子育てをしていると考えてしまうのが「子供の進学」。
小学校、中学校は近所の公立に行くとして、高校からは学力によって通う高校が決まり、通学距離が長くなります。
どんな場所でも子供はたくましく通いますが、親としてはあまりにも遠い学校はかわいそう。
その解決策として「すべての地方公立高校に特進科を作る」というアイデアを考えました。
通学に片道1時間半
ぼくは高校の頃「自転車30分」「電車に乗り換えて25分」「2台目の自転車で20分」で最短で合計1時間15分、電車の接続が悪ければ1時間30分以上の道のりを通学していました。
やればできないことはないですが、実際に経験した身としては自分の子供に同じことをさせるのはかわいそう。
通学に時間がかかるので、友達の家も遠かったからなかなか遊べないし、通学で疲れてしまうので夜は疲れて寝てしまう(宿題をやらなかった言い訳ですが、、、)
「近所の高校に通ったら?」と思うかもしれませんが、大学への進学を考えるとできるだけ学校全体の進学実績を見て学校を選びたいものです。
さらに「進学実績の低い学校でも良い成績をとっていれば上を目指せるから高校なんて関係ないでしょ?」という声も聞こえてきそうですが、進学校には進学のための情報が集まりやすいですし、仲間も多い。
だから進学校には行きたい。
でも通学が大変。
という悩みを解消するためにすべての高校に「特進科」を作ったら良いのではないかと思いました。
文系と理系で特進科
1学年10クラス高校なら、文系で2クラス、理系で2クラス。
1学年5クラスの高校なら、文系で1クラス、理系で1クラス。
こんな感じで特進クラスを作ります。
特進クラスは主に進学を目指して勉強したい人向けのクラス。
定期テストの結果によってクラス替えもあり、特進クラスから落ちる人もいれば、新たに入る人もいるという仕組み。
生徒の要望が多ければ特進クラスを増やす。
という感じ。
進学希望者はクラスを分けることで、勉強する空気を保てるようにします。
授業内容は特進科は進学を意識した内容で、普通科と分けます。
こんな感じの特進科を作ってはどうでしょう。
「家から近いから」という理由で高校が選べる
特進科があれば「わざわざ遠い進学校に通うよりは、近い高校に行きたい」という子供のニーズを満たせるでしょう。
通学時間が短くなれば、それだけ部活や勉強、遊びに使う時間が増えて、より有意義な青春を送れるんじゃないでしょうか?
親も子供の進学先のことを考えて家を選んだり、送り迎えをする手間もなくなります。
どうですか?
検討してくれませんか、文部科学省のえらい人。