先日、突然グーグルから「http:/◯◯.blogspot.comを削除しました。」という題のメールが届きました。これは、かなりビビりました。正直、ちょっとメールの内容を確認するのが怖いくらいどきどきしましたが、開いてみないことには先に進めないので、怖いながらも頑張ってメールを開きました。
1.Bloggerのブログが削除
メールを確認すると以下のような内容が、
・http://◯◯blogspot.comのブログでSPAMに関する利用規約違反が見つかった。
・そのため、そのブログは削除して、URLの使用を禁止した。
・利用規約を確認してください。
というような内容でした。削除されたブログは、最近売れているというある物についての記事を描いたブログです。予約投稿で一日で5記事書いて毎日1記事ずつアップして、記事の下に毎回アフィリリンクをつけていました。
まだ、作ったばかりでそんなに手を入れてないブログだったので、よかったです。
2.なぜ削除されたのか?
Bloggerのコンテンツポリシーを確認してみるとなんとなく理由が分かって来ました。
この中に「コンテンツの範囲」というものがあって、その中に「スパム」という項目がありました。簡単に内容をまとめると、
・自分のサイトにトラフィックを誘導するよう設計されているブログ
・自分のサイトを検索リストの上位に表示させるためのブログ
・自分のサイトや商品の宣伝のためだけに他人のブログにコメント投稿するブログ
・主に収益やその他の個人的利益を生み出す目的で他のソースから既存のコンテンツを切り貼りしたブログ
がスパムにあたるブログの例となっていました。多分、今回はこの中の「主に収益やその他の個人的利益を生み出す目的で〜」という物に抵触して削除されてしまったのだと思います。
3.消されたブログの内容
簡単に説明すると、ある今売れている物の紹介ブログで、そのモノを1記事に付き一つずつ紹介していました。しかし、ちょっと気になるのが必ずしもその商品の話だけでなく、使い方などの説明もあったからです。
あと、考えられるのが、「著作権」。基本的に自分で記事を書いているので独自の記事ですが、やはり、他のブログなどを読んで勉強してからだとその内容が多少入ってしまうこともあります。しかも、記事数が少ないと内容が余計に目立つようになるし、検索順位が上がってくれば、他のブログからの攻撃対象にもなるので、著作権の内容で誰かがグーグルに訴えられて申し立てが成立したのかもしれません。まだ、ブログを作って1週間くらいしか経っていない状態での削除というスピードの速さから考えられることは、誰かからの申し立てのような気がします。
4.Bloggerのリスク
今回、自分に思い当たる節がなんとなくあったのですが、もしかしたら、中には何にも思い当たる節がなくて、ブログを削除されてしまったという人もいると思います。
今回、Bloggerでブログを削除されて、2つの大きなリスクがあるということを改めて認識しました。
・育てたドメインがなくなる
・コンテンツがなくなる
ということです。ドメインがなくなればまた1からドメインを育てないといけません。そして、コンテンツがなくなれば1からまた記事を書かないといけません。今回は、たまたま記事のバックアップがとってあったのでよかったですが、記事のバックアップがなかったり、かなり記事を書きためたブログが削除されるとものすごい被害です。アメブロもそうですが、Bloggerも消すときには警告無くブログを削除し、さらにデータもなくなってしまいます。クラウドサービスの怖さを知りました。
5.まとめ
やはり王道ですが、
・独自ドメイン
・ワードプレス
・独自サーバー
という3つの柱でサイトを作って鍛えて行く必要があると思います。このブログはワードプレスですが、自分で運営しているので、いろんな規約に縛られることもありません。人に依存するということはそれなりのリスクがあるという良い勉強になりました。早めにこういったことを経験出来てよかったです。
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