沼津港深海水族館の記事が長くなってしまって、当初は、
「沼津港深海水族館、シーラカンスミュージアムに行ってきた〜前半」
「沼津港深海水族館、シーラカンスミュージアムに行ってきた〜後半」
と2記事で終わるつもりでしたが、最後のおまけとしてミュージアムショップは別にしました。ここのミュージアムショップ面白いですよ!
11.ミュージアムショップ
最近のミュージアムショップは変わったおみやげが多く、結構楽しいので、博物館や美術館、水族館などへ行くときの楽しみの一つです、というか3分の1くらいはミュージアムショップに行きたいから行くというくらいミュージアムショップが好きです。
みんなミュージアムショップが好きなようで、ここの沼津港深海水族館のミュージアムショップも混雑していました。
入り口を入るとすぐに目につくところにぬいぐるみの棚がありますが、もし行くならここは要チェックです。なぜなら深海魚のぬいぐるみがあるからです。
どうです?
ぜんぜん可愛くないし、どちらかといえば気持ち悪いのになんとなく欲しくなってしまいませんか? 気持ち悪いものをぬいぐるみにするという発想が、まさに発想の転換ですね。
ほかにもこんな物もありました。
ざ、斬新すぎる…
チョウチンアンコウも目がちょっとこわい。
体のぶつぶつとか点々とかをリアルに再現し過ぎで、この職人魂には感服させられました。
でっかいシーラカンスもいました。
シーラカンス缶にはシーラカンスのフィギュアとおっとっとのようなスナック菓子が入っています。
「焼きサンマチョコ」や「めざしチョコ」などの不思議や商品も売っていました。味は普通のチョコなんでしょうか? それとも魚の味?
この中ではかわいい部類の「メンダコ」のぬいぐるみがありました。
深海生物のスマートフォン用のプラグマスコットは今大人気らしいです。これをつければ今日から人気者になれますか?
これだけ面白い商品があるのに、あの話題になった「ダイオウグソクムシ」の特大ぬいぐるみが見つかりません。店の中をあちこち探しまわるとカウンターの上で発見しました。
どうやら、人気商品であまりにも売れすぎて緊急入荷したそうです。もし、これを目当てに行くのなら在庫確認してから行ったほうが良いかも。
11.まとめ
沼津港深海水族館は水族館にしては結構小さい建物でしたが、結局1時間くらい楽しんでしまいました。さすがに新しい水族館だけあって、展示方法や解説に工夫が見られていて結構楽しかったです。
しかし、ちょっと値段が高い気がしました。今はNHKスペシャルでダイオウイカや深海の生き物が取り上げられていて、ダイオウイカの話が映画化されるなど、深海というキーワードで話題の人気施設なので1600円でも人は来ますが、多分、一度来て満足してしまう人が多いと思います。正直、この規模でこの展示なら1200円か1000円くらいかと。深海の生物を飼育するのは大変だと思いますが、やはり入場料があまり高いとブームが終わってからが厳しいんじゃないかと思いました。
今回は、夏休みでお客さんが大勢いて忙しいと思いますが、できれば係の人がいて、気軽に質問できるような雰囲気だと嬉しかったです。とりあえず、深海の環境を再現するために水槽でどうやって水槽の水圧を再現しているのかが気になりました。分かる人いたら教えてください!
あとは、チョウチンアンコウがどうやって光るのか、深海の大きな生物がどうやって泳いでいるのか、シャコがシャコパンチする瞬間、など展示できない、または展示してあるけど、普段あまり動かない生き物の動きがわかる動画を保存したタブレットなんかを貸し出してくれたりすれば、もっと楽しめると思います。
深海の生物の生息している駿河湾の沼津という素晴らしい立地にある水族館なので、深海の生物を飼育するのは大変だと思いますし、年中無休で営業するのもつらいとは思いますが、これからもがんばってほしいと思います!
それにしてもミュージアムショップのぬいぐるみは最高でした(笑 あれを見に来る価値はあると個人的には思いました。
館長の石垣さんの書いた本がDVD付きで安くてかなり売れてるようです。
石垣 幸二 笠倉出版社 2013-06
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