大河ドラマ「真田丸」をずっと観ていて行きたくなった「上田城」。でも、大河ドラマ放映中は混んでいるんだろうな〜と思って大河が終わって半年、ついに上田城に来ました。
半年経っていても、その人気は衰えを知らず、暑い日だったのですが、大勢の観光客で賑わっていました。
上田城へは車で行ったので、まずは駐車場探し。
今回「上田城跡公園駐車場」というところへ駐車することができました。
こちらはなんと無料。
しかも、上田城跡公園の中にあるのでアクセスもとても良い最高の立地です。
駐車場は上田城ができたときには川だった場所。
そこから城を見上げると、川を渡って城に攻め込むのが難しいことがわかります。
駐車場からはかつての堀の中を通って二の丸橋に向かいました。
橋を渡って公園内に入ります。
入ってすぐ両側に建物があったので、まずは「上田市立博物館」から入ってみました。
思ったほど真田家に関する展示が少なくて少し残念でしたが、全巻持っているマンガ「センゴク」の主人公である「仙石秀久」の鎧があったのには感動しました。
次は旧大河ドラマ館に行ってみました。
こちらは大河ドラマ「真田丸」一色の展示内容です。
どこを見ても「真田」ばかりです。
真田3代の鎧が展示してあってかっこよかったのですが、真田家を守った信之の鎧がなかったのはちょっとかわいそうでした。
真田昌幸が好んで来ていた毛皮の着物。
信繁が使っていた六文銭の入った太刀。
こちらは最終回で信繁が徳川家康を撃った銃。
赤備えの鎧もあります。
ドラマで使われた物を見ていると、ドラマのシーンを思い出します。
大河ドラマで使われた小道具や衣装などの展示の他に上田合戦などの合戦の解説、真田家の解説がありましたが、大河ドラマを観ていた人はだいたい知っている内容だと思います。
「甦る上田城」という築城当時の上田城を大型の湾曲したスクリーンで体感できるミニシアターは、迫力があって見応えがありました。
最後にはお土産コーナーがあり、真田家が大好きな人にはたまらないグッズがたくさん売られていました。
大河ドラマ館を出て敷地を歩いて行くと櫓門に出ました。
両側の櫓と正面の櫓門の中に入ることができました。
敷地のさらに奥には真田神社があったので、お参りをしてきました。
以前は天守閣がある城以外は興味がわかなかったのですが、最近は天守閣がおまけになってきました。
上田城は天守がない城ですが、建築当時の雰囲気が感じられ、関ヶ原のときに徳川軍を打ち破った凄さが感じられる、楽しい城跡でした。
帰りに上田名物の焼き鳥を食べたかったのですが、時間がなくて食べられませんでした。
そのかわり、上田の名物「美味だれ」を買って帰って焼き鳥を自分で作ったのですが、すごく美味しかったです。
甘辛い味噌ダレが絡んだ肉は、ご飯が進む味です。化学調味料が添加されていないタレで、あの美味しさを引き出しているのはすごいです。お土産におすすめです。
今回、上田城に行って上田城のジオラマが作りたくなりました。
今はいろんな城プラモデルが出ているんですね。
天守ではなく、こういう城の敷地全体を再現しているプラモデルは楽しいですね。