断捨離 書評(本)

「断捨離のすすめ」の書評と感想

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年末に大掃除をしたはずなのに、まだ部屋に多くの使われないモノが残っています。そんなときに、一冊の断捨離の本を見つけたので、手にとってみました。

 

 

最近、断捨離に凝っています。去年引越しをしたのですが、そのとき一人分の荷物だったのですが、以外と荷物が多く大変でした。しかも、大変な想いをして運んだ割には使わない物が多数あり、モノを整理するようになりました。

そして、以前より部屋は広くなったのですが、少しずつモノを捨てたり、買い物を控えたりすることで、以前より物が減ってきました。そんなときに、「断捨離のすすめ」という本を見つけたので読んでみました。

この本は、断捨離のテクニックというより、基本的には「考え方」の本です。断捨離は片付けテクニックというより、縛られない生き方のための考え方のようなものなので、この本では考え方の紹介が多いです。

この本の中なら「おっ!」と思った考え方を紹介します。

 

・モノがなくなれば心と身体が充電される

モノが多いことによって「管理」する手間が発生します。我が家でも使っていない昔の外付けハードディスクなどがたまっていました。しかし、使っていないと言っても古いデータが入っているので、情報流出は怖いので、そのへんに捨てられませんし、なんとなく心の片隅で意識してしまいます。

そういったモノを整理し捨てることで、部屋の空間的なスペースを広くすることと、心の片隅で気になっていたモノを処分することが出来ました。

モノがなくなることで、心身が落ち着き充電されるという意味がわかってきた気がします。

また、昔獲得した「トロフィーや賞状」の考え方は面白かったです。昔獲得したトロフィーや賞状は過去の栄光の証なので、取っておけば人生にプラスになると思っていたのですが、著者によるとそれはケース・バイ・ケースで、「昔はあんなに輝いていたのに、今は、、、」と思ってしまう場合もあるので、必ずしもとっておくことが良いことではないということでした。

 

・モノを中心に考えない

著者が10万円以上したエステの機械を処分するときに悩んでいました。気持ちとしては、「せっかく大金を払って購入したのに、全然使わなかったから、これから使っていこう」という気持ちでしたが、実は購入してすでに7年過ぎているそうです。

「もったいない」という気持ちはわかりますが、「高かったから使わないと」という考え方は、「モノが中心」になっている考え方だと言っていました。7年も使っていないものは今更使わないし、そもそも使いたいと思わないものを「高かったから」という気持ちで使うのはモノに振り回されている証拠です。

結局、著者はエステの機械を捨ててしまいました。

モノを中心にして考えず「自分が使うか」ということで考えると、片付くそうです。自分でも、こういうことがあると納得しました。

 

・ゴミをゴミ処理場で保管するか家で保管するかの違い

昔からモノを捨てるのは「もったいない」と教えられてきました。そのため、どうしても捨てることに抵抗があります。しかし、使われていないモノはゴミです。

家の中にきれいに保管されていても、使われていなければそれはゴミでしかなく、ゴミを家で保管しているか、ごみ処理場で保管しているかの違いだと言われて「なるほど」と思い、いらないものを捨てるのが楽になりました。

 

・保管にもお金がかかる

6畳の部屋を6万円で借りていて、1畳分が実はいらないモノで占拠されていた場合、そのモノの保管に毎月1万円支払っていることになり、一年で12万円、10年で120万円になります。

保管にもお金がかかっているので、捨てることでスペースを有効活用したほうが良いという考えです。

 

・書類はデジタルデータに

これは自分でも実践していますが、かなり生活がすっきりしました。なんとなく身の回りで散らかっているのは紙が多かった気がしましたが、スキャナを買ってからはかなりすっきりしました。

by カエレバ

うちは、スキャンスナップを使ってますが、オススメです。

 

・好きなモノを使う

いつも使うのは100円ショップのお皿で、お客さんが来た時に良いお皿を使おうと考えていると、以外と良いお皿を使う機会が少なく、更に良いお皿が増えてたくさんしまい込まれていたりすることがあります。

いつも安いお皿ばかり使っていると、自分の価値を自分自身で安くしてしまうことにもなるので、普段から良いお皿を使うと生活が充実して、良いとのことでした。

 

by カエレバ

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