仙台と言えば牛たんということで、東北の旅2日目の夕食は贅沢に牛たんです。
お昼ごはんは会津若松で馬刺を食べたので、この日は高級肉づくしでちょっと贅沢。
今回向かったのは牛たんの「利休」というお店。どこに行こうかと迷っていたのですが、宿泊先の東横イン仙台駅西口中央のフロントの人におすすめの牛たんが食べられる店を聞いたら「利休の北目町店が近くて美味しくておすすめです!」と言われてクーポンまでくれたので行ってみました。
このクーポンを提示すると店舗おまかせの牛たん料理を無料でくれるそうです。
東横インから歩いて5分くらい。信号を渡ってすぐのところに「牛たん炭焼き 利休 北目町店」はありました。
歩いてすぐというのは良いですね。車はすでに立体駐車場に入れてしまったし、子供を連れて遠くまで行くのは疲れるし、何より近ければ安心してお酒も飲めます。
中に入るとまだ6時前なのに結構賑わっていました。
利休は有名店らしいですが、何も知らずにきたらごはん屋というよりも居酒屋に近い感じでした。しかし、ご飯系の定食などのメニューもちゃんと置いてくれているので、がっつり食べたい人でも満足できると思います。
「北目町オリジナル定食」が1,500円で、「牛たんハーフ、テールスープ、ミニサラダ、一品(カレー、シチュー、キーマカレーのどれか)」がついてくるというなかなかの豪華さでお得そうです。
他にも居酒屋系の肉メニューもあってどれも美味しそう。
東北に来たら飲みたいと思っていた日本酒メニューもたくさんあります。
どれを頼んだら良いかわからなかったので、店員さんのおすすめを聞いてみることにしました。聞いた店員さんが当たりで女性の店員さんだったのですが、かなりお酒に詳しいようで細かく説明してくれました。うちの奥さんが高いものをすすめて来ないのは良心的なお店だと言ってましたが、なるほど。安めの良いお酒を教えてくれました。
今回は「伯楽星」と「蒼天伝」の2つを注文しました。
伯楽星の方は、柔らかい甘みで最後にちょっとピリッときます。ご飯に合う味です。蒼天伝の方はすっきりしていてかなり飲みやすい味です。2つともぐいぐいいってしまう危険な感じのお酒です。
一応飲み屋さんなのでお通しがきました。お通しは牛たんのチャーシューです。
歯ごたえがあって美味しい!
子供用の器も頼んだら用意してくれました。
こちらは、牛たんのゴボウ煮。
柔らかくて噛みごたえがあり、濃い味が良い摘みになります。
こちらは牛たんのサラダ。
牛たんのサラミのようなものが乗っていて、塩っけがよい感じ。
そして、定食の牛たんとご飯。
その辺の焼肉屋で食べる牛たんとぜんぜん違いますね。歯ごたえがあるのですが、適度な歯ごたえが最高。これだけの厚みがある牛たんはなかなか食べられないだろうという厚みが良いです。ご飯に合いすぎてご飯がどんどん進みます。
あとで牛たんの仕入れを知っている人に聞いたのですが、牛たんも舌なので筋肉があって舌先の方が固く、根元の方が柔らかいので、柔らかい根元をステーキなどに使って、固いところはシチューなどの煮込み料理や加工する料理に使うそうです。
こうやってちゃんと説明してくれると、知識もあって仕入れもしっかりしているんだな〜と安心します。
こちらはスープ。
ネギのシャキシャキが良く、スープもダシが効いていてちょっとピリ辛で、中の肉も柔らかくて美味しいです。
こちらは牛たんのシチュー。
これ、本当に頼んでよかったです。定食のおまけでついてくるなんてもったいない。肉は柔らかくて口の中でとろけるような感じのシチューで最高です。
こちらは牛たん入り餃子。
中に牛たんが入っているそうで、こちらはレモン酢につけて食べるのですが、こちらも美味しい。
子供が1歳2ヶ月なので食べられるものがそんなにないかなと思っていたのですが、前歯しか生えていないのに一生懸命牛たんを食いちぎって食べていました。そんなに美味しかったのね。あとは餃子も食べられたし、ご飯も食べました。
牛たんと日本酒を堪能してお腹いっぱいになって、大満足です。
そういえば東横インでもらったクーポンの料理はなんだったんだろうと思って聞いたら、どうやら間違えて別のお客さんに出してしまったそうで、帰りにお詫びにということでちょっとしたお土産をもらいました。満足したので断ったのですが、ぜひもらってってくださいということでいただきました。毎回くれるかどうかはわからないので、何をもらったかは秘密ですが、こういう心配りはうれしいですね。
こんな店が近くにあったらいいのに、、、、と思う店でした。