個人事業の開業の届けを出しに行ってきました。行く前はいろいろと調べたりしているうちに「結構たいへんなんじゃないか…」と思っていたのですが、やってみると結構簡単、というかあっさりと終了しました。
こんなことならもっと早くやるべきだった。こういうことって人生多いですよね。やる前はすごく大変そうに見えて、実際にやってみると実は結構楽だったってこと。そういうことを1つ1つ乗り越えていこうと思います。
そんなわけで、アフィリエイトの故事に事業の開業の届けと青色申告承認申請書を税務署に提出してきたので、その流れをまとめてみました。
1.開業の届けと青色申告の申請書をダウンロードする
まずは、開業の届けと青色申告の申請書をダウンロードします。こちらのページの中盤くらいに「個人事業の開業・廃業等届出書」のPDFファイルがあるのでダウンロードします。
次に、こちらのページの中盤くらいに「所得税の青色申告承認申請書」があるので、ダウンロードします。
これで必要な書類が2つそろったことになります。
2.管轄の税務署を調べる
つぎに、書類は事業の所在地の管轄する税務署に持っていく必要があるので、管轄の税務署を調べます。国税庁のこちらのページから調べることができます。ぼくは、てっきり近くの税務署が自分の所在地の管轄かと思っていたのですが、違いました。こういうこともあるので、ちゃんと事前に調べると良いです。
3.開業届けに記入
まず、最初に、
・納税地(事業の所在地や住所等)
・氏名
・生年月日
・職業
・屋号
を書いていきます。納税地は事業の所在地や住所を選んで書きます。氏名はそのまま氏名を書き、生年月日もそのまま生年月日を記入します。屋号は決まっていなければ空欄にしても大丈夫です。そうするとそのまま自分の名前が屋号になります。コンサルタント系で独立して屋号が名刺に書いてない人はこういう人でしょう。
職業はアフィリエイターと書いても、まだあまり認知されていないので、「広告仲介業」「ホームページ作成業」「ウェブ作成業」「ホームページ運営業」などと書くと相手へ伝わりやすいと思います。
次に届け出の区分の「開業」に丸をし、開業日を記入します。そして、「開業・廃業に伴う届出書の提出の有無」の「青色申告承認申請書」の欄の「有」に丸をします。最初に白色申告から始める人は、ここは「無」で構わないですが、目標を高くするのであれば最初から青色申告にしたほうが勉強になると思います。
その下の「消費税に関する〜」の欄は無しで構わないです。
そして、事業の概要を先ほどのように「広告仲介業」「ホームページ作成・代行」などを書きます。
最後に、左上に管轄の税務署の名前と提出日を書いて印鑑を押して終了です。印鑑も実印じゃなくても大丈夫です。
4.青色申告承認申請書の記入
次に「青色申告承認申請書」の記入をしていきます。住所、氏名、業種などは先ほどの個人事業の届け出と同じように記入していきます。
次に、事業所の名称と所在地を記入しますが、屋号がない人はそのまま自分の名前を書いておけば大丈夫です。
所得の種類は「事業所得」。青色申告を今までしたことがなければ「無」。事業の開始年月日を記入。相続による事業の継承でなければ「無」。
簿記の方法はなるべく控除を大きく取りたいのならば「複式簿記」を選択しましょう。面倒かもしれませんが、夢は大きくもって法人化するつもりなら「複式簿記」の考え方は必ず役にたちます。そして、添付する帳簿は「固定資産台帳」「総勘定元帳」「仕訳帳」に丸をしました。後で増えるぶんには構わないそうです。
5.コピーを取っておく
ここまでかけたらコピーをとっておきます。それぞれ一通ずつコピーをとって、コピーは原本と一緒に税務署に持って行って提出します。
6.税務署へ提出
先ほど作った原本とコピーと訂正用に印鑑を持って税務署へいきました。たまたま台風が近づいてきていて、なんて日に届け出をするんだろうと思いながら税務署へ向かいました。台風が近づいてきていたのと、10月という忙しくない時期だったので、税務署へ入るとすぐに手続きをしてくれました。
書類をチェックされて、原本を提出。そして、先ほどのコピーの方には「控え」の印鑑と受領印を押してもらって作業終了です。
この間2分くらいでした。やってみると簡単なものです。
これで、個人事業主の登録が完了しました。
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