ドコモを解約して格安SIMで有名な「ビックシム」と契約しました。ドコモからビックシムに変更した理由はこちら「17年間使ったドコモを解約してMNPでビックシムと契約した理由」。
契約までは多少面倒なこともありましたが、実際に使ってみると今のところまったく不便を感じません。快適そのものですし、ドコモが「新規乗換ユーザー優遇キャンペーン」などをやっていてもイライラしなくなったので、精神衛生上もすこぶる良くなりました。
料金も月8,000円から4,000円くらいになりましたし、今のところ良いことしかありません。
しかし、契約までの道のりは意外とやることが多かったので、契約までの流れをまとめておきました。
1.契約内容の確認
ドコモと契約している人の契約内容のほとんどが途中で解約すると違約金が発生するタイプだと思います。その対応の契約だと、ちょうど契約が満了する時期に解約しないとさらに2年間とか契約が更新してしまいます。
「いざ!格安SIMへ契約変更だ!!」と気持ちが乗ってきたときに、あと半年待たないと違約金がかかると言われるとやるせない気持ちになるので、まずはドコモのサイトだったりドコモショップでいつ解約すれば違約金がかからないかを確認しましょう。
ぼくの場合は12月が契約期間満了月だったので、12月1日から31日の間に解約する必要があり、意外とバタバタしました。
2.新しいメルアドの作成
ドコモを解約するとドコモのメールアドレスが使えなくなるので、次に使う新しいメールアドレスを用意する必要があります。MVNOなどの格安SIMプランの場合は、会社側でメールアドレスを用意してくれない場合があるので、自分で作っておいた方が良いでしょう。
ちなみにぼくは「Gmail」を利用しています。
Gmailなら次に新しく携帯会社を変えるとしても、そのときにアドレスが会社に縛られないので、わざわざメルアドを変更しなくても良いからです。
Gmailは無料ですしグーグルも利用者が多いメールサービスなのでそう簡単には辞めないでしょう。
3.メルアド登録先の書き出し
最初にやっておくのが「メルアド登録先の書き出し」です。ドコモを解約するとドコモのメールアドレスが使えなくなるので、事前にドコモのアドレスで登録していあるサイトなどの情報を変更する必要がありますが、その前に書きだしておくと変更手続きを忘れないので便利でした。
ちなみに「メールアドレスの変更をしている時間がないから、解約してからやればいいや」と思っている人もいるかも知れないですが、登録した先によっては一度契約中のアドレスにメールを送信して、そこで受け取ったメールからしか変更できないというところもあり、そういうところは二度とアドレス変更できなくなってしまうので注意を。
4.登録メルアドの変更
書き出しておいたサイトのアドレスを順番に変更していきます。
金融機関など郵送の書類じゃないと受け付けてくれないところもあるかもしれません。そういうところは時間がかかるので、早めに変更をしてください。
5.ドコモポイントを使い切る
なんだか最近ドコモポイントがいろいろと提携先を増やしているみたいで、ドコモユーザー以外でもドコモポイントが使えるようになったようです。
ただ、提携先もまだ少なそうですし、使い勝手はそんなに良くないでしょう。
ということでボクは解約前にすべて使い切ってしまいました。iPhoneに機種変したときに一度使っていたのですが、2年で9,000円くらい溜まっていました。うちの奥さんはソフトバンクポイントが2年で900円しか貯まらなかったというのを聞いたので、そこはドコモ少し見直しました。
ドコモポイントを使い切る上で一番効率が良いと思えるのが「Dショッピング」です。
ここはドコモが運営しているショッピングモールで、日用品から食料品、家電までもあるので、こちらで交換するのが一番交換比率が良いと思います。
ボクはすべて食料品で使いきりました。一定以上の金額にならないと送料無料にならないのでご注意を。
6.電話帳の整理
メールアドレスの変更を友達に送信すると思いますが、その前に電話帳の整理をしておくと送る人が減らせて楽になります。
