衝撃的だった絵本「うんちっち」には続編がありました。
それは「オオカミだ−!」という絵本です。
「うんちっち」のときと同じうさぎの主人公「シモン」が今回はやりたいほうだい。
ラストは大人なら「おいおい!」と思わずツッコミを入れたくなる内容です。
「うんちっち」とは?
絵本概要
- 作 絵 ステファニー・ブレイク
- 訳 ふしみ みさを
- 出版 PHP
うさぎの主人公「シモン」がひたすら「うんちっち」と言う絵本です。
どんなときも「うんちっち」しか言わなかったシモンが最後に急に喋りだすという結末は大人でも笑えます。
もちろん子供にも大人気の絵本で、我が家で読んだときには「もう一回」と何度もせがまれました。
特殊な色使いと海外の絵本っぽい絵柄にクセがあって魅力的です。
元はなんて言っていたかわかりませんが「うんちっち」という子供が好きそうなフレーズに訳した訳者さんもすごいです。
「オオカミだー!」のあらすじ
「オオカミだ−!」はうんちっちと同じシモンが主人公。
今度はどんなときも「オオカミだ−」と言ってみんなを怖がらせるいたずらをする、ちょっと困った子供になります。
話の前半は狼少年のような話。
「オオカミだ−」と言いすぎて信用されなくなるのですが、その結果が意外な展開で「おいおい!」とつっこみたくなります。
読んでいる大人はオオカミ少年のような教訓を与えようと思って読むと、逆に子供に「その手があったか!」というヒントを与えてしまうかも(笑
こちらも「うんちっち」と同じく子供の心を掴んで離さない絵本です。
こんな人におすすめ
今回の「オオカミだ−!」は、こんな人におすすめ
- イタズラ好きな子供
- ちょっとふざけた本が好きな子供
- まじめ過ぎる子供に柔軟な考えを与えたい
などに良いと思います。