石川県の有名な観光地と言えば日本三名園にも名を連ねている「兼六園」と金沢城ですね。
今回、今まで行きたかった2つの観光地を回って来ました。
兼六園は、他の三名園の一つである岡山の後楽園とまた違った美しさがありました。
兼六園の周辺には駐車場がたくさんありますが、今回駐車したところは「石川県営兼六駐車場」です。
一時間350円で最大料金の打ち切りなしと、そんなに安くはありませんが、兼六園への近さと台数の多さから選びました。
兼六園までは徒歩5分ほどで、道の途中にお土産屋が並んでいるので、楽しく歩けます。ただし、坂が結構きついので、お年寄りにはつらいかもしれません。
先に兼六園に行こうと思ったのですが、金沢城の方が閉園時間が早いらしいので、兼六園の入り口で共通券を購入して、まずは金沢城から見ることにしました。
金沢城に来る数日前に上田城に行って、そのときは「上田城すごい!」と感動したのですが、金沢城とは規模が全然違いますね。
堀の深さ、大きさが段違いです。
さすがは加賀百万石。
城門も大きくて迫力があります。
石垣がきれいだったので、復元したのか補修したんですね。
天守閣はないですが、再建した五十間長屋はとてもきれいで、景色と調和が取れていました。
五十間長屋は中に入ることができます。
復元された建物の内部は当時と同じように木造で作られていました。
こういう木造で復元された建物を見ると、昔の人たちの木を使った建築技術のすごさが伝わってきます。
床がガラス張りになっていて、柱の構造が見られる工夫もしてありました。
金沢城を見学したあとは、兼六園に向かいました。
岡山の後楽園は広くて開放的な庭園だったのに対して、兼六園は山の地形を活かしたつくりになっていました。
日本初の噴水と言われている噴水が勢い良く水を吹き上げていました。
この噴水は19世紀中頃に作られたそうです。
兼六園の中には小川が流れていて、自然を感じられる作りになっていました。
池の中に島をつくってあったり、水面の上に突き出した建物が建ててあったりして、遊び心が見られます。
丘の上の地形に水辺をうまく配置して、小川を作ったりしてあります。
岡山の後楽園とはまた違った美しさがあり、さすがは日本三名園と呼ばれる庭園なだけあります。
今回は時間がなくて行けなかったのですが、徒歩圏内に金沢21世紀美術館もあるので、今度は時間をゆっくりとって21世紀美術館も回って行きたいと思います。
坂が多いので、ベビーカーに乗せるくらいの小さな子ども連れだと結構大変でした。