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【山梨観光】31歳という若さで亡くなった芸術家の人生を追体験できる「中村キース・ヘリング美術館」に行ってきた

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 友達が大好きで何度も行ったという「中村キース・ヘリング美術館」に行ってきました。

 31歳という若さで亡くなった天才の苦悩や喜びの人生を追体験ができるような面白い趣旨の美術館でした。ただ普通に壁に作品を展示していある美術館と違ってなかなかおもしろいです。

 

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◆中村・キース・ヘリング美術館の基本情報

名称  :中村キース・ヘリング美術館
所在地 :山梨県北杜市小淵沢10249−7
電話番号:0551−36−8712
開館時間:10:00〜17:00
休館日  :冬季休館あり(詳細)
入館料 :一般     1,000円
     大学生・シニア 800円 
     小中高生    600円
公式HP :http://www.nakamura-haring.com/
駐車場 :有り 

 中村キース・ヘリング美術館は中央自動車道の小淵沢インターから車で5分くらいのところにあります。

 周りには他にも美術館があったり、美味しいレストランがあったり、八ヶ岳リゾートアウトレットがあったりして、十分観光できる地域です。

 以前は近くの清里の方が有名でしたが、最近は小淵沢の方が店が多い気がします。


◆中村和男とは?

 「中村キース・ヘリング美術館」の中村とは中村和男という人物が作ったことに由来しています。

 中村和男とはシミックホールディングスという東証一部上場会社の創業者で、シミックホールディングスは持ち株会社を通じて医薬品の開発支援、製造支援、営業支援、ヘルスケア、知的財産開発の事業で広域支援を行っている会社です。

 中村キース・ヘリング美術館はシミックの創業者である中村さんが、ニューヨークに出張したとkにキース・ヘリングのリトグラフに出会って、そのがコレクションをするきっかけになり、美術館を作るまでになったそうです。

 

◆キース・ヘリングとは?

 キース・ヘリングってぜんぜん知らなかったのですが、調べてみると今まで結構目にしていたことがありました。ユニクロともコラボしていキース・ヘリングのデザインを使ったTシャツが売られていることもありました。

 多分、一番有名な絵は犬の絵だと思います。

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 この絵は見たことある人も多いんじゃないでしょうか?

 キース・ヘリングは1958年生まれのアメリカのストリート・アート、ポップアートの芸術家です。シンプルでメッセージ性の強い絵が特徴的な画家です。

 当初は駅の構内の落書きをしていましたが、その落書きがコミカルでポップで誰にでもわかりやすいと評判になり、知名度をあげていきました。

 自信がHIV感染者だったということもあって、AIDS撲滅活動や社会貢献に積極的な人でした。

 1990年に31歳という若さで亡くなってしまいましたが、10年という創作期間の間に様々な作品を残した芸術家です。絵画の他に立体的な造形も行っています。

 もともとキース・ヘリングに興味はなかったのですが、友達がこの美術館が好きで、何度も行っているというので行ってみることにしました。

 

◆中村キース・ヘリング美術館に行ってみた

 ナビの通りに進むと駐車場が現れたので、車を停めて看板に従って歩き出しました。看板には有名な犬の絵が描いてありました。

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 案内板の通りに歩いていくと、森の中を通っていきます。天気が良くて散歩が気持ち良いですし、足元には歩きやすいようにウッドチップが敷かれていました。

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 道の途中にはオブジェも立っています。

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 橋を渡ってさらに進みます。

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 美術館の横で工事をしていました。

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 2015年の春には「美術館を超えた美術館」をテーマにリニューアルオープンするそうです。

 美術館入り口のすぐ横の工事中の壁に落書きをしている人が描かれていました。キース・ヘリング本人かはわかりませんが、落書きから有名になったキース・ヘリングを見ているみたいで、洒落っ気がある演出ですね。

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◆キース・ヘリングの人生を体験できる造り

 入り口を入るとバーカウンターのような感じの受付が待っていました。

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 そこで入館料を支払い説明を受けました。

 この美術館はキース・ヘリングの人生を追体験できるような造りになっていて、奥に進むにつれてだんだんと後期の作品になっていくという展示方法をしているそうです。

 受付で作品の説明が書かれた館内マップを受け取り、さっそく進んでみました。

 いくつかの展示を見ながら進んでいくと、天井の高い細い通路を通りました。

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 この辺りでキース・ヘリングは人生に迷って狭い道に迷い込んでいるような気分だったのでしょうか。

 その先の部屋は暗い中に多数の作品がバラバラに展示されていました。

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 暗闇の中で悩み、もがきながらも新しい作品を創作していった期間なのでしょう。人間の暴力や動物的なところを表現しているような作品がいくつかありました。

 単純な線からできている作品の真意を解く作業はなかなか楽しいです。

 その先は明るい部屋になりました。自分の創作活動の様子をビデオに収めたという作品が展示されていました。

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 そして、広い空間にでました。

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 大きな絵、立体作品の展示室で一番広い部屋です。

 作品の色使いも鮮やかになってきて、楽しい雰囲気のものも増えました。

 最後の通路には両側の壁にキース・ヘリングに関する記事などが貼り付けてありました。

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 日本でもキース・ヘリングの店舗があったようで、来日したときの新聞記事がありました。

 通路を抜けると、最初の入り口の脇にあったミュージアムショップに出てきます。ミュージアムショップではキース・ヘリンググッズが売られていました。

 ただきれいに作品を展示してある美術館と違って人生を追体験する楽しみがありました。

 最後に、美術館に展示してあったキース・ヘリングがアメリカのローリング・ストーンという雑誌でインタビューに答えた言葉を紹介します。

「どんなに長く働いたって、いつか終わりはくる。75歳まで生きたってきっとやり残したことはあるし、新しい発想を得ることもあるだろう。やりたいと願ってできなかったことはつきない。たとえ人生を何度も繰り返したとしても。だから僕は死という現実を受け入れることに問題はない。死には制限がないからね。死はいつやってきてもおかしくないし、いつか必ずやってくる。そう考えて生きていれば死とは無関係になる。今自分がしていることは全てやりたかったことだけだ。」

 HIVに感染して31歳という若さで亡くなったキース・ヘリングは、その若さの中で思いっきり人生を全うし、全力で生きたということが伝わってくる文章ですね。HIVに感染して死と正面から向き合う中で出てきた考え方でしょう。死と向かい合っている人にしてはなんだかさわやかな言葉のような感じがしました。

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