滋賀県で一番行きたかったところがここ「近江八幡」です。
歴史的な町並みが残っているという場所なので、行く前からワクワクしていたのですが、行ってみてやっぱり素晴らしいところでした。
◆近江八幡とは
近江八幡は滋賀県の琵琶湖近くにある街で商人の街として栄えました。
近江八幡はもともと戦国時代に豊臣秀吉の甥っ子の関白になった豊臣秀次の城が築かれてその城下町として作られたのですが、秀次が最終的には秀吉に処刑されてしまったため、その後は城主が変わり最終的には城主がいなくなったのですが、その後は商人の街として栄えました。
近江八幡の商人たちはもともと安土城の城下町にいたのですが、安土城が燃えてしまったあとに近江八幡に移動してきて、その後、秀次が楽市楽座を推していたため近江八幡の商人は栄えることができました。
近江商人は全国的にも有名で「三方良し(売り手よし、買い手よし、世間よし)」という売り手も買い手も世間にも良い商売をするという人達で、近江八幡から優秀な商人たちが産まれて街は栄えました。
◆9時前に到着
前日はキャンプ場に宿泊していたのですが、早めにテントをしまいキャンプ場を出て近江八幡に向かった結果9時前に到着しました。
どこかに車を停めようと駐車場を探していたのですが、日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)の正面に無料駐車場があり停めることができました。そのときはまだまだ空きがたくさんあり好きなところに停めることができたのですが、昼過ぎには満車になっていました。
早めに来るのがおすすめです。お店はまだやっているところは少ないですが、資料館などはやっていますし、人が少ない静かな街を歩くのはとても気分が良いですよ。
近江八幡は水路の街で今でもきれいに残っています。これも一時期は水路が汚くなり埋めるという話も出たそうですが、地元の人たちが清掃して守ってきたため今でもきれいに残っているみたいです。
船に乗って水路をめぐるツアーも人気でした。
水路以外でも昔の建物が残っているところが多く、散歩が楽しいです。
山の上には城跡がありロープウェーで行けるのですが、今回は行かず。
◆「浜ぐら」で近江牛を堪能
お昼は「浜ぐら」という水路沿いにある趣きのある建物のお店でいただきました。
ここは近江牛の入った「赤の他人丼」という牛丼が有名みたいです。ダシと甘辛いタレで煮込んだ近江牛の牛丼と温泉卵はとても相性が良くて美味しかったです。
近所にある資料館においてあったパンフレットにクーポンがあって、そのクーポンを使うことでソフトドリンクを一杯無料でもらえました。子供連れでもとても親切で対応の良いお店でした。
滋賀県に行ったらぜひ寄って欲しい街です。