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「モノが多すぎる」「部屋が片付かない」、、、そんな人におすすめの本「そうじ以前の整理収納の常識」の書評と感想

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「掃除が出来ない」

「片付けても片付けてもすぐに汚れる」

そんな悩みを持っている人はいませんか? そんな人におすすめの本が「そうじ以前の整理収納の常識」です。

よくある収納のテクニック本ではなく、物を捨てるときの考え方や整理の方法まで書かれていて、考え方がすごく参考になります。

 

目次だけでも意味が伝わってくるので、目次を読んでいるだけで片付けのヒントがたくさん学べます。そこで、目次の中から自分の中で役立つと思ったものをピックアップしてみました。

 

第1章 今更人に聞けない片付けの超常識

・今日は引き出し一つだけ。小さい範囲から始める

確かにいきなり家中の片付けを始めると大変だと最初だけやる気を出しても長続きしない気がしますし、実際に我が家でも同じような感じになりました。しかし、範囲を小さく絞って少しずつ片付けるという方法はかなり有効で、「今日は本棚のここからここまで」とか「クローゼットの引き出しを見直す」とか狭い範囲に限定することで、楽しく片付けができました。さらに、少しだけやるとやる気が出てきて、さらにやりたくなってくるものです。

・毎日使うものは使いやすく、これが収納の大原則

確かにこれは大原則ですね。特にキッチンではよく使うものは、使いやすいところにおいて、お客さん用の食器などは一番上に閉まってあります。

・書類は立てると必要なものがさっと出せる

以前勤めていた会社でなぜか「書類を立ててはいけないルール」がありました。理由は他の人の顔が見えなくなるからというよくわからない理由でした。しかし、そんなルールのせいで、みんなの机の上はいつも書類が山のように積み重なっていました。やっぱり書類は立てた方が見やすくて良いですね。

・テーブルを壁から離すと卓上が片付く

これは、とても納得できました。たしかにテーブルを壁にくっつけると、壁に近いところについつい何か置いてしまいます。人間の心理なんですかね? テーブルを少し離しておくだけで物を置かなくなりました。

 

第2章 意外に知らない場所別・整理収納の常識

・よく使う食器は食器棚の「胸〜おなか」の高さに収納

目線のちょっと下くらいに収納すると良いということですね。しかし、キッチンってそういう調度良い場所に限って収納がなかったりします。我が家はちょうど「胸〜お腹」あたりの収納が少ないので、なるべく「胸〜おなか」周辺に収納するようにしています。

・シンク下にものを直置きしない。容器に入れると掃除も整理も楽

シンクの下に細々としたスパイスやボトルなどが入っていたりしますが、確かに、そのまま置くと移動させるときに一本一本移動させないといけないし、掃除も面倒です。100円ショップで売っているケースに入れて収納すると移動が楽です。

・冷蔵庫の食品は、分類してケースに入れて使い忘れ防止

これに関してはまだ完璧にできていないですが、少しずつ初めていますが便利で片付きます。100円ショップで買ったケースに食材を載せて冷蔵庫に入れておくと、出す時や入れるときに便利です。うちでは「ご飯のお供」ケースを作ってその中に梅干しや漬物などを入れてあるので、ご飯のときはケースごと取り出して食卓に置くだけなので便利です。この方法はよくテレビの片付け達人のような人も紹介しています。食品を取り出す時間も減るので、節電にもなるらしいですよ。

・服を丈別に吊るすと収納量が格段にアップ

丈の長いコートは端っこに寄せて、丈の短いTシャツなどは反対にすると、吊るした服のしたに空間ができるので、収納力がアップするということです。これは盲点でした。

・布団の下に引き出しケースを入れて高さを有効活用

これ、今までやって来ましたがかなり便利です。布団を一番下におくと取り出しづらいですが、引き出しケースを入れると高くなるので、取り出しやすくなり、さらに下のスペースも有効につかえます。奥行きがあるケースなら奥までしっかり物が入りますし。

・要処理を分けて明確にするとDM情報が無駄なく活用できる

DMも金融や保険関係のものだと重要かと思って躊躇してしまって、結局開けてなくて片付かないこともありましたので、最近は100円ショップでプラスチックケースを買ってきて、そこに一時置きするようにしました。片付けないとたまってしまうので、片付けるようになります。

・鏡や推薦金具をピカピカに磨くと清潔感がぐんとアップ

以前、プロの掃除屋さんに同じことを教えてもらいました。そのときは「シルバー」と呼んでいましたが、金具がピカピカだと以外と他が目立たず、きれいに見えます。

 

第3章 収納以前の「測り方」「仕切り方」のマル秘常識

ここでは、細かい項目で測り方が書かれていますが、収納にはサイズが重要だということがわかります。我が家も引越したばかりのときは、いろんなところのサイズを測って家具や収納ケースを購入しました。そうしておくと、良い物が見つかったときにすぐに調べることが出来て便利です。サイズを測った紙を携帯電話で撮影しておくと便利です。

 

第4章 へぇ〜こうすれば物が減らせる常識

・迷う服はその場で着て判断

これは、引越しするときにやりましたが、有効です。実際に着てみると「これはもう着ないな、、、」という服がすぐにわかります。我が家では「ファッションショー」と言っていますが、やってみると面白く、簡単に片付きますよ。

・写真はベストショットだけを厳選する

先日、アルバムを見返していたら大量の失敗写真などもそのまま取ってあったので、その場で捨てました。写真もそのまま取っておくと結構な量になっているものですね。捨てるときに結構抵抗があったので、最初にスキャナで全部スキャンしてから捨てました。

by カエレバ

・賞味期限切れの食品は即処分

うちの奥さんは結構古い食品でも取っておく人です。最近、賞味期限が3年前に切れたしかも開封済みのサプリを見つけました。捨てようとしたら「高かったんだから」というので、1つ取り出して「食べる?」と聞いたらどうやらかなり色が変色していたみたいで、その場でゴミ箱行きになりました。その時に食べる勇気がなければ捨てたほうが良いですね。

・おまけ調味料や割り箸は無目的にためない

これ、結構たまりますよね。最近、大量の割り箸を少し捨てました。

 

第5章 買う前に知っておきたい収納グッズの選び方・使い方

ここでは、収納グッズの選び方として、引き出しケースやハンガー、突っ張り棒、この字ラック、くつホルダー、カラーボックスなどの選び方を紹介しています。

 

第6章 仕事がはかどる オフィスの整理収納の常識

ここでは、オフィスの収納について書かれていましたが、個人的にそこまで「おおっ!」と思うほどのものはありませんでした。あえて言うならパソコンのデータに関してで、「フォルダの階層は3層までが作業効率がよい」ということでした。確かに奥の奥のほうまで階層分けしてしまうと、探しづらいですよね。

 

と、全体的からぼくが参考になったところを紹介してみました。まだまだ整理、収納のテクニックはたくさん書いてありましたし、整理、収納の根本的な考え方が参考になったので、いろんなことに応用できることが勉強になる本でした。

by カエレバ

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