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3種の神器の一つ草薙の剣が納められている「熱田神宮」へ行ってきた

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 名古屋に行く用事があったので、ついでに以前から行きたかった熱田神宮に行ってきました。

 熱田神宮のご神体は3種の神器の一つである草薙の剣です。

 そんな熱田神宮にお参りしてきました。

 

◆熱田神宮とは?

 熱田神宮は愛知県の名古屋市にある神社です。

 主祭神は熱田大神(あつたのおおかみ)で、ご神体は3種の神器の一つである草薙の剣です。熱田大神は大和武尊であるという説もあるそうです。

 熱田神宮は織田信長とも深い関係があります。織田信長はもともと熱田神宮周辺の尾張を領地としていて、今川義元が攻めてきたときには熱田神宮に戦勝祈願に行っていますし、熱田神宮の宮司の息子も戦いに参加して戦死しています。

 詳しくは「センゴク外伝 桶狭間戦記」というマンガで詳しく知ることができます。

この作者は取材への情熱が半端なくて、この5冊を読めば戦国時代の初期の世の中の様子や、織田信長や今川義元が新しく作ろうとしていた国づくりの方向性がわかります。

 桶狭間の戦いで今川義元に勝った織田信長は、熱田神宮を更に大事にしてそのときに寄進した壁は今でも残っています。

 

◆熱田神宮の駐車場

 熱田神宮の周りは栄えていたので、熱田神宮に無料の駐車場なんてないと思って近くの有料駐車場に車を停めてしまいましたが、ちゃんと参拝者用の無料の駐車場が完備してあります。

 

 敷地の東側と南側に駐車場がありますが、南側に停めた方が正面から入ることができるのでおすすめです。

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 本殿に向かって進んでいくと、信長が寄進したという塀がありました。

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 土と石灰を油で練り固めて、瓦を積み重ねた作りで、三十三間堂の太閤塀と西宮神社の大練塀と並んで日本三大土掘と呼ばれているそうです。

 こちらは徳川5歳将軍綱吉が債権した「西楽所」というところで、5月1日の舞楽神事にはここで楽を奉するとのことです。

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 もう少し歩くと本殿が見えてきます。

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 本殿の前には門があってそこから先には進めないので、そこでお参りしました。

 ここから一旦正面の入り口まで戻ってみました。

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 やっぱり参道は正面から入った方が雰囲気が出ますね。

 正門の外には駐車場があります。

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 駐車場の脇にはわかりづらいですが、トイレがありました。

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 正門のすぐ左手には「別宮八剣宮(べつぐうはっけんぐう)」と「上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)」があります。

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 別宮八剣宮は信長、秀吉、家康など武家が崇拝した社として知られています。

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 正門から入って歩く参道は緑に囲まれて静かでとても気持ちよかったのですが、冬だったので少し寒かったです。

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 正門から参道を歩いて少し行ったところの左手には板石25枚で作られた名古屋最古の石橋がありました。

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 横から見るときれいな形をしています。

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 端を渡った先にはきれいな池がありました。紅葉の時期はきれいそうです。

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 その池の前には休憩所とおみやげ屋が併設されています。

 建物の中から池を眺められるような作りになっていました。

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 すぐ近くには宝物殿がありました。

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 拝観料は大人300円で、拝観時間は午前9時〜午後4時半までです。

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 中の展示室はそんなに広くはないですが、見応えがありました。

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 重要文化財にもなっている日本書紀の写しがありました。

 熱田神宮のご神体が草薙の剣という縁もあってか、刀剣のコレクションが多いことで有名な宝物殿ですが、刀剣の美術品に詳しくないのが残念でした。ちょっとでも勉強してから来ればよかったと思ってます。

 宝物殿を出たところに工事中の壁があって、そこに熱田神宮の歴史が貼りだされていました。

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 ゆっくりと全部読みたかったのですが、あまりの寒さに断念して途中で帰りました。

 まだまだ見るところがいっぱいありましたが、時間がないのでここで終了。

 もう少し勉強してから来ればもっと面白かったのが心残りです。

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