使っていると、大人が強く飛んだときに「ギコッ、ギコッ」という音がするようになります。
それでも、うるさいとまでは感じませんし、鉄筋コンクリート造なら階下に伝わるようなレベルではないと思います。
5.折りたたみ
使わないときは半分に折りたたむことができる商品もあります。
折りたたみの構造は、ほとんどが、
1.最初に足を外す
2.次に半分に折りたたむ
というタイプです。
このタイプは収納が大変です。
「使いたいときだけ出して、使い終わったら畳んで収納する」という使い方を想定している場合は、大変そうなので、おすすめできません。
常に出しっぱなしにするか、使わないときには壁にたてかけておくことを考えていたほうが良いと思います。
トランポリンは、薄いので立てかけておけばそんなに邪魔になりません。
我が家はのトランポリンは、折りたたみができるタイプですが、購入してから一度も畳んだことはありません。
6.デザイン
スポーツジムにおいてあるような本格的なデザインから、子供向けのアンパンマンのデザインなどの他に最近では部屋のインテリアに溶け込むようなおしゃれなデザインもあります。
我が家は常に出しっぱなしにすると想定して、部屋に溶け込むデザインを重視しました。
7.手すり
トランポリンには手すりがあるものと、無いものがあります。
手すりがある方が無い方に比べて安全だったり、激しくジャンプできたりします。
我が家で実際にトランポリンを使ってみた結果、普通にジャンプするのであれば、3歳の子供でもトランポリンに手すりがなくても危ないということは一度もありませんでした。
とはいえ、手すりがあった方が安心して遊ばせられるということもあると思います。
手すりは構造上後からつけることが難しいので、安全面が気になる方は、最初から手すり付きのものか、後からでも手すりを装着できるものを購入した方が良いです。
手すりは必要が無くなったら外すことができるものが多いです。
飛び出さないためのネットもありますが、家庭でトランポリンを一人ずつ順番に使うのではあれば必要ないと思います。
8.消音マット
トランポリン本体の他に下に敷くマットレスがあります。
最初は購入を検討していましたが、実際に購入してみると静音マットは必要ありませんでした。
消音マットは、音を消すという効果の他に、フローリングを傷から守るという役目もあります。
傷が気になる方は購入しても良いと思います。
8.価格
トランポリンって思ったよりも安いです。調べる前は1万円くらいするのかと思っていましたが、最近は安くなっていてだいたい最安で3,500円くらいで購入できます。
一番商品が多い価格帯は4,000円〜6,000円です。
手すりや静音マット、フィットネスDVDがついて10,000円以上するセット、なんてものもあります。
おすすめ子供用トランポリンのランキング
ここからはおすすめのトランポリンを紹介していきます。
ちなみにアマゾンと楽天のランキングはこちら。
紹介する商品にはそれぞれおすすめ理由も併記しておくので、購入の参考にしてみてください。
5位:IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部)フォールディングトランポリン
【耐荷重】 | 80kg |
【サイズ】 | 直径91cm 高さ22cm |
【足の数】 | 6本 |
【構造】 | ポリプロピレン、天然ゴム |
【色の数】 | 1色 |
【価格】 | 4,072円 ※調査時点 |
【おすすめ】 | 手頃な価格のゴムベルトタイプ |
購入するときにかなり考えたのが「スプリング」か「ゴムベルト」でした。
スプリングの方が安いけど、ゴムベルトの方が静かという印象ですが、こちらの商品はゴムベルトでも安いのが特徴です。
販売している「鉄人倶楽部」という会社は、アマゾンで他にもフィットネス商品を多数販売している会社です。
4位:アンパンマン ぴょんぴょんジャンプ
【耐荷重】 | 70kg |
【サイズ】 | 直径90cm 高さ20cm |
【足の数】 | 6本 |
【構造】 | スプリング |
【色の数】 | 1色 |
【価格】 | 6,508円 ※調査時点 |
【おすすめ】 | アンパンマンが好きな子 |
こちらのトランポリンの魅力は、なんといっても「アンパンマン」。
アンパンマン好きの子供なら大喜び間違いないので、誕生日やクリスマスのプレゼントとして人気です。