久しぶりに電話帳を見ていると意外ともう連絡しないだろうという人が多かったです。
7.メルアド変更の連絡
電話帳に書かれている人にメールアドレスの変更メールを送るのですが、どうやって一括で送信するんだろうと疑問に。
新しいGメールの方からなら簡単に送れそうですが、知らないアドレスからは受け取らないように設定している人もいると思うので、やっぱりドコモのアドレスから送った方が良さそう。
ということで調べていたら見つけたのが、こちら。
「送信制限を回避! 一斉送信/アド変メールならGroupMail - waLevel」
電話帳にある相手に一斉にメールを送るときに便利です。評価も良かったですし、実際に使ってみて説明を見ながら簡単にできました。
メールを送る相手を個別に選べたり、1回に5件ずつ送ることで通信制限を回避したりと120円でしたが、手間を考えたら買って正解でした。
8.MNPの申請
ドコモショップに行き「モバイルナンバーポータビリティの予約をしたいです。」と言えば予約番号がもらえます。これは電話番号を持ったまま契約を変更する「予約」のための番号であり、これをもらったからと言ってすぐに解約というわけではなく、携帯もそのまま使えます。
ビックシムで手続きをしたときに同時に「解約」と新しい「契約」をするための番号になります。
電話からでも手続きができるようです。
ドコモの携帯から 151(無料)
一般電話から 0120−800−000
また、ネットでドコモのサイトにログインすることでも手続きができるようです。
このMNPの予約番号の有効期限は2週間で、2週間経っても使わない場合は自動的に破棄されるようです。手続きには2,000円の手数料がかかり、翌月の請求に上乗せされます。
9.ビックシム購入
ここでやっとビックシム購入です。契約の変更って意外と面倒ですね。
これも携帯会社が契約を複雑にしているというのも一つの理由ですが。。。
今回、コジマ×ビックというビックシムの契約カウンターがある店舗に行って契約してきました。
ビックシムカウンターがある場所はこちらを参考に。
ビックシムへ行き手続きをすると、1時間くらいでできるので、できたら電話くれるというので、店舗の中を見て時間を潰していました。
30分くらいしてiPhoneを見てみると電波が「docomo→圏外」に。どうやら契約が順調に進んでいるようです。圏外のままだと連絡電話もらえないのでカウンターに戻り待機。
1時間くらいして店員さんが来て「圏外だと電話受けられないですよね、、、すいません」と。
そして、新しいSIMをくれたので、受け取ってiPhoneに装着。
しばらくすると「圏外→docomo」に電波が戻りました。ビックシムはdocomoの電波を借りているので、docomoの電波表示になるのですが、もともとdocomoだったので、なんか変な感じ。
ビックシムカウンターの手続きはこんな感じ。これですぐに電話は使えます。
しかし、このままだとネット回線は使えないので、もらった説明書を元にネットワークの設定変更。ちなみに有料でこれらの設定をすべてしてくれるというサービスもビックシムカウンターではしています。
あとは、メールの設定をして完了。
ちなみにビックシムカウンターを使わず、郵送とネット登録で手続きする場合は
①ネットでビックシム「音声通話パック」を購入
②IIJmioのサイトにて申し込み(MNPを入力したり)
③後日SIMカードが送られてくる
という流れのようで、②と③の間に通信会社の方で設定をするので、手元のSIMカードが使えなくなり新しいカードが届くまでの2,3日の間は電話が使えなくなるようなのでご注意を。
10.変更してよかった!!
ビックシムに変更して正解でした。
契約の縛りでできなかったのですが、もっと早く変更したかったというのが本音。
携帯料金は安くなるし、ドコモの「新規乗換ユーザー割引キャンペーン」を見ても腹が立たなくなったのは精神衛生上とても良いです。
電波もドコモの回線を借りているので、今までと違うところはありません。通信の早さも体感では変化ないです。
格安シムおすすめです!