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大河ドラマ「八重の桜」の感想

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大河ドラマって長いから今まで観ていなかったですが、今回はレコーダーでちゃんと毎週録画していたから観ることが出来ました。

 

八重の桜、総集編も終わりましたね。久しぶりに大河ドラマを続けてみましたが、なかなか面白いですね。これなら龍馬伝も観ておけばよかった、、、

 

・綾瀬はるかの演技

やっぱり実力派の女優は良いですね。観ていて変なところが一切ないです。不自然な演技だと物語に集中出来ないですが、さすがに大河ドラマの主役なので、すばらしい演技でした。紅白の司会のときの天然ぶりとは違ってビシッとしていましたね。本業は役者なので、司会で失敗しても別に良いと思います。

はっきりと自分の考えを言い、自分の正しいと思う道を貫く頑固者の八重を演じるには適役だったと思います。ここまでしっかり観てしまうと、綾瀬はるかが別の役をしたときに違和感が湧いてしまうかも、、、

 

・新島八重の生涯

江戸から明治という日本が激しく変わる激動の時代の中で、自分を貫いて生きた八重は単純にすごいと思いました。江戸時代は生粋の会津っ子だったのに、いつの間にか洋服を着てキリスト教徒になっていました。江戸時代にはほかにはいないであろう女性の鉄砲打ちになり敵と戦い、明治になってからは新島襄の学校運営の手伝いをし、最後には日本初の看護組織に入り赤十字のために働くというものすごい行動力尊敬します。

頑固だけど、凝り固まった考えではなく、自分が良いと信じた物は良い、悪いと思うものは悪いという考えを素にして、信念を持って行動していたからあれだけの行動力があったのではないでしょうか?

ただ、ちょっとおせっかいなところもあったように見えました。

 

・ストーリーについて

八重の周りには明治に活躍した多くの人がいて、八重の話があまりないときでも、当時の日本の動きがわかりなかなかおもしろかったです。このドラマをみると、吉田松陰や西郷隆盛、大山巌、勝海舟など八重の周りには大物が多くいたことがわかります。

会津が日本の近代化のために犠牲になり、日本を真っ二つに分けるような内戦にならなかったということがこのドラマで良くわかりました。

最初は知名度のない山本八重という人が主役だと聞いて心配でしたが、とてもおもしろく観ることが出来ました。

東日本大震災で被災した東北の人たちの勇気につながるドラマだったと思います。

 

by カエレバ

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