耐荷重が他の物よりも軽く、直径も若干小さめなので、大人も使えないことはないですが、子供向けと考えた方が良いです。
3位:MRG 手すり付きトランポリン
【耐荷重】 | 100kg |
【サイズ】 | 直径102cm 高さ22.5cm |
【足の数】 | 6本 |
【構造】 | 高強度PP |
【色の数】 | 12色 |
【価格】 | 6,380円 ※調査時点 |
【おすすめ】 | 手すり付きで価格も手頃 |
こちらのトランポリンの特徴は金属のスプリングではなくバンドを使っていること。幼稚園、小学校、トランポリン教室などで使用されているトランポリンとほぼ同じ構造でできています。
金属性のものを使うよりも安全面や静音性に優れていて、口コミでもすごく静かだったという声が見られます。
手すり付きなので、うまく飛べないお子さんや老人が使っても安心です。
手すりを使うと跳び方をアレンジして、体を鍛える幅が広がります。
1ヶ月保証がついているのも安心ですね。
色は6種類から選べます。
2位:DABADA トランポリン 大型102cm
DABADA(ダバダ) トランポリン 大型102cm【耐荷重110kg】 レッド
【耐荷重】 | 115kg |
【サイズ】 | 直径102cm 高さ22cm |
【足の数】 | 6本 |
【構造】 | スプリング |
【色の数】 | 22色 |
【価格】 | 3,998円 ※調査時点 |
【おすすめ】 | 手頃で安心 |
他のサイトでも人気のダバダのトランポリン。
耐荷重は115kgありますし、サイズも直径100cm超えなので大人でも充分使える仕様です。
カラーは22色から選べるようになっています。
4,000円を切る手軽な価格なので、とりあえず安くて大人も子供も使えるトランポリンを買ってみようかなと考える人におすすめです。
1位:eSPORTS 室内用トランポリン モカブラウン
[室内用] トランポリン 96cm 8本脚 静音 折りたたみ式 ミント FDTP-96LV
【耐荷重】 | 100kg |
【サイズ】 | 直径96cm 高さ22cm |
【足の数】 | 8本 |
【構造】 | スプリング |
【色の数】 | 4色 |
【価格】 | 3,980円 ※調査時点 |
【おすすめ】 | デザイン、価格、機能のバランスが良い |
eSPORTSという会社が販売しているトランポリンで特徴はなんと言ってもトランポリンらしくなりポップなデザイン。
「えっ、ここにきて判断基準はデザイン?」と思うかもしれませんが、トランポリンは常に部屋に置いておくものなので、デザインは結構重要だと思います。
我が家はリビングに置いてあるので、なるべく目立たないデザインを考えてこちらを選びました。
色の種類は「モカブラウン」の他に「ミント」「マカロンピンク」などもあります。
価格も手頃で基本的な性能はほとんど他と違いありません。
トランポリンの足の数は6本が多いのに対して、こちらの商品は8本と2本多いので、安定性、静音性が高くなっています。
足が8本あるので、静音性、安定性に優れています。
「手すり付き」「静音マット付き」のお得なセットも選べます。
実際に購入したレビュー
実際にモカブラウンのトランポリンを購入しました。
詳しいレビューは別のページで紹介しています。
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海外の電機メーカーは面白い、このままだと日本の電機メーカーはダメになる。
実際に購入して良かった点、悪かった点は、
良かった点、悪かった点
・4,280円と手頃な価格
・組み立てが簡単
・ぜんぜん危なくない
・1年使っても子供が落ちたことはない
・ソファ、ベッドで子供が飛ばなくなった
・夜や雨でも室内で子供が動ける
・バネは思ったよりも静か
・子供が飛んでいるくらいなら全然問題ない
・大人が思いっきり飛ぶとちょっと気になる
・折りたたみが面倒なので使ってない
という感じです。
想像以上に音が気にならなくてびっくりしました。
組み立ても簡単ですが、折りたたみは面倒なので使ってなくて、部屋にそのまま出しっぱなしにしていますが、色合いがインテリアに溶け込むので、あまり邪魔になっていません。
まとめ
家にあると意外と楽しいトランポリン。5,000円くらいで買えて部屋に置いてもそこまで邪魔にならず、思ったよりも静かでした。
子供が遊んだり、親が運動不足を解消するのに役立っています。
大人でも飛んでみるといがいと楽しいので、ストレス解消にいかがでしょうか。