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「11歳のバフェットが教えてくれる経済の授業 田口智隆」の感想と書評

 投資の神様としても有名な世界で1番の金持ちにもなったことがあるウォーレン・バフェット。

 彼に関する本は世の中にたくさんありますが、この本はウォーレン・バフェットの子どものときのエピソードを元にしながら「経済」というものについてわかりやすく解説した本です。

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◆著者について

 

 著者は1972年に埼玉県で産まれた「田口智隆」という方です。

 1992年に日本教育メディア社という会社に入り、大学受験の現代文を担当しました。その後、1999年に父親が山に倒れたのを機に経営していた株式会社プロヘルプオフィスに入社し、2006年に同社の代表取締役に就任。

 損害保険、生命保険だけを扱う専業保険代理店を地域ナンバーワン代理店に成長させました。

 28歳のときには借金が自己破産寸前まで膨れ上がりましたが、生き方を変え節約と資産運用で数年で完済しました。

 そして、34歳でお金に不自由しない状態になり、現在はお金のセカンドオピニオンサービスやセミナーなども開催しています。

 

◆本の概要

 本書はウォーレン・バフェットの自伝などから抜粋したバフェットの子どもの頃のエピソードを元に、お金や経済、株や投資信託、不動産などの投資、税金、保険などについてわかりやすく解説しています。

 子どもの頃のバフェットが街中のガソリンスタンドからジュースの蓋を集めてやっていたことや、10歳の誕生日にパパにお願いしてウォール街に連れて行ってもらって感じたことなど、子どもの頃のバフェットがやっていたこと、考えていたことを元にしていてちゃんと説明すると難しく感じることでも、すっと頭に入ってきます。

 

◆本の産まれた背景

 本書は著者がお金についての教育を受けていない日本人に対してわかりやすく学んでもらうために作られました。

 まあ「フォレスト出版」という出版社の本の性質から考えると、本書を読んで著者の考えに共感してもらい、無料のメルマガに入ってもらってセミナーからコンサルという流れにもって行きたいということでしょう。

 そのために有名なウォーレンバフェットの名前やエピソードを使っているような気がします。


◆本書からの気付き

 本書を読むとバフェットが少年のときには大人がサラリーマンを辞めて商売を始めて、もうかったら税金を納めて残ったお金で投資して成功するということを少年のうちにすべて経験していることがわかります。

 やっぱりバフェットって面白い人物ですね。

ウォーレン・バフェットの自伝もありますが、この本を読むと子ども時代のバフェットの考え方がバフェットという人間をつくる根底になっていて、経済、商売、投資などの基礎はすべて子どもの頃にできていることがわかります。

 昔はエジソンの自伝漫画が流行っていましたが、これからはバフェットの自伝が子どもの中で流行るのかもしれないと感じました。

◆こんな人におすすめ

 ウォーレン・バフェットという人を聞いたことがあるけど詳しく知らないという方にはおすすめです。また、ウォーレン・バフェットのファンで、彼の考え方を学びたいという人への入門書としても良いかも。

 ただ、経済の基礎などは他の本で知っている方ならそこまで学ぶことはないかも。

 あくまで経済やお金の基本をバフェットの子供時代のエピソードに絡めて説明しているだけなので。

 

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2015/12/02 | 読んだ本の書評

